2017年01月23日

昨日放送の雪虫いかがでしたでしょうか?
季節ごとの変化がすごいですよね!
見逃してしまった方は、1月24日(火)午後4時20分〜4時50分に再放送がありますのでぜひご覧ください。

蚊
北海道で雪虫を撮影中にたくさん来た蚊。

2017年01月22日


  本日19:30から放送! 

番組HPでも予告動画などが紹介されました。
雪虫は季節によって生活場所が変わりますが、その中でアリと一緒に地中で暮らす時期があります。
今まで誰も見たことがなかった地中での暮らしを撮影するため、いくつかの特殊なケースを作り撮影をしました。
撮影が成功したかは、ぜひ放送をご覧ください!

ダーウィンが来た!「大変身!北海道 雪になった虫」
1月22日午後7時30分〜8時00分放送
NHKダーウィンが来た!「大変身!北海道 雪になった虫」放送のお知らせ。

大変身!北海道 雪になった虫
主役となる虫は、本州では知らない方も多いと思いますが、北海道に住んでいる方は誰もが知っている雪虫です。

大変身!北海道 雪になった虫
雪虫はアブラムシの一種です。
去年、2回北海道まで行って撮影のお手伝いをしてきました。
なぜAntRoomがアブラムシの撮影を手伝うのか?
実はこの雪虫はアリと深い関係を持った暮らしをしているのです。
今回の撮影で初めて判明したこともたくさんあり、誰も知らなかった興味深い生態が紹介されますので、ぜひ覧ください!!

2017年01月21日

久々の登場!
2015年の6月に結婚飛行を終えたアメイロケアリ Lasius umbratusの女王。
飼育を始めてわずか半年で働きアリが1400匹にまで増え、1年で3000匹ほどに増えました。
そして今月で飼育を開始して1年7ヶ月が経ちました。
働きアリが何匹いるのか分かりませんが、ついに蟻マシーン3号に引っ越しをさせることにしました!
長年使用していた石膏飼育ケースの中は、すごいことになっていたのです。

飼育1年7ヶ月目のアメイロケアリ
去年も同じでしたが、真冬でも暖かい室内では幼虫は成長しています。

飼育1年7ヶ月目のアメイロケアリ
繭も山盛りあります。
驚いたのはこんなことではなく、石膏飼育ケースの床です。

飼育1年7ヶ月目のアメイロケアリ
まっ白だった石膏が、まっ黒です!!

飼育1年7ヶ月目のアメイロケアリ
これはかなり昔から気が付いていたことで、通常アリを飼育していて床が汚れてきたら、新しい石膏巣に交換するものなのですが、今まで見てきた汚れた黒さとは何かが違いました。
一見とても汚く見えるのですが、なぜか清潔感が感じられたのです。
また、汚れて不衛生になった時は、隣に新しい巣を置くとアリたちが引っ越すことが多いのですが、新しい石膏巣を置いてもアリたちは引っ越す様子はありませんでした。
何より、こんなに真っ黒なのに、まったく臭くないのです。
アリの巣を新しく変える時に重要なのは、見た目よりも匂いだと思っています。
そんなこともあって、そのまま飼育を続けていたのですが、いくつかの石膏巣に新たな変化が起き始めたのです。

それが↓こちらの石膏巣。
飼育1年7ヶ月目のアメイロケアリ
一部盛り上がっているのがお分かりでしょうか?

飼育1年7ヶ月目のアメイロケアリ
横から見ると2階建てのようになっていて、この下にも部屋があって隠れられるようになっています。
これを見た瞬間、クサアリのカートン製の巣と同じではないかと思いました。
アメイロケアリと同じケアリ属であるクサアリの仲間は、木の根元や洞の中にカートン製の巣を作ります。
これは噛み砕いたオガクズなどに、菌類を接種して固めて作るようなのですが、それにとてもよく似たものだったのです。
実はまだ野外でアメイロケアリの巣の中心部を掘ったことがないので、どんな巣を作っているのか知らないのですが、クサアリ同様にカートン製の巣を作っていても不思議ではありませんし、これを見て作っているのだろう確信しました。
そして、このような巣材を飼育ケースの中に作ったことがとても嬉しいです。
石膏が黒くなったからと言って、新しいものに交換していたら、このような巣を作るとは気が付きませんでした。

飼育1年7ヶ月目のアメイロケアリ
せっかくアリたちが作った巣ですが、蟻マシーン3号に引っ越しをさせるためなくなってしまいますが、これから巣が広くなったことで、さらに働きアリが増え、蟻マシーンの中でも立派な巣を作ってもらえたら嬉しいです。

アメイロケアリ
翌日、まだエサ場に置いた古い石膏巣にも大量にいますが、一部が蟻マシーンに引っ越しをしていました。
今まで観察がしにくかったのですが、これで行動が見やすくなります。

アメイロケアリ
ここは卵〜孵化直後の小さな幼虫の部屋。

アメイロケアリ
ここは大きな幼虫〜繭の部屋。

アメイロケアリ
そして一番下に女王アリの部屋ができました。
女王アリは常に大量の働きアリに囲まれています。
今年も成長が楽しみです。

2017年01月20日

シワクシケアリ
キイチゴの花の蜜を収穫していたシワクシケアリ。

シワクシケアリ
よく見ると黄色い花粉がたくさん付いていますね。

シワクシケアリ
口移しでエサを分け与えているのかと思ったのですが、別角度から見てみると・・・。

シワクシケアリ
触角に噛み付いていて喧嘩をしていました。
どうやら複数のコロニーが同じ花に来ていたようです。

2017年01月19日

クロオオアリやムネアカオオアリ、その他多くの日本のアリは秋ごろから女王の産卵が止まります。
そしてオオアリの場合、幼虫は小さいまま成長が止まるのですが、これらは冬を越すための準備です。
多少暖かい室内で飼育をしても、アリたちは冬であることが分かっているようで、エサは食べるのですが、幼虫の成長は止まったままで、女王の産卵も春になるまで再開しないのです。

クロオオアリの成長再開
現在飼育中のクロオオアリの様子。
すでに繭がたくさん!
しかも、もうすぐ羽化しそうです。

クロオオアリの成長再開
さらに卵もあり、女王の産卵も再開しています。
AntRoomで飼育をしているクロオオアリは、12月から幼虫の成長と女王の産卵も再開しました。
温度をコントロールすれば、真冬でもコロニーを成長させることができます。

現在クロオオアリを飼育をしている方は、通常3〜4月ごろに幼虫の成長や女王の産卵が再開しますのでご安心ください。

2017年01月18日

アシナガサシガメ
フレンチギアナで見つけた、ナナフシのような、アメンボのような、カマキリのような前脚を持つカメムシです。
アシナガサシガメの仲間で肉食性。
この仲間としては、かなり大きな種類でした。

2017年01月17日

アズマオオズアリの巣
土の中にあったアズマオオズアリの巣。
卵や幼虫の世話をする働きアリと、上の方にいる大きいのは兵隊アリです。

2017年01月16日

ハエトリグモを食べていたハエトリグモ
北海道の草むらで見つけたハエトリグモ。
よく見たらハエトリグモを捕食していました。

2017年01月15日

ムネクビレアリ Euprenolepis procera
マレーシアに生息するムネクビレアリ Euprenolepis proceraは、キノコを捕食する変わったアリです。

ムネクビレアリ Euprenolepis procera
エサとなるキノコを見つけると、行列を作って集団で食べに来ます。

ムネクビレアリ Euprenolepis procera
小さく切り取って次から次へ収穫していきます。

ムネクビレアリ Euprenolepis procera
収穫したキノコは行列を作って持ち帰ります。

ムネクビレアリ Euprenolepis procera
通常、このように小さく刻んで持ち帰るため、キノコを収穫していると分かりにくい写真になってしまうのです・・・。

ムネクビレアリ Euprenolepis procera
これはヒダが見えるので、何となくキノコっぽく見えますが、もう少し分かりやすく撮りたいところ。

ムネクビレアリ Euprenolepis procera
ひたすら撮影を続けていると、柄の部分が付いたキノコを運んでいる個体がいたので、一目でキノコと分かる写真を撮影することができました!

2017年01月14日

戦うオズアリ
東南アジアにはオオズアリの種類が多く、日本のオオズアリの倍以上もある大型種もたくさんいます。
オオズアリのオオズは、大頭という意味で、働きアリは細くて小さいのですが、兵隊アリと呼ばれる階級の個体は、体も大きく巨大な頭を持ち、見るからに強そうな姿をしています。

戦うオズアリ
倒木の上でたくさんのアリが群れていました。
一本の太い倒木に赤いオオズアリと、黒いオオズアリが巣を作っていて、お互いの縄張りに踏み込んでしまったようで激しい争いが起きていたのです。

戦うオズアリ
数が多い赤いオオズアリが優勢で、黒いオオズアリを集団で襲っていました。

戦うオズアリ
オオズアリの巨大な兵隊アリは、兵隊と呼ばれる割に性格は臆病なことが多いのです。
オオズアリのコロニーを採集するときに巣を掘ることがあるのですが、攻撃をしてくるのは大量の働きアリで、大きな兵隊アリたちは、真っ先に巣の奥へ隠れてしまい採集に苦労するのです。
そんな姿を見るたびに、「全然兵隊じゃないな」と思うのですが、この日観察した兵隊アリたちは、兵隊の名にふさわしい姿でした。

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