Oblivion
Ceremonial Embrace
Displeased
2007-04-17

2001年発表。ジャンル:シンフォデス・アトモスフェリックブラック

フィンランド発、シンフォニックでメロディアスなデスブラック系5人組のCEREMONIAL EMBRACEのファーストにしてラストアルバム。

一時期貪るようにメロデス・シンフォデス・ブラック系のCD買い漁っておりまして。
その痛い時にゲットしてた1枚。

ご多分に漏れず、当時流行っていた(?)シンフォデスよろしく、シンセが暴れまくり溢れんばかりのメロディックな内容なのですが、ギターやベースやドラムは音圧を抑えられていて、荘厳さや迫力に欠ける。

ヴォーカルも喚き系で埋もれ気味。

所謂本格的な「シンフォデス」とまでは行き届かずといった感じ。惜しい。

なんかそういう、ふわふわどっちつかずなのを「アトモスフェリック」って言うらしいですよ(嘘)w

それでもメロスピ直径なメロディアスなギターソロがシンセと絡む聴き所な曲もありまして、美しく哀しげな旋律はシンフォブラックが苦手な人にも聴きやすいと思います。

そして、所々から感じる払拭できないB級臭が好きな人には、悶絶モノのAlbumには違いなく、この1枚のみで活動を休止してしまったのは残念でなりません。

Tracklisting
1.Mysterious Fate★
2.Bloodshed Stains
3.Last Remains Of The Pathetic Empire
4.Nocturnal Wanderer
5.Kohti Surmaa
6.The Devastation Of Paradise (Ruins Of Heaven)
7.Where Emptiness Prevails
8.Touch Of The Dismal Night
(輸入盤)[★Favorite Tune]