2009年07月21日

シャングリ・ラ 第16話

サブタイトル 「狂乱樹獄」 
シャングリ・ラ オリジナルサウンドトラックシャングリ・ラ OST

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あらすじ

ディグマ1の顔が孤独に歪むのを見たい...
そんな涼子の我侭により、美邦から一番のお気に入りの侍女・ミーコ(本名クマガイテツオ)が取り上げられる。
ちょうど弱っていた水蛭子の依り代に、ミーコを指名する涼子。

一宿一飯の世話になった草薙邸を後に、ドゥオモへと帰還した國子は、
早速凪子アトラス事業記念館で目にした内容について問う。
凪子がアトラス初代総裁だというのは本当なのか?
しかし凪子は答えず、武彦がまだ戻っていないことを指摘する。 「あれも真実を見たんだろ...」
やはり凪子がアトラスの初代総裁だったことを知り、國子は祖母をドゥオモから放逐する事を決定した。

ついにミーコは呪札に呑み込まれ、新たな水蛭子となってしまった。
悪夢にうなされるようにして目覚めるモモコ...

謎の敵からの砲撃の跡地で見つかった植物は、キノコのような形状のダイダロスと呼ばれるものだった。
2ヶ月で巨大化して開花するというダイダロスは、遺伝子操作による産物。
古河この植物種こそが砲撃の張本人であると断定した。
かつてダイダロスは体内に蓄えられた酸素によって種を放出していたが、
環境耐性による進化で有毒な窒素酸化物を用いるようになっていた。
ドゥオモが砲撃された際には有毒ガスが検出されなかった事から、ダイダロスはここ最近で著しく進化していることになる。

アトラス側も謎の砲撃手の正体を掴んでいた。
森林火災を未然に防ぐために作ったのにね... まさかこんな怪物になるとは...
放っておきなさい。 こちらが熱を出さない限り、攻撃してこないんでしょ?」(涼子)
地上に送ったNo.13と連絡が取れないと報告する秦。

國子の言葉が堪えたのか、草薙は軍を除隊する。
その事を知らされた涼子だが、大して関心を示さない。 「好きにさせなさい。 所詮はスリーなんだから...

國子たちはジャングルの中で巨大に成長したダイダロスを焼き払おうとするが、ダイダロスが種を放って反撃する。
炎に反応してダイダロスが防衛本能によって攻撃するようになったと、國子に説明するモモコ。
実はモモコは、ニューハーフになる前は大学で植物の研究をしていたと言う。

ミーコを奪還するため、多数の従者と共にアトラス公社に侵攻する美邦。
全く銃弾を恐れず美邦の前に進み出た涼子は、自身の頭を銃で撃ってみせる。 だが、弾は不発。。
「私の運命はそれほど強いのです」(涼子)

涼子に連れられ水蛭子の池へとやって来た美邦は、ミーコの変わり果てた姿に驚く。
美邦に襲い掛かろうとする水蛭子を、まだ消滅していないミーコの魂が諫める。
奇声を上げていた水蛭子だったが、やがてミーコの声がそれを支配。
もう以前の自分ではないと説明し、見捨ててほしいと告げるミーコ。
「もう離さぬ」と水蛭子を抱きしめる美邦に、涼子は銃を向けた。 「お遊びの時間はお仕舞いですよ」

しかし美邦の窮地に小夜子が現れ、水蛭子を人質に取り強硬姿勢を示す。
間もなくアトラス全体が激しく揺れ始める。
いいの? 固有振動が始まった。 水蛭子と人柱を使って霊的な力で封じるしかないんでしょ!?
美邦様を正式な後継者にする!」(小夜子)
「決定を下すのはゼウスよ」(涼子)
「なら、私たちはアトラスを出るわ」(小夜子)
水蛭子を抱きかかえたまま、美邦と共に立ち去る小夜子。 
だが涼子は後を追わせようとしない。
「いいのよ。 水蛭子なんてタルシャンのおもちゃ。 私はいらないもの...!」

死傷者を出しながら、結局ダイダロスを始末できずにドゥオモに戻る國子。
モモコは降り始めた爆弾雨から、あることに気付く。
爆弾雨でジャングルの葉が落ち、日光を浴びて成長速度の速いダイダロスがジャングルの多くを占めるようになった...
このままではジャングルすべてがダイダロスとなってしまうと言うモモコ。

モモコの話で落胆しながら森を眺める國子。 「未来はとんでもないことに...」
彼女の後頭部に銃を突き付ける者が現れた。
「お前がそんな未来を見ることは、もうない」 そう告げたのは武彦だった。
〜続く〜
***********

ダイダロスが一番の敵に!?
結局謎の敵はダイダロスという生命力の強い植物種でした。
私は第13話の記事で「謎の敵による砲弾は”植物種からの警告”ではないか?」と書いたのですが、
まあ凡その部分は当たっていましたね。

しかしすでにダイダロスはほとんど怪獣のように成長・進化しており、手が付けられないような状況になっています。
仮に空爆で焼き払おうとしても、さらに耐性によって進化してしまうかもしれません。
共生の道を選ぶしかなさそうですが、モモコが何か手を打ってくれるのを期待しましょうか


武彦の使命は?
涼子たちがNo.13と呼んでいたのが、どうやら武彦のようです。
武彦はアトラスがドゥオモに送り込んだスパイということになりますが、その目的は國子の暗殺にあったんでしょうか?
これまでにも何度かチャンスはあったでしょうし、「なぜ今このタイミングで?」とも思います。

涼子は刑務所に入った國子を処刑しようとしていましたが、彼女を殺すことにそれほど執着しているようには見えません。
だとすると、今回の武彦の行動も「國子を強化するのが目的」と考えられないこともありません。

前回のエピソードで武彦の妹に関する描写がありましたが、
あれで何を視聴者に伝えようとしたのかイマイチよくわかりませんでしたね。
また、武彦は第1話で「ディグマが持つ剣」を武器として使っていましたが、あれはどういう意味なんでしょう?
まさか彼もディグマとは思えませんが...


まだ謎が残る水蛭子の存在
「いいの? 固有振動が始まった。 水蛭子と人柱を使って霊的な力で封じるしかないんでしょ!?」
小夜子のセリフによれば、地震のようなアトラス固有振動は水蛭子の霊力によって治められているようです。
「水蛭子と人柱」と表現されていることから、水蛭子の依り代以外に人柱も存在しているのでしょう。

ミーコが水蛭子の霊を抑えて自我を表面に現したのは、美邦を思う強い気持ちがそうさせたということで理解できます。
しかしアトラス固有振動を霊力が抑えるメカニズムとか、水蛭子の霊は元々誰の霊だとか、不明な点は多いですね。
そもそもアトラス固有振動というものがなぜ起こるのかが明確になっていません。
水没するような緩い地盤が原因なんでしょうか?


なぜ凪子に訊かない?
國子は凪子を追放処分にしてしまいましたが、
その前にアトラス計画に関する情報をどうして訊かないのか、理解に苦しみます。
計画を立ち上げたタルシャンの態度からすると、
ディグマが重要な存在であることは計画の初期から決まっていた事のように思え、
ゆえに凪子は國子がどのような立場にいるのかを把握しているはずです。
國子自身は自分がディグマであるという自覚はないのでしょうけど、確認すべきことは多々あったんじゃないでしょうか。
それに実の祖母(本当に血が繋がっているかは不明)を追放するなんて、
これまでの國子のキャライメージからはかけ離れている
ような気がします。

あの後凪子がどうなったのか描かれていませんが、タルシャンも涼子たちに銃を向けられた後の消息が不明です。
アトラスを創設したふたりが、やがてどこかで出会うような流れになってきました。

(放送日 2009/7/20・深夜、地上波)

公式サイトはこちら


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 予想外にお話が急展開して驚きました。いろんな人に動きがあってこれからどうなるのか気になりますね。
シャングリ・ラ 第16話 狂乱樹獄【つれづれ】at 2009年07月21日 21:38

展開事態は面白い(?)けど、なんでも唐突なんですよね。 原作のせいなのか、アニメの構成のせいなのか知らないけど…。 ドゥオモに戻っの..
シャングリ・ラ 第16話「狂乱樹獄」【SERA@らくblog 3.0】at 2009年07月21日 21:48

 ミーコ逮捕は美邦を孤立させるための嫌がらせ。その上、ミーコをヒルコの人柱にする
シャングリ・ラ 第十六話【ぶろーくん・こんぱす】at 2009年07月21日 23:36