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2008年05月02日

レ・ミゼラブル 少女コゼット

1815年10月のある日、75歳になったディーニュのミリエル司教の司教館を、ひとりの男が訪れる。男の名はジャン・ヴァルジャン。貧困に耐え切れず、たった1本のパンを盗んだ罪でトゥーロンの徒刑場で19年も服役していた『危険な人物』であった。行く先々で宿泊を断られた彼を、司教は暖かく迎え入れる。しかし、その夜、大切にしていた銀の食器をヴァルジャンに盗まれてしまう。翌朝、彼を捕らえた憲兵に対して司教は「食器は私が与えたもの」だと告げて彼を放免させ、「正直な人間になってもらうために」二本の銀の燭台をも彼に差し出す。それまで人間不信と憎悪の塊であったジャン・ヴァルジャンの魂は司教の信念に打ち砕かれる。そして、サヴォワの少年プティ・ジェルヴェ (Petit-Gervais) の持っていた銀貨40スーを盗んでしまったことを司教に懺悔し、『正直な人間』として生きていくことを誓う。

1819年、ヴァルジャンはモントルイュ=スュール=メールで『マドレーヌ』と名乗っていた。彼は黒いガラス玉および模造宝石の産業を興して成功をおさめ、さらには、その善良な人柄と行動が人々に高く評価されて、この街の市長になっていた。彼の営む工場では、1年ほど前からひとりの女性が働いていた。彼女の名前はファンティーヌ。パリから故郷のこの街に戻った彼女は、3歳になる手前の娘をモンフェルメイユのテナルディエ夫妻に預け、女工として働いていたのだ。

しかし、それから4年後の1823年1月、工場を解雇されて生活苦におちいった挙げ句、売春婦に身を落としたファンティーヌは、あるいざこざがきっかけでマドレーヌのもとへ運ばれる。病に倒れた彼女の窮状を調べた彼は、モンフェルメイユから彼女の娘コゼットを連れて帰ることを約束する。テナルディエは"コゼットの養育費"と称し、様々な理由をつけてはファンティーヌから金を請求していたのだ。それが今では100フラン[2]の借金となって、ファンティーヌの肩に重くのしかかっていた。

だが、モンフェルメイユへ行こうとした矢先、ヴァルジャンは、自分と間違えられて逮捕された男・シャンマティユーのことを私服警官ジャヴェールから聞かされる。シャンマティユーを放っておけず、彼を救うために自身の正体を世間に公表し、プティ・ジェルヴェから金40スーを盗んだ罪でジャヴェールに逮捕される。『終身徒刑(=終身刑)』の判決を受けて監獄へ向かう途中、軍艦オリオン号から落ちそうになった水兵を助けた後、海に転落。通産5度目となる脱獄を図る。

そして、約束の時からおよそ1年後……1823年のクリスマス・イヴの夜、ファンティーヌとの約束を果たすためモンフェルメイユにやって来たヴァルジャンは、街はずれの泉でコゼットに出会う。当時、コゼットは8歳前後であったにも関わらず、テナルディエ夫妻の営む宿屋で女中としてタダ働きさせられている上に夫妻から虐待され、夫妻の娘たちからも軽蔑されていた。その光景を見たヴァルジャンは静かな怒りをおぼえ、テナルディエの要求どおり1500フラン[3]を払い、クリスマスの日にコゼットを奪還する。
(Wiki情報)

放送期間: 2007年01月
放送時間: 19時30分(日曜日)
放送局: BSフジ

コゼット(3才)(松本環季) コゼット(名塚佳織) ジャン・ヴァルジャン(菅原正志) ファンティーヌ(萩原えみ子) ジャヴェール(松山タカシ) ガヴローシュ(小林由美子) テナルディエ(矢部雅史)

第6話 コゼットの誕生日

第5話 ジャヴェールの疑惑

第4話 お母さんの手紙

第3話 新しい友だち シュシュ

第2話 ジャン・ヴァルジャンの秘密

第1話 ファンティーヌとコゼット

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