軽度発達障害の二次障害と合併症

軽度発達障害には二次障害や合併症が見られます。 軽度発達障害の二次障害の例としては、PTSD、行為障害、うつ、適応障害、解離性障害などがあります。 二次障害は子どもが抱えている困難さを周囲が理解して対応しきれないことから引き起こされるもので 軽度発達障害で本来抱えている困難さとは別に行動や情緒の問題が出てしまうものです。
また、軽度発達障害には合併症も多く見られます。 例えば、ADHD(注意欠陥多動性障害)、ADD(注意欠陥障害)、高機能広汎性発達障害(HFPDD、アスペルガー症候群、高機能自閉症)、 LD(学習障害)などの単独障害だけでなく、PDDとADHD、PDDとLD、HFPDDとLD、LDとADHDというように 軽度発達障害同士の合併症状が見られるケースです。 二次障害を起こす要因としては周囲の理解を得られず、いじめ叱責、虐待などが多く 生来の疾病とは別に、PTSD、行為障害、うつ、適応障害、解離性障害などの 心の問題を抱えてしまいます。
例えば、周囲からのいじめを疾病のために起こる相手の気持ちを理解しない行動・態度のために 受けたりします。相手の気持ちを理解しない行動・態度は、疾病のために起こっているにも関わらず、 たとえ、本人に全く悪意がなくても、周囲から疾病のことが理解されていないため 自分の言ったなにげない言葉で相手をひどく怒らせてしまって周囲からひどいいじめを受けることがあります。 このように、自分が理解されない結果周りからいじめられてしまう経験を持つと 「周りの連中はみんな敵だ」とか「社会は悪意に満ちた存在」という考えのまま成長してしまい 不幸な場合は大人になって、大きな犯罪を引き起こしたりするケースもあります。