2008年06月

2008年06月29日

またか

やや体調不良。

スーパーやコンビニ行くたびに確実に物価が上昇しているのを実感します。
「え?これがこの値段になってるの?」みたいな。
ガソリンもまた値上げするという話だし。
200円/Lが現実味を帯びてきましたね。

これは明らかに、インフレじゃなくスタグフレーションなんじゃないですかね?
オイルショックの時は石油供給不足不安でしたけど、今はそうでもないし、やっぱりアメリカへの投資が石油に流れてるんですかね?

実は、このアメリカのサブプライムローン問題は、僕らの研究分野にも間接的に影響を及ぼしています。
具体的な事例をあげるのは差し控えますが、これは明らかに影響を受けてるよなぁってことを感じることがありました。

やれやれです。



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2008年06月28日

論文電子ファイル

明日は大雨なんだとか。。。

つい先日、某大学の先生と話していた時のこと。
「うちの大学、出版社と論文のダウンロード契約していないから、ネットで落とせないんだよねー。すごい不便。」って言ってました。

僕は運良く今まで落とせる機関にしか所属していないので、これが出来ないって相当不便だろうなぁって思います。
研究計画立てる時、論文書く時、専門書を読んでて気になるところを原著論文にあたったり等、論文を読まなきゃいけない機会はほぼ毎日あります。
その方は、図書館に行ったり、図書館にない雑誌はよそから取り寄せたりとしているそうですが、「すごい時間の無駄」って言ってました。

出版社とダウンロード契約しているかどうかで、その大学が教員に何を期待しているか?っていうのがある程度分かりますよね。
うちは、かなりの雑誌を落とせます。
ということは、うちの機関は職員に、「研究して論文書け」と要求していると理解しています。
時々、超マイナーな雑誌は落とせなかったりするんですが、そういう場合は、論文の著者に「別刷りちょうだい」って連絡すると大抵送ってくれます。

そういう話をしている時に、先日の山口大学のニュースが話題になりました。
経費削減のため、約1300の電子雑誌の契約を打ち切ったとのことです。
これで千数百万円の経費削減だそうですが、個人的には、その潜在的な損失はそれ以上だと思います。

国立大学法人といえども、地方はこういう状況なのかぁ・・・ってちょっと寂しい気持ちです。


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2008年06月27日

難しすぎた2

アーモンドチョコ買ってしまった。。。けっこうカロリー高いからヤバイんですよね。

夕方、「困ってるから助けてください」と電話が。。。
嫌な予感。
翻訳の雑用が回ってきました。

「で、〆切はいつなんですか?」
「明日です。」

とりあえず、wordで送ってもらって見たら、造語というか創作語というか、そういうのが散りばめられているんですよね。。。
いったいこれは英語でなんて言えばいいのか・・・

結局、たった今終りました。
全然自分の仕事が進まんかった。。。
明日の朝、もう1度見直して送り返します。

でも、まあ、こういう文系的?な仕事はそんなに嫌いでもないんですよね。
なんかクイズを解いてる的な感覚で、むしろ好きかもしれません。。。


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2008年06月26日

難しすぎた

午後は、共同研究者と打ち合わせ。

生物系のバックグラウンドの無い人に、knock-out mouseとCre-loxPによるconditional knock-outの違いを短時間で原理から説明するのは難しすぎました。。。

だんだんと、学会が迫ってきています。
ちょっと予定が詰まりすぎているので、たぶん、また準備するのは出発2,3日前になってしまいそうです。
今回、登録した演題は、正直片手間にやったやつなので、僕の専門外の分野なんですよね・・・
今、その内容で論文執筆中ですが、書くの難しくて、ホント、専門外だよなぁって実感しています。
学生さんにも「え?なんで、そのカテゴリーなんですか?」って驚かれてます。
いや、ちょっと興味があって、パイロット実験的にやってみただけなんです。
深く追求すれば、わりと面白いかなぁとは思っているんですが、なかなか時間がなくて。。。

来年あたりは、自分の専門分野の研究も発表したいと思う今日この頃です。。。


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2008年06月24日

ならないに1票

報告会の準備終了。

今、ネットでニュース見てたら、また酸素カプセルの記事がありました。
マスコミによって、見出しが違いますね。
「使用自粛」って書いてるところと、「使用禁止」って書いてるところがあります。
全然意味違うじゃん。

時事通信の記事だと、「世界ドーピング(禁止薬物使用)防止規定で「酸素供給の人為的な促進」を禁じる項目があり、世界反ドーピング機関(WADA)の調査委員会などで、カプセルの使用はこれに該当するとの判断が示されているという。」
だそうですが、「調査委員会など」って「など」ってなに?
「示されているという」って「〜という」ってなに?
居酒屋の噂話じゃないんだから、確定した事実だけを報道して欲しいです。

これがドーピングなら、スキューバダイビングはどうなるの?
鉄剤とか葉酸飲んだらドーピング?
僕は個人的には、酸素カプセルの仕組みや、生理学的に考えて、これをドーピングと言うには無理があると思いますが。

ドーピングと認定されそうな雰囲気の記事ばかりですが、それでも僕は、これは「ドーピングにはならない」に1票入れたいです。


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2008年06月23日

報告会

激しく寝返りうったようで、ベッドから落ちました。一瞬、何が起こったのか理解できず。。。

今週は研究グループの報告会です。
今回は僕が担当。
準備が面倒と言えば面倒なんですが、僕はお願いして、1.5~2ヵ月に1度ぐらいのペースで発表させてもらっています。
やっぱり〆切があるほうが仕事は進むので、ペースメーカー代わりにさせてもらっています。

持ち時間は1.5〜2時間なので、わりとじっくり説明できます。
関連する論文を5~6本紹介して、自分のデータを発表してって感じです。
でも、ここ数年だと思うのですが、Nature誌やCell誌が特にそうなんですが、やけにsupplementary dataが増えて、本文に載ってるデータと同じぐらいあるような気がします。
suppl dataが多すぎる論文ってけっこう読みにくくないですか?

そんな感じで準備していますが、一度、スライドを作ると、自分の考えが改めて整理できるし、そのうち学会発表のときにそのまま使えるので、それなりに報告会って有益かなぁって思っています。




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2008年06月22日

夢中

疲れた時のチョコは効くなぁ。

暗室で蛍光顕微鏡を覗いていると、ついつい夢中になって徹夜してしまいました・・・腰が痛いです。
でも、そこそこいい写真が撮れたので良しとします。

仕事場に泊まるっていうのはしたくないので、これから1度帰宅します。
この辺は「こだわり」ですね(笑)。


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2008年06月21日

そろそろ

今日も蒸し暑い。

6月も後半にさしかかっています。
この時期になると「そろそろだな」って思います。
そう、各地の花火大会の日程が出揃います。

今年はどこへ行こうか。
あそこは外せないなぁとかなんとか。

今年も行けても、せいぜい2~3ヶ所かなぁ。
今のところ行きたいと思っているのは2ヶ所です。




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2008年06月19日

自衛

しばらく梅雨空になるそうです。

昨日、知り合いの研究員の人と話をしました。
かなり愚痴を聞かされました・・・

その方が言うには
「うちの大学の助教は、研究している人はすごいしているけど、してない人は全然してないです。パーマネントの職なので、全然論文書いてないし、中には、もう10年以上もいて、博士の学位を持っていない人もいますしね。あの人たち、論文も書かないのに、なんでいるんですかね?自分たち若手の道を塞いでいるだけだから、正直、辞めて欲しいです。」
要約すると、こんな辛口な愚痴でしょうか・・・

まあ、この手の愚痴はわりとよく聞きます
その人が言うには、
「大学が独法化するときに、助手をみんな任期制にして、使えない助手は助教にしないで、切ると思ってたんですが・・・」とのことです。

とりあえず、「そんなこと言っているようじゃ、まだまだ若いなぁ・・・」って言っておきました。
僕に言わせれば、この研究員の人は、「何も分かっちゃいない」って感じでしょうか(笑)。

任期のない助手を任期制に変更するのは、法律上、至難の業です。
労働基準法では、労働契約の不利益変更に該当します。
雇用者側の都合で不利益変更が認められる条件は、最高裁の判例からもごく僅かです。
通常の大学では、まず認められないと思います。

「だから、研究してないその助教の人たちは、きっと定年退職するまで、そこにいると思うよ(笑)」って言っておきました。
労働者って、守られていないようで、人によっては意外に守られているんですよね。
その研究員の人には、「大事な約束事は文書で貰え、就労規則は読め、労働基準法ぐらいは目を通せ」って言っておきました(笑)。




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2008年06月18日

ナンセンス

蒸し暑い。。。

「酸素カプセルはドーピング?」ってネットのニュースにありました。
JOCでは、使用を控えるように競技団体に通達するとか。
世界反ドーピング機関(WADA)の2008年禁止表国際基準には「酸素摂取や酸素運搬、酸素供給を人為的に促進すること」の項があり、これに抵触する恐れがあるとか。

全くナンセンスです。
こんなの(なんて言ったら怒られますかね?)がドーピングになるわけがないです。
酸素カプセルは、「気体の液体への溶解量はその気体の分圧に比例する」っていうヘンリーの法則を利用しているだけです。
つまり、カプセルから出たら、数分で溶解型酸素は体外へ出て行きます。

こんなのより、酸素分圧の低い高地へ行って、造血能と血管増殖能を高めるほうが、よっぽど酸素運搬能力には効果があります。
酸素カプセルがドーピングなら、おちおち海にも潜れません。
通常、市販されている酸素カプセルは、せいぜい1.3気圧ぐらいだと思いますが、これだと海で3m潜れば同じです。

WADAが禁止しているのは、血液ドーピングだったり、エリスロポイエチン等の造血作用のある薬や、VEGF等の血管増殖能のある成長因子等の使用でしょう。

常識的に考えて、クレアチン摂取や、低酸素室がドーピングにならないのに、酸素カプセルがドーピングになるわけがないです。

JOCはWADAに問い合わせるようですが、99%「ドーピングには当たらない」っていう回答が返ってくると思います。
これで「ドーピング」っていう答えが返ってきたら、むしろWADAの見識を疑います。


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2008年06月17日

目が限界

今月に入ってから、ずっと顕微鏡を使った実験をしているんですが、さすがに目が限界です。

とりあえず、今週の予定が終わったらこの実験を1週間ほど中断して、別の実験をしつつ目の疲れをとります。。。

染色したサンプル渡すから、誰か代わりに写真撮ってくれないかなぁって思う今日この頃です。

でも露光とか、オフセットとか、微妙な設定があるから自分でやらないと満足できないんですよね・・・


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2008年06月16日

なんだか悲しいニュースです

報告書、1つ作成終わりました。

キャノンの研究員の方が自殺されて、それが労災認定されたというニュースを見ました。
月の残業が260時間だったそうですね。
僕は裁量労働制なので、残業っていう概念はないんですが、基本は週7日仕事しています。
それでも平均すると月の残業はせいぜい200時間ぐらいだと思います。
僕の場合は、比較的通勤に時間がかからないし、適度に息抜きしているし、大半は自分で設定した研究課題をやっているので、民間の会社ほどは精神的プレッシャーはないと思います。

このニュースの方の260時間って、〆切に追われて、プレッシャーかけられたりする業務だと、肉体的にも精神的にもしんどいと思います。
この感じだと、周りで、様子がおかしいって薄々気が付いていた人もいたかもしれません。
これはあまりにも酷いし、会社の責任は免れないと思います。
でも、後からいくらお金もらっても、取り返しのつかないことなんですが。
僕の友人にも、研究員として民間の会社で働いている人が何人もいるので、なんだか他人事には思えないニュースです。


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2008年06月14日

ガンダムまでなら

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最近はひたすら染色しては顕微鏡観察の繰り返しです。蛍光染色のため暗闇で観察しているので、夜には頭痛がします・・・でも最近は教科書レベルの奇麗な写真が撮れてて、ちょっと嬉しいです。

知り合いの女性と、「許容できる相手の趣味」の話になりました。
僕は基本的には個人で完結する趣味で、相手に同じ趣味を持つことを強要しなければ、どんな趣味を持っていてもいいと思っています。

その女性は、「フィギュアは、恐竜とかならいいけど、女の子キャラのは無理。アニメはガンダムまでなら許す」だそうです(笑)。

ということで、写真はガンダムの監督の富野善幸氏と、工学部教授の対談の告知ポスターです。
「工学は夢を実現する学問」みたいな副題がついていたと思います。

そういえば、僕の友達にもガンダムおたくがいたなぁ・・・
ガンダムからは「ぶったな・・・」や「坊やだからさ」っていう名セリフも生まれましたね。


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2008年06月12日

ちょっとだけ訂正というか補足

顕微鏡、視野欠けを起こしてます。。。たぶんどっかの光軸のネジがずれてるんでしょうが、イマイチどこか分りません・・・データ取り始めているのに困った。。。朝一で業者さんに連絡します。

以前(5/15)に、「人間は皮膚呼吸していない」って書きましたが、ある人と話していて、「昔、テレビの真面目な番組で、全身に大火傷した人が、火傷のために皮膚呼吸できなくて苦しくなる」ってナレーションが入ってたって教えてくれました。
それ本当?・・・・それは嘘です。

ただ、厳密な意味で「人間は皮膚呼吸していない」っていうのは本当か?っていうのには補足が必要です。
StuckerらがJournal of Physiology誌(2002)に報告していますが、彼らは
oxygen fluxoptodeというセンサーを使って、経皮酸素流入量を測定しています。
その結果によると、常圧で酸素摂取量は0.53ml/min/m^2で、これは年齢とは無関係ということです。
摂取された酸素は皮下0.25-0.40mmで使われるようです。
また、経皮の酸素摂取は、全身血流で運ばれる酸素量から比較するとほとんど無視できる量です。

例えば170cm、70kgの場合で大雑把に計算すると、
この人の体表面積(皮膚面積)をDu Bois式で計算すると、約1.8m^2です。
ということは、皮膚呼吸量は約0.95ml/minになります。
安静時の酸素摂取量を3.5ml/kg/minとすると、この人の外呼吸量は
245ml/minになります。
この結果から、全呼吸に占める皮膚呼吸の割合は約0.4%です。

このことから、「火傷で〜」っていう話は嘘だっていうのが分ります。
ただ、「人間は皮膚呼吸しているか?」っていうのは、厳密に言えば「している」って言えなくもないですが、生理学的な実態を考慮すれば、「していないのと同じ」と言えます。

そんな感じなので、一応、補足です。



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2008年06月11日

頼まれると・・・

蒸し暑い。

昨日、実験していたら、他所の研究室の人が訪ねてきました。
僕は全く面識がありません。
「○○について研究しているんですが、全然実験方法が分からなくて、自分の研究室でも分かる人がいないんです」って突然言ってきて、僕も今一つ事情が飲み込めず・・・

どうやら、その研究室では新しい実験をしようと思ったようで、でも誰もその分野のことに詳しい人がいないようです。
そこで、専門家に聞こうということになったらしく、僕の学生時代の研究室の教授に相談しに行ったら、「それなら、○○君(僕のこと)に聞けばいいよ。彼が実験してる部屋に行けば大抵いるから、行って聞いてみて」ってなったそうです。

訪ねてきた人は、てっきりその先生から僕に話が通ってると思っていたようですが、僕は全く何も聞いていませんでした。

その先生の性格は分かっているので、驚きもしませんが。
また、なんにも考えずいつものように、「いいですよ、いいですよ」って言っちゃったんだろうなぁ。。。自分が教えるわけでもないのに。
といいつつ、僕も何も考えず、「いいですよ、いいですよ」って言っちゃって、明日教えることになりました・・・

こういうところって、指導教員と似てくるんですかね(笑)。


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2008年06月09日

表面

今朝は実験室の電灯交換。長身のため、こういうのも僕の仕事です。

長い付き合いの友人からメールが来ました。
わりとアメリカ生活が長かったんですが、今度、ヨーロッパ某国に異動したそうで、ようやく生活も落ち着いたようです。

この友人は人生の半分は海外だと思いますが、見た目は日本人ですが、中身はちょっと日本人離れしています。
そのため、初対面の人の中には、その感覚に戸惑い、「カチン」とくる人もいるようです。
そういう僕も、最初の頃は、「なんだ、この非常識な奴は」ってムッとすることもありました(笑)。
まあ、今でも時々、「カチン」とくることはありますけど(笑)。

ただ、少し深く付き合うと、彼のすごさが理解できます。
とにかく、いろんな意味で「強い」です。

時々、「○○さんは、なんであの人と仲良くできるんですか?」って聞かれることもあります。
明確な答えは出来ないんですが、そういう場合「彼は、とにかくすごいよ」って答えています。
たぶん、僕と彼は性格が正反対だから、それなりに馬が合うんでしょうね。
陰と陽みたいな。
もちろん、僕が陰ですが。。。
僕はけっこう根暗なもんで・・・

来月のポルトガルでは、久しぶりに彼と再会します。
きっとまた数回は「カチン」とくると思います(笑)。


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2008年06月07日

疑問です

パソコン快調。

ある大学の公募情報を見ました。
ここには例え頼まれても出さないなって思いました(頼まれませんけど)。

以下原文のままです(大学名は伏せておきます)。
選 考 方 法 :
(1) 書類審査
(2) 必要に応じて面接を行うことがあります。ただし,交通費等は支給できませんので,あらかじめ御了承ください。
(3) ××大学は,男女共同参画を推進しています。本学は,「男女共同参画社会基本法」の趣旨に則り,業績(研究業績,教育業績,社会貢献等)及び人物の評価において同等と認められた場合は女性を採用します。

(1)と(2)は、まあ問題ないと思います。
問題は(3)です。
「男女共同参画社会基本法」の趣旨は、こんなこと言ってないと思うのですが。
法の趣旨はあくまで「性別を理由に不当な差別をしない」ということです。
法律のどこを読んでも、「業績、人物の評価が同等なら女性を有利にする」とは書いていません。
むしろ、この大学の方針は法の趣旨に反していると思えてならないのですが。

こういうことを言う大学は、僕個人は「業績、人物の評価が同等と判断されてしまいそうな場合は男性の方を強引に優れていると判断する」って言っているようにも思えます。
つまり、世間、文科省向けには女性の権利に気を遣っているように見せておいて、実際は逆のことをやるわけです。

ごちゃごちゃ言わずに、コネで決めますよって堂々と言えれば大学も楽なんでしょうけど。


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2008年06月06日

正直?

朝から職場では火災警報器が断続的に鳴っててうるさいです。当然火災は確認されず。

昨日は、外部から大学院進学希望者の方が見学に来られました。
聞かれた質問とかについては、僕はかなり正直と言うか、ストレートに答えるので、わりと刺激が強すぎるかもしれません。

ただ、公平な視点で話をしているつもりです。
どんな組織にも利点・欠点はあるもので、結局は自分の目指すゴールに必要な要素を抽出して、その要素を希望先の組織で得られるかどうかで行動は決まるんだと思います。

シビアに計算するのは当たり前ですが、シビア過ぎると結局動けなくなるので、その辺のバランスが難しくはありますが。


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2008年06月05日

違いが分かります

実験台の前に座ると、気持ちが落ち着く僕がいる。。。

新しいパソコン買っちゃいました!
今まで使っていたのはノートパソコンで、かれこれ5年ぐらい使っています。
最近、処理スピードが遅いのでイライラすることが多く、メモリもこれ以上増設できないし、その他いろいろ不都合があって、いろいろ買い足すなら、新しいの買ったほうがいいかなって思いまして。

で、今回はデスクトップです。
スペックはかなり高いと思います。
割と省スペースなので、そんなに邪魔にもならないですし
さっき届いて、今、設定してこのブログを書いているんですが、全然違いますね。

さて、これで、「今までより仕事を1.3倍ぐらいこなせる」と考えるか、「今より30%早く家に帰れる」と考えるかは、その人次第ですね(笑)。


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2008年06月04日

22と30

湿度85%

職場でピラティス、ヨガ教室がそれぞれ開催されています。
ピラティス教室の先生、もともとバレエやってたようで、歳は22歳です。
学生さんたち:「マジっすか?それは挨拶に行かないわけにはいかないですよね。見に行きます!」

そういえば、ヨガ教室の先生は30歳らしいよ。
学生さんたち:「あ、そうですか。」

ちょっとキミたち!露骨すぎだろ!
人の魅力はトータルで感じるものかと。
歳だけ聞いてその反応。学生さんたち、まだまだ何も分かっちゃいないなぁ(笑)。


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2008年06月01日

来年は

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もうじき空港に向かいます。

今回の学会は、わりとメジャーな学会です。
僕はこの学会は初めての参加でした。

来年も参加します?って何人かに聞かれましたが、正直微妙かなぁ。というかたぶん参加しないと思います。
最近、僕自身が少し研究分野を変えつつあって、今回の学会がカバーしている研究分野の人たちとは興味の視点が違っていると実感したのが理由です。
ただ、今回は共同研究をした某企業の意向もあり参加しました。
来年は、国際学会に参加するとすれば、春に開催される別の学会か、あるいは学会には全く参加しないで潜伏してひたすら実験するかにしようと思っています。

とりあえず、6月はひたすら実験しまくって、7月は今度はポルトガルです。
これは、学術がどうとか全く無視した観光モード満々の学会です。
一度きりの人生なので、やっぱりいろんな国を見てみたいですよね。

写真は今回宿泊したホテルの近辺です。
本当に人が少ないです。。。


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学会第一弾終了

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今年度一発目の学会が無事終了しました。明日帰国します。

昨日は自分の発表でした。
可もなく不可もなく終了。

で、会場を歩いていると、この業界では名の知れた某教授と准教授が、そこの大学の研究員の人たちと何やら会話していました。
大抵、こういう時は「今日の夕食どこ行きましょうか?」って相談しているに違いない。
ということで、こういう場面に遭遇したときの挨拶は決まっています。
「先生こんにちは。学会にいらしてたんですか。ところで今夜の食事はどうされます?よかったらご一緒してもいいですか?」
まあ、普通の人なら「ダメ」とは言いません。

ということで、ご一緒させてもらいました。
結構この調子でいろんな大学の食事会に参加しちゃうんですが、そこの学部の学生には、研究室のOBだと思われてることもしばしばです。
食事の席でありがちな、教授の昔話とか聞いても、学部生の人たちは面白くないんでしょうけど、僕は結構そういう話は好きなので楽しく聞いてます。
それに、本当のそこの研究室のOBの人たちも来ますし、そういう人たちはまた違う大学で研究室を主宰していたりするので、またどこかの学会で会った時に、今度はその人の大学の食事会に参加できたりします。

そうすると、いろんな大学や研究所の話を聞けて面白いし、いろんな分野の知り合いから、いろんな話を聞けて楽しいです。
こういうのも学会参加のメリットの1つかと思います。
そんなわけで、今回は毎晩違うグループの方たちと食事していました。
気がついたら、自分の職場の人とは1度も食事に行かなかった・・・
これはこれで、日本の社会人としてはダメな奴なんでしょうね(笑)。

写真はダウンタウンの中心です。
とにかく人口密度が低いです。

トレーニング合宿も充分できたし、そこそこ楽しかったです。


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