今夏、節目を沢山目の当たりにした。

まずは世界中のアスリートの節目、オリンピック。
言わずもがなの錦織圭選手の銅メダル。
ガエル・モンフィス選手とお互いギリギリの闘いをした準々決勝。
そしてラファエル・ナダル選手との3位決定戦。
素晴らしかった。
調子のいいマスコミでなくても、
・日本初の五輪メダル獲得のテニスで96年振りの快挙!
・次の2020年東京オリンピックで100年目に金!
と浮かれたくなる。

中学生テニス選手の節目と言えば全中。
今年は富山。
涼しいと思いきや暑い。
3年間応援して来たチームのファイトを見届けた。
出発前にいつも励まして下さった方の訃報。
亡くなった日の晩にご自宅前で家族で手を合わせ、出発前に葬儀前の斎場でお別れをして来た。
亡くなる2週間前に電話で話したのが最後。
「良く頑張ったな!」
そんな声が聞こえる。

そして夏は野音だ。
今年もSIONに会いに行った。
今回はメジャーデビュー30周年のライヴ。
お祭り的要素は皆無で赤裸々に30年間の歩みを感じさせる選曲。
オープニングの「サイレン」から「ブーメラン」へのメッセージ性の強い流れ。
「ありがてぇ」「12号室」「ノスタルジア」、さらに黒ちゃんと二人で良く聴いた「元気はなくすなよ」。
缶ビールと笑顔と涙。
また少し頑張れる。

この4日前も野音。
甲斐バンド THE BIG GIG AGAIN 2016。
1983年8月7日に今は都庁が建ってる都有5号地で行なわれたライヴを33年振りに同じ8月7日に再現するライヴ。
テニスコーチのアルバイトを始めてから33年か。
ゾロ目ね。
節目なんだろう。
甲斐バンドはとんでもないステージングを超満の客に見せつけた。
日本初のスタジアムバンドのパワー。
ひたすら自分達が求めるいい音を追いかけて来た強さを感じる。
呑み仲間のテニスコーチがある選手を見た時の言葉を思い出す。
「あの子、テニス好きそうだね。いいかもしれない」
好きこそ物の上手なれ。

ブライトン・ロック 答えはどこだ!