「僕達はもうすぐ30才になります。僕達が全力で夢を叶えるには、あとこれっぽっちしか時間はないんです」
5万5千人が入った渚園。
28才のシンガーはこう続けた。
「でも、この残された時間を僕等は精一杯生きて、精一杯音楽を奏でて、これからもONE OK ROCKの音楽を伝え続けて行きます」
一番前のブロックでもみくちゃになりながら、甲斐バンドの1980年代のライヴの度に感じていた感覚が蘇る。
残りの時間がぐっと短くなった今よりも感じていた焦燥感。
漠然とした不安と焦りとイライラ。
Teenage Lust……。

錦織圭選手は26才。
同じ世界トップを目指すにしても確実にロッカーよりは時間がない。
気がつけば下には21才のキリオス、19才のズベレフ。
それでも俺等は錦織選手の明日を信じれる。
Amazing!Wonder!びっくりマークたくさんのプレーが好きだ。
ジャパンOPで棄権した直後にロッカールームで会った人の話では相当憔悴していたらしい。
焦らずに身体を治して次に向かってほしい。

こちらときたら、50'sなんて一昔前の音楽ジャンルだと思っていたが、今や自分の歳を指す。
それでも幾つになっても”過去の自分が今僕の土台になる”。
全国ツアーしていたバンドを解散してからステージに立っていなかった奴等が一昨日の夜、関内のライブハウスで久々に演ったらしい。
11才の時からの付き合いながら、ちょいとしたいざこざで丁度10年間音信不通になってたギタリストにメッセージ。
<「たかが風が吹いただけ」演った?>
<やんなかったねぇ。新曲2曲こさえて。昔の曲は2曲とあとは奴の曲をアレンジして、あとはなんとギミーシェルター笑>
10年間を一気に埋める緑と白の吹き出し!?
正気の時間が少しは増えそうだ。
奴等の新曲は聴けないから、ここんところヘヴィロテのちょっとクラッシュみたいなキメの「キミシダイ列車」を聴こう。
キミシダイ……。