2022年09月24日

クロオオアリの初期コロニー
山で見つけたクロオオアリの巣。

クロオオアリの初期コロニー
巣の規模から、今年結婚飛行を終えたばかりの若い巣であることが分かります。

クロオオアリの初期コロニー
これは今月に撮影したものですが、9月でこの規模は少ないように思えますが、ここは標高が高い場所で、結婚飛行は7月中旬に行われますので、ちょうど初めての働きアリの羽化が始まる頃なのです。

クロオオアリの初期コロニー
3匹の働きアリが羽化していて、繭と幼虫があります。
繭はすぐに羽化しますが、この場所は寒くなるのが早いので、幼虫はこのまま翌年まで越冬をします。

クロオオアリの初期コロニー
最初に羽化する働きアリは小さいです。

クロオオアリの初期コロニー
巣の全体はこんな感じ。
部屋から外へつながる通路も見えます。

クロオオアリの初期コロニー
こんな感じです。
これは縦になっているのではなく、石下で平面になります。
働きアリが羽化すると、地下深くへ通路や部屋を掘ります。

クロオオアリの初期コロニー
撮影をしていてら、女王がアゴを開き怒っていたので、石をそっと元に戻しました。






antroom at 14:59コメント(0)採集・野外ヤマアリ亜科 

2022年09月22日

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最近出版された好蟻性生物図鑑が届きました。
カラー写真が多く、内容もすごいボリュームです。
数十枚の写真を使って頂いたのですが、なんと表紙にも写真を使って頂きました!
表紙は、アシナガキアリから口移しで食料をもらうシロオビアリヅカコオロギの白バック写真。
白バックでアリを撮るだけなら、動きを止めたところを撮影すればよいだけですが、口移しなどの生態を撮るとなるとさらに難しく、これも撮影に苦労した覚えがあります。
シロオビアリヅカコオロギが、吐き戻しを要求するために、右前脚でアリのことを触っているところがお気に入り。








antroom at 10:50コメント(0)アリと暮らす生物(好蟻性昆虫など)新商品 
一気に涼しい日が多くなってきましたね。
今朝は上着がないと寒いほど。
暑い夏は保冷剤を入れたり、日が沈んでから営業所に運んだりと気をつかうのですが、しばらくはアリの発送も安全な季節になります。
今年の夏も全国に数えきれないほど発送をしましたが、女王アリの死着は0件でした!
無事にお届けができて良かったです。
暑い夏場の発送に欠かせないのが保冷剤です。
在庫がなくなったのですが、あと一ヶ月くらいは暑い日もあるため、保冷剤を購入したのですが・・・。
届いた箱が重すぎて持てない??

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箱を開けたところ、見たこともない大量の保冷剤が届いたのです。
これは保冷剤屋さんが、数を間違えたんだな。と思って納品書を見たところ、数量1が10個入りだったのです。
つまり必要な数の10倍の保冷剤を購入していたのでした!!
腐るものではないので良いのですが、来年まで置き場所を確保しないといけません(笑)






antroom at 09:16コメント(0) 

2022年09月20日

生後間もない新生児の子どもは、突然ニコっと笑うことがあります。
これは新生児微笑(生理的微笑)と呼ばれる現象で、刺激を受けて笑っているのではなく、反射的に起こる、この時期特有の現象です。
楽しくて笑っているわけではないようですが、この笑顔が見れると幸せな気持ちになりますね。
この新生児微笑は、刺激を受けて笑うわけではないため、いつ笑うのか予測することができず、さらに笑う時間も数秒ですので、狙って撮影するのはとても難しい瞬間です。

笑顔
そんな撮影の難しい、新生児微笑の撮影に成功しました!
この時、髪型が面白くてちょうどカメラを向けたときに、ニコっと笑ったので撮影することができたのです。
貴重な瞬間を撮ることができました。

すいません、ただの親ばか日記でした(笑)

antroom at 11:46コメント(2)息子たち 

2022年09月19日

次回の蟻マシーンの入荷9月19日 17:00を予定しています。

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手作りのため製作が追い付いていない蟻マシーンは、数に限りがあるためすべての方へお届けができず大変申し訳ありません。
現在多くのご注文を頂き、発送までに時間がかかってしまっています。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。









antroom at 11:19コメント(0)新商品 
キイロヒメアリ
オスは存在せず、メスだけで単為生殖で増えるキイロヒメアリ
飼育していると女王もどんどん増えていくので、飼育管理さえ失敗しなければ永久に飼育が可能なはずです。
この女王の形態が変わっているとの論文が出て話題になりました。

キイロヒメアリの女王の幼虫
女王の幼虫を取り出して撮影してみました。

キイロヒメアリの女王の幼虫
体の側面と背面に一列ずつ謎の突起が生えています。
働きアリの幼虫には突起はなく、女王の幼虫だけが突起が出てくるのが面白いですね。
突起の役割は、倒れたり転がりにくくしたり、地面との体の接地面を少なくするなどの役割がありそうな気もしますが、普段キイロケアリは幼虫を山積みにしていて、女王の幼虫も他の幼虫たちに埋もれていたりするので、あまり意味がないようにも思えます。
今回撮影するときに、スマホのガラスの上で撮影したのですが、若干ガラスに張り付くような感じはありました。
あとは働きアリが運ぶときに、もしかしてこの突起を咥えたりするのかとも思い、試してみましたが、咥えることもありましたが、突起以外の場所を咥えることが多くて、そういうわけでもなさそうでした。

キイロヒメアリ 女王 サナギ
サナギになると突起などはなくなります。

突起がある幼虫は、他にはハリアリ亜科の幼虫にもよく見られます。
トゲオオハリアリの幼虫
毛と突起でトゲトゲのトゲオオハリアリの幼虫。
体と地面の設置面積を減らしたり、仰向けで動くときに役立ちそうです。


トゲオオハリアリなど、ハリアリの幼虫は活発に動くことができます。


同じくハリアリ亜科であるクワガタアリの幼虫もトゲトゲで活発です。

アギトアリの一種 幼虫
南米の樹上性アギトアリ Odontomachus hastatusの幼虫は、突起だけではなく、張り付くための吸盤のようなものがあります。

トゲズネハリアリ幼虫
トゲズネハリアリの幼虫にも、突起だけではなく吸盤もあり、巣の中で壁に貼り付けられています。

ハンミョウアリの幼虫
ヤマアリ亜科の幼虫は、突起はないことが多いですが、毛が生えていて、これで地面から体が少し浮いた状態になります。

吸盤のないヤマアリ亜科でも、張り付いて動かないように固定するアリもいます。
ツムギアリ
それは、樹上で葉を巣材にするツムギアリです。
ツルツルする葉、しかも木の上で風が吹けば揺れるような場所では、他のヤマアリ亜科のような幼虫では、巣の中でコロコロ転がってしまします。
ツムギアリの幼虫は、体に一切毛が生えていなくて、全身がペタペタして張り付けるようになっています。
この吸着力はかなり強くて、ガラス面に張り付いた幼虫は、揺らしたり叩いても落ちません。
アリの幼虫の特徴も、種類や暮らす場所によって様々です。






antroom at 07:47コメント(0)アリの飼育 

2022年09月18日

秋のアリたちがいろいろ入荷しました!
特にオススメの三種類をご紹介します。

キイロケアリ
働きアリは黄色くて可愛いキイロケアリ。
去年の秋は採集できなかったので、二年ぶりの入荷となります。
すべて秋に結婚飛行を終えたばかりの若い女王アリで、すでに働きアリが羽化しているものは、別コロニーから採集した繭を入れて早めに働きアリを羽化させたものになります。
女王単独でも飼育は難しくはなく、暖かい室内で飼育をすると10〜11月ごろには最初の働きアリが羽化します。
キイロケアリは複数の女王が協力して巣を作ることもあり、二匹の女王が同居済みのものもご用意いたしました。
産卵済みの元気な女王をお送りします。

ツヤクシケアリ
一年ぶりの入荷!ツヤクシケアリです。
働きアリが早く羽化するように、全ての女王に別コロニーの幼虫を数匹入れています。
しっかりエサを食べ、子育てをしている元気な女王をお送りします。
冬でも暖かい室内で飼育をすると、どんどん増えていきます。

ヤマクロヤマアリ
女王が金属光沢でとても美しいヤマクロヤマアリ。
このピカピカはすごいです。

他にもいろいろなアリが入荷をしています。






antroom at 14:52コメント(0)新商品 
いつも親ばか日記をご覧頂いている皆様ありがとうございます。
家族が増えました!
突然ですが、息子がもう一人産まれました!

毎回思うことですが、妊娠から出産は簡単なことではありません。
いつ何が起きるのか分からず、常に嬉しい気持ちだけではなく、それ以上に不安な気持ちがあり、まったく安心できません。
無事に元気に産まれてくれて、やっと一安心です。

三人の兄たちも皆可愛がってくれているのですが、中でも嬉しそうなのが、お腹の中にいるときから「赤ちゃ〜ん、お兄ちゃんだよ〜」と毎日話しかけていた4歳の息子です。
妻によると、僕以上に4歳の息子の方が毎日お腹に話しかけていたので「きっと4歳の息子のことをお父さんだと思ってる」とのことでした(笑)
今回はコロナの影響で、家族であっても病院内には一切入ることができず、妻は一人で出産して、出産後の入院中も面会はできず、テレビ電話のみでの会話となりました。
妻も4人目の出産とは言え、一人での出産は不安だったのではないかと思います。

そして、待ちに待った初対面の日。
小学生の息子たちは学校だったので、4歳の息子と二人で病院に行きました。
家族が増えました!
病院の外で弟に初対面!
「赤ちゃんかわいい〜。目がキラッキラしてる〜。」と本当に嬉しそうでした。
自宅に帰ってからは、息子たちが代わる代わるに いじくりまわして 可愛がってくれています。
7歳の息子はオムツも代えてくれます。

これからも、ありんこ親ばか日記をよろしくお願いします。






antroom at 07:10コメント(1)息子たち 

2022年09月17日

キイロケアリ
8月31日の夏休み最終日。
夏休みの宿題も無事終わったので、息子たちと山にキイロケアリを探しに行きました。
平地では少ないキイロケアリですが、標高の高い山に行くと、トビイロケアリよりもたくさん生息しているような場所もあります。
ちょうど夏の終わりはキイロケアリの結婚飛行の時期でもあります。

キイロケアリ
巣の中には、まだ羽アリがたくさんいました。
小型なオスアリたちです。

キイロケアリ
中心の大きいのが女王アリです。

キイロケアリ
翅の生えた女王アリ。

キイロケアリ
巣の中の植物の根ではアブラムシを牧畜していました。
世話をして甘露を収穫するのです。

キイロケアリ
アブラムシの腹部先端から甘露の雫が出ています。
アブラムシをじっくり撮影したかったのですが、キイロケアリたちがすぐに巣の深くへ運んでしまうため、あっという間に見えなくなってしまいました。
とても大切にされているのが分かります。

キイロケアリ
巣の中でたくさん見られたアリヅカムシの一種。
ジョウエツツノアリヅカムシでしょうか?
アリヅカムシの幼虫も一緒に見つかりました。





antroom at 08:12コメント(0)採集・野外ヤマアリ亜科 

2022年09月16日

アリタケ ムネアカオオアリ
まるで生きているような姿で死んでいるムネアカオオアリの女王。
通常死んでしまった時は、脚をたたんだり、横に倒れたりするのですが、この個体は立ったまま硬直して死んでいます。
これは冬虫夏草であるアリタケの一種に寄生された個体。
マルミノアリタケでしょうか?
節々や気門など、体中の隙間から菌糸が出ていることから、すでに全身に菌糸が広がっていることが分かります。
毎年ムネアカオオアリの女王アリを採集すると、数パーセントの確率で寄生されています。
寄生されている女王は、産卵前、もしくは産卵直後に体が動かなくなり死んでしまします。
野生では、朽木の中に巣を作り終えたころに死ぬと思われます。

アリタケ ムネアカオオアリ
そして、室内で管理すると10月以降にこんな感じでキノコが伸び始めてきます。

アリタケ
こんなにたくさん生えてくることも。






antroom at 08:27コメント(0)アリと暮らす生物(好蟻性昆虫など)ヤマアリ亜科 
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