2010年07月06日

閉鎖的な組織の弊害

大相撲の失態が続いている。

その失態は、力士だけではなく組織の問題である。


大嶽親方と琴光喜がクビになった。これは妥当だと思うが、世間の指摘にあるように「トカゲの尻尾きり」感が強い。


リンチ問題、大麻事件、横綱朝青龍の暴行問題など、その都度自浄作用が求められ、何度も頭を下げてきた上でこの始末である。

いまだ親方衆の中には、土俵にあがったことの無い人間が理事会に関わることに反対の仁が多くいるようである。



喝だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ツ



残念なことに、閉鎖的な組織の最たる弊害がここに現れている。



常識が非常識。


狭い世界の中で、純粋培養で育ってきたなかでの不幸。


力士の多くは、中学を卒業し、すぐに部屋に入門。

部屋の先輩の世話で上下関係を学び、下積みをしていく。



しかし、その先輩と言っても社会経験はゼロである。


自分が奉仕したことに対するお役立ちの対価である報酬が、お金であるべきと考えるが、その当たり前の経験は少ない。


出世すれば、タニマチからちやほやされ、高額のお金が入ってくる。

そのお金の使い道に対して、指導すべきだと思うが、

指導する立場の人間も同じ道で来た人間である。



常識の違う人間に、常識が教えられるのだろうか。





オレの関わるのは、まさに閉鎖会社と呼ばれる中小会社ばかりである。

親族などで経営陣が占められる場合も多い。


しかし、多くの経営者は後継者候補を必ず外で修行させる選択をする。


外で仕事することで、世間を知り、常識を知り、親の会社や仕事を客観的な視点で眺めることができる。



これが重要なのだ。


そしていったん入ってからも、真摯に外部の人間の意見に耳を傾ける必要がある。



オレのような税理士や弁護士などがそれに含まれてくるだろう。


会社のことを思うからこそ、私的な欲には厳しい意見を言うし、世間での判断の助けになるアドバイスをする。



もう一度、大相撲の協会をの役員を占める親方衆に心を入れ替え、真摯な態度を求めたい。


自分たちは大相撲の社会では出世したかもしれないが、

世間の常識を満たし、高い志を持っている人間であることを求められていることを自覚して欲しい。




そうでなければ、公益法人としての優遇は辞退すべきである。










anikiniomakase at 12:33コメント(0)経営  この記事をクリップ!

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