残暑お見舞い申し上げます。

現在、台風7号が北上しているようですが、皆様のところはいかがですか?大丈夫でしょうか?
これから台風の季節。備えあれば憂いなし。ご注意下さい。

さて、もうご存じかもしれませんし、初耳かもしれませんが、『アポキル錠』なるものが市場に出回りはじめ、バオにも入荷しました。

このアポキル錠の有効成分であるオクラシチニブは、インターロイキン-31等のアレルギーの痒みと炎症を惹起するサイトカインのヤヌスキナーゼを介した細胞内シグナル伝達を阻害する分子標的薬なのです。
話、すこしややこしや〜ですが、要は痒み・炎症のメカニズムの大事な部分をブロックするということです。

類似の薬は、いままではステロイド剤(プレドニゾロンなど)、ある種の免疫抑制剤(シクロスポリン)、犬インターフェロン製剤などがあったわけですが、それぞれにメリット・デメリットがあり、特にステロイドの副作用はどうしてもホルモン剤の宿命的なものがあり、短期において、長期においても効果と副作用の兼ね合いをいつも考えながらの使用だったわけです。

今回のアポキル錠。分子標的薬。
免疫系の抑制ということから感染の感受性上昇、腫瘍疾患の症状悪化などの副反応が考えられます。
あと、臨床的には下痢、嘔吐などの消化器障害、皮膚紅斑、膿皮症、外耳炎などの皮膚障害、尿路感染症、眠気などの事例があるようです。

薬は使われるのではなく、使うもの。

この新しい薬もその特性を十分考慮した上で適切に使用すれば、今までにないイイ薬になる可能性があります。

Dr.BAOは発売までにこの薬のセミナーなどで情報を収集してまいりました。
これからも実際の使用例などの報告などを逐次チェックし、患者様のアトピー、アレルギー治療に有効に使用していこうと思っております。

ではでは、また続報もいつか〜
Dr.BAOでした(^_^)ノノ゛