2009年02月25日

1812年大砲聴き比べ、追加情報その1

昨年サリエーリ音楽塾で作成した
「1812年大砲聴き比べ」の追加情報です。

「1812年大砲聴き比べ」の中では、冒頭に合唱の入った演奏として
・カラヤン/ベルリン・フィル(録音:1966年)
・マゼール/ウィーン・フィル(録音:1981年)
・アシュケナージ/サンクト・ペテルブルク・フィル(録音:1996年)
の3つを紹介しています。

中でもカラヤン盤は合唱入り演奏を一躍有名にしたもので
これが冒頭に合唱を入れた最初の録音だろうと思っていました。

しかし実はもっと前に冒頭合唱を入れた盤というのが存在していました。
それが1949年録音のフリッチャイ/RIAS放送交響楽団盤です。
1812年フリッチャイ盤

カラヤン盤よりも17年も前の録音で、もちろんモノラル録音です。
今回、「1812大砲聴き比べ」をやると決まったときには、
なるべく音質を良くしたいとの思いから
モノラル録音は基本的に候補から外していました。

しかもこのフリッチャイ盤には合唱団のクレジットがありません。
どの合唱が歌っているかわからないばかりでなく、
聴いてみないと合唱があることさえわからないCDになっておりました。
もしもわかっていれば最も古い合唱入り録音として取り上げていたでしょう。

カラヤン盤もフリッチャイ盤もレコード会社は同じドイツグラモフォンです。
あるいはこの冒頭合唱のアイデアは、
演奏家ではなくレコード会社のものだったのかもしれません。
というのも、カラヤンもこの有名なベルリン盤の10年前に
ロンドンで録音を行っていてその時は合唱なしで演奏していました。


antonio_salieri at 17:25│Comments(0)TrackBack(0)clip!au-saga | 雑記

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