もう2年くらい前のことになりますか。
あるお店の前で綺麗な御婦人に声を掛けていただきました。
「アントンさんですか」
「あ、はい」
「『カンテサンス』 行かれたことありますか?」
「いえ、ないです!」
「じゃあ、今度予約取れたら一緒に行きましょう!」
「え?はい!お願いします!」
みたいな会話の流れ。
時間にしてほんの1、2分。
そして、その方はすぐお隣のワインバーへ入っていかれました。
面食らいました(笑)

その綺麗な御婦人は
「食べログ」で3000近くの口コミ書かれてる、
超有名食べログレビュアー『てるてる』さん!
僕も「食べログ」の口コミ見させていただいてました!

「カンテサンス」といえば、
「食べログ」ランキングでも全国一位だったモダンフレンチ最高峰のお店。
簡単に予約の取れるお店ではありません。
『てるてる』さんは
その時の一瞬の約束を足掛け3年かけて守ってくださったんです!
連絡をいただいたときは感激しました。
本当に感謝感謝です!


ってことで。
8月初旬の週末のお昼。
待望の。
というか訪れることはないだろうな、とさえ思っていた凄いお店。
「カンテサンス」!
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独特なエントランスホール。
緊張緊張!
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入り口入って右側の個室です。
個室は写真OK。
なのでてるてるさんは個室で予約をしてくれました。
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てるてるさん、
てるてるさんの娘さん御夫妻、
てるてるさんと僕の共通の友人エグザイルKさん、
僕、嫁さんの6名です。
はい、乾杯!
てるてるさん、ありがとうございます!
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昼、夜それぞれお任せのコース一種類のみです。
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メニューは白紙。
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「蛸とトマトの冷たいスープ」
ハマグリから取ったブイヨンがベース。
真蛸、きゅうり、ミョウガ、ちょっとのトマト、ちょっとの梅。
レモングラスとバジル。
とっても爽やか!
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白をグラスで。
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「塩とオリーブ油が主役 山羊乳のバヴァロワ」
「カンテサンス」岸田シェフのスペシャリテ!
これかあ~!
よく写真で見たことあります!
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京都から取り寄せた山羊のミルクを柔らかく固めてババロアにして、
百合根、薄くスライスしたマカダミアナッツを乗せて、
プロヴァンスのオリーブオイルで。
ゲランドの塩がかかってます。
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一瞬、理解するのに時間かかりましたが、
じわりじわり押しよせる不思議なまったり感。
これがすこぶる美味しいんです。
山羊臭さも全くなく、ひたすらまろやか。
母親に抱かれているような幸福感、といったら大袈裟かな。
でも、これは塩とオリーブオイルが主役なんです。
もっともっと食べたい。
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「焼いたタブレと雲丹」
魚介で炊いて味を含ませクスクスにパルミジャーノを混ぜて
上下にプレスしてカリカリに焼いてあります。
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上にはフレッシュな雲丹と野草。
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クスクスをこんなに美味しく食べたのは初めて!
クスクスのパサパサ感が苦手なんだけれども、
これはパリパリ感ガリガリ感、砕けてからのパラパラ感が楽しい!
雲丹も合うなあ~
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もう一杯、白を。
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「山口県萩産の甘鯛 リカールと大葉のソース」
大きな甘鯛を塊のまま、フライパンで皮目を一瞬で焼いて、
オーブンで皮目を上にして余熱でじわじわ火入れ。
最後にカット。
ソースはリカールというお酒を煮詰めて大葉を加えたもの。
奥はアーティチョークのソテー。
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これが噂の「カンテサンス」岸田シェフの火入れ。
まさに絶妙。
皮目のパリパリ感とピンク色の身のしっとり感のコントラストの妙。
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瑞々しささえ感じる、このしっとり感はすっごい!
いままでこんな甘鯛、食べたことあるかなあ?
感動の甘鯛!
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赤をグラスで。
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「鶉の3時間ロースト」
鶉は小さくて火が通り易いので、
直接火を当てないように丁寧に焼かれています。
表面にはブリニーというパンケーキみたいな生地を纏わせて。
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ソースは2種類。
甘夏の甘酸っぱいソースと
フォンドボーにシェリーを加えたソース。
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付け合せは、
焼き色をつけたトウモロコシのニョッキ。
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枝豆と、
京都の万願寺唐辛子のフリット。
中には刻んだ玉ねぎと生ハムが入ってます。
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鶉、美味いです。
これも絶妙な火入れ。
ソースも美味しい!
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「赤肉メロンと酒粕のブランマンジェ」
北海道の『らいでん』という赤肉メロン。
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「焼きたてのガトーショコラ カシス」
ホント焼きたて。
熱々。
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コーヒー。
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これはエスプレッソ。
このカップがかっこいい。
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サービスもスマートでソツなし。
パンがなくなるとすぐどうですか?と聞いてくれるし、
料理の説明も丁寧でなおかつとっても分かり易いです。
こんなに分かり易く説明してもらったのは初めてかも。
素晴らしいサービスでした。

てるてるさんがお願いしてくれて、
白紙のメニューにこの日の料理名を書いたものをいただけました。
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しかも、岸田シェフに目の前でサインもしていただける幸運。
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岸田シェフとの記念写真まで!
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お邪魔できるとは思ってなかった「カンテサンス」。
遠い雲の上の存在だった「カンテサンス」。
まさか、本当に訪れることが出来るとは。
すべて、てるてるさんのおかげです。


食べ歩きを始めて、飲み友達食べ友達がたくさん出来て、
ブログを始めて、食べ歩きの大先輩方から声を掛けていただけるようになり。
京都、大阪、東京に遠征するようになり。
5~6年前からは考えられなかったことです。
世界が広がりました。
お知り合いの方々に感謝です。

てるてるさん、本当にありがとうございました!
今後ともよろしくお願いいたします!
てるてるさんの娘さん御夫妻、ありがとうございました!
以前「海の日」で声かけていただいたときは嬉しかったです。
エグザイルKさん、いつもありがとうございます。
Kさんがてるてるさんとお知り合いでよかったです。


終始、緊張しててずっと宙に浮いてるような感覚でした。
こういう感覚は久しぶり。
最初で最後かな、と思ってお邪魔した「カンテサンス」。
しかし欲がでちゃうんです、美味しいものをいただくと。
夜のディナーコースは2万円で13品くらい出るというのを聞いて
お昼の2倍の料理が出るのか!っと思ったら
素直にまた来たい!って思っちゃいました。
食いしん坊の煩悩は尽きません


店名
カンテサンス(Quintessence)
住所 東京都品川区北品川6-7-29 ガーデンシティ品川 御殿山 1F
電話番号 03-6277-0485