"Lonely at the Top"
1985年に発表されたミック・ジャガー初のソロアルバムのオープニング。
田舎の女の子が街に出てトップスターを目指して路頭に迷う様を描いたストーンズの未発表曲をジェフ・ベック等と再録音したこのテイクがかっこいい。
「Tattoo You」の"Tops"のR&R版ってところか。

明日はミック・ジャガーの70才の誕生日。
1980年代に誰がミック・ジャガーの70才の姿を想像出来たか。
時折テメエの今の年齢にビックリするが、ミック・ジャガーがまだステージを走り回っているのにビックリしないのは、奴の才能と努力の賜物か。

さっき会った同年代のテニス界トップスターはこう言っていた。
「残りの人生をJr育成にかけ切りたい」
せいぜいお山の大将がいい所で、トップに無関係な無様な人生を送って来た俺はその熱さにグッと来た。
「まだ何か出来るかもしれない」
街の底辺にいる無能で人望もない俺にたまに灯りを灯してくれるのは、いつもこういう奴等だ。

ストーンズの1981年の北米ツアーを収録したアルバム「Still Life」のライナーにはこんな一節がある。
"もうストーンズも終りに近い。50歳になったMICKを見たいとも思わない。
KEITHもここらで自由にしてやりたい。CHARLIEもちゃんとお家にかえしてやりたい。
RONもまだまだしたい事があるだろう"

それから32年後の今。
ストーンズは北米ツアー中。
オープニングは"Get Off Of My Cloud"
「俺の人生から出て行け!」
とコミカルに唄う1965年、48年前のナンバー。

Mick、俺もパワーゲームに夢中なあいつ等に、ニヤリとしながらシニカルに、
「俺の人生から出て行け!」
ってまだまだ言えそうな気がして来たよ。

好きじゃなきゃやってられない。
勿論仲間が揃ってなきゃやってられない。

Get Off Of My Cloud!