『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』



観て来ました。

154分の長時間作品ながら、むしろ前作よりも話がシンプルにまとまっていて好印象。
前半は、主人公サムの就職活動やらアポロ月面着陸が実は…的な話が、かなりユルく描かれているが、後半は約1時間程もノンストップな戦闘シーンが続く。今回は3D作品なので、前半は後半の見せ場のために3Dに目を慣れさせるための準備期間かいな、と解釈。迫力だけは抜群なので、ストーリーとかはおまけだと思って、素直にアトラクションを楽しむべき作品なのだろう。

ヒロイン役が失言で交代してしまったのは残念。女優交代だけでなく、彼女とは別れたという設定にまでしてしまう必要はなかったのではと思うのだが。裏事情はどうあれ、これまでの体験があればこその流れだと違和感はないのだが、新しい彼女って設定だと、あそこまであの状況を受け入れてしまうってのはやはり違和感がある。普通逃げちゃうでしょ。

サムの就職先の社長役が、ジョン・マルコビッチが演じているのだが、これがかなり個性的なキャラに仕立てていて活躍が期待されたのだが、要素的にはまったく必要のないポジションで、何がしたかったのか意味不明だ。期待し過ぎたこちらが悪いのか、残念としか言いようがない。

まあ、考える必要のないジェットコースタームービーなんで、出来る限り懸念や違和感を抱かせない感じに持っていくべきだったとは思う。とは言え、良く出来たジェットコースターだった。

『アイ・アム・ナンバー4』



観てきました。

ビジュアルやアクション演出はお手の物な監督なので、その部分は安心してみることが出来た。
ただ、世界観の作り込みがイマイチだったかな。

当初のPVなどでは、No.1〜9までの人間がいて、No.1から順に殺されていき、主人公はNo.4で次は自分の番だと認識するってな話で、その謎の部分、なぜNo.がついているのか、なぜ命を狙われるのか、政府の作った人間兵器で、人体実験施設から逃げたものか、はたまたミュータントか、ってな期待感を持って観に来たのに、期待を裏切る、ありきたりな宇宙人設定。

それならそれで、ちゃんと作りこんでいるかと思いきや、特別な力を持った宇宙人が地球に逃れて隠れ住み、悪い宇宙人が彼らの能力を危険視して始末しようと追ってきた、という曖昧かつ陳腐な設定がほとんど説明セリフだけで片付けられ、なぜNo.が付いているのか、なぜ順番通りに狙われるのか、No.1〜3までは能力を発動できなかったのか、何故9人は協力して対抗したり、来るべき日に備えて能力を鍛えておかなかったのか、まったく理解できない。

主人公とヒロインの学園ラブロマンス的な部分にものすごい時間を割いてしまい、能力に目覚め、自分で能力を試していくシーンが一番面白くできる要素だと思うのに、このあたりはおざなり、ようやく始まったアクションシーンは10分程度で終了してしまう。何とも残念な展開だ。そんなものを観に来たのではないのだよ。

導入編として謎を残しておきたいにしても、最低限やることをやらないと、次はもう作れないぜ。
すでに2作目の製作が決まっているのだとしても、あるいは、1作目のヒット次第で2作目の製作がジャッジされるのだとしたら尚更、せめてアクションシーンはあと20分は多くしておくべきだろう。でないと決まっていた2作目以降の製作も白紙に戻されてしまうのじゃないのかな。

『SUPER 8』



観てきました。

何と言うか、スピルバーグの作品のリメイクってな印象。
CG技術は向上しているのだが、作品の質的な部分はまったくスピルバーグを超えていない。テクノロジーの向上と作品の出来は比例しないという好例だな。

公開前の情報制限で期待を煽るのは間違っていないし、本編でも後半まで謎を引っ張る演出も効果的だと思う。
ただ、蓋を開けてみたら、期待ハズレで大したものが入っていなかっただけの話。

初恋の切なさや友情、家族愛、アンチ軍隊など、テーマや描き方も一緒。
スピルバーグをやるのは構わないが、オリジナルを超えてみせなきゃ大失敗だろう。

『X-MEN:ファーストジェネレーション』



観てきました。

キューバ危機という歴史的事件の中で、初代X-MENたちの活躍が描かれており、時代背景もあってか、コミック版と同じ黄色と青のコスチュームが眩しい。

チャールズ役は、パトリック・スチュワートだから受け入れられていたあの上からものを言う感じが、ジェームズ・マカヴォイだと途端に傲慢で生意気この上なく写る。言っていることは正しいが、正論過ぎて素直に聞こえない。むしろ、悩み苦しみ葛藤するエリックの方が人間らしく好感が持てる。このあたりの配役と演出は上手いな。
ミュータントのスカウトシーンや、能力紹介、能力修行といい、映画としての面白さは十分。

感情の象徴であるエリックと、理性の象徴であるチャールズとの対比がよく描かれていて、怒り悲しみ喜び愛情などの感情豊かなエリックに対し、どこか達観していて他人と距離感があり、他人の思考や感情を読み取れるくせに、ミスティークの苦悩や求めをスルーしてしまう残酷さを持つチャールズに、見るものは割り切れない大人の汚さを感じるかもしれない。アクション映画でありながら、このあたりの機微が上手く設計されている部分もイイね。

ミスティークが何故いつも全裸でいるのか、ハンクがなぜ青い毛むくじゃらになっちゃったのかが描かれているのも興味深い。また、原作では周知だが、前作『X-MEN:ファイナル ディシジョン』のエンドロール後のシーンで出てきた謎の女性モイラの正体も解決され、次回作の橋渡しにもなったようだな。

『サロゲート』



観てきました。

全体的には『マイノリティ・レポート』別バージョンといった感じの設定+ストーリー。しかし設定は同じものの、そのクオリティには雲泥の差があり、こちらはかなりショボい。
近未来のくせに街並みや生活空間など、美術に斬新さがない。
斬新さがないどころか、チープさが出まくりで、人間代わりのロボットであるサロゲートに接続する装置や、サロゲートの充電施設など、何の工夫もない空間に取ってつけたように違和感ありまくり。そのデザインも何とも残念な限りの出来で、特に顔の表皮を剥いだサロゲートの機械の顔は、80年代のB級SF的。これは笑うトコなのかとちょっと困惑してしまった程だ。これなら『超電子バイオマン』のメカクローンの方がなんぼかマシだな。
そもそも人型のロボットはあくまで人が演じているので、画面上はあまり派手さがない上に、予想を裏切らない平凡な結末に、物足りなさだけが抜群という有様。何とも残念。
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