2016年08月28日

たしか冬くらいから?息子が飼育している生物がいます。
「ユウちゃん」と名前を付けて飼育をしているのですが、今まではタッパーで飼育をしていたので、観察しにくいし見た目もよくありません。
そこで、新しく新居を作ってあげることにしました!

ユウレイグモ
材料は100円ショップで買った容器とカラフルな砂に、ベランダで拾った小枝と小石と雑草。
この容器はガラスですが、蓋はプラスチックなので空気穴を開けました。

ユウレイグモ
まずは砂を入れます。
砂は飾りみたいなものなので、浅く入れれば十分でしたが全部入れちゃいました(笑)

ユウレイグモ
そして小枝を入れて〜。

ユウレイグモ
小さな花の咲いた雑草を入れたら完成!
とっても可愛い新居になりました。
これならリビングのテーブルの上でも置けますね。
生き物を飼育するときは、飼育容器のレイアウトも大きな楽しみの一つです。
子供って、こういう家作りが大好きなのです。
「ここが〜寝るところ」、「ここが〜ご飯食べるとこ」、と考えながら作っています。
もちろん見た目よりも、飼育する生き物が元気に暮らせる環境を作ることが一番大切。
この中で飼育するユウちゃんは、こんな環境でも長期飼育が可能です。
家が完成したので、さっそくこの素敵な新居で暮らすユウちゃんを入れてあげました。
一体ユウちゃんとは??

ユウレイグモ
イエユウレイグモ Pholcus phalangioidesでした!
ユウレイグモだからユウちゃん・・・。
イエユウレイグモは室内で暮らす脚の長いクモで、棚の下、流し台の下などに巣を作り、自宅の脱衣所の隙間に巣を作っていたところを息子が採集しました。
ユウレイグモをこんな可愛いケースで飼育する人はあまりいないかもしれませんね。
そもそもユウレイグモをペットとして飼う人がいないかも?(笑)
乾燥にも絶食にも強く、とても丈夫なクモですので、今回のような容器でも十分飼育することができるのです。
同じく室内で暮らしていることが多い、ハエトリグモやオオヒメグモも同じような容器で飼育することができます。

あっ!身近なクモを飼う場合、最近ではオオヒメグモに形が似ている、セアカゴケグモやハイイロゴケグモといった毒のあるクモが帰化していますのでご注意ください。
ちなみに、これらのゴケグモ属は特定外来生物に指定されていますので飼育はできません。

昨日放送の、なりきり! むーにゃん生きもの学園・夏のSP「100人でなりきり!大実験」の撮影を少しお手伝いさせていただきました。
再放送は9月4日(日) 午後4時25分からとなります。

なりきり! むーにゃん生きもの学園
なりきり! むーにゃん生きもの学園
蟻マシーンを使ってアリの行動などの撮影を行いました。

ちなみに、来週9月3日(土)7:15〜7:30の「なりきり! むーにゃん生きもの学園」はアメフラシとイソギンチャクですが、その中のミニコーナーで「みちくさむーにゃん アリ探しに行くの巻」として、少しだけアリが出るそうです!
こちらもぜひご覧ください。

2016年08月27日

コイヌガオフルーツコウモリ Cynopterus brachyotis
マレーシアに生息するコイヌガオフルーツコウモリ Cynopterus brachyotis。
小型ですがオオコウモリの一種です。
とても可愛い顔をしていますが、野生動物は人間にも感染する病気や寄生虫などを持っている可能性があるので触ってはいけません。
このコイヌガオフルーツコウモリからも、ニパウイルスという恐ろしいウイルスが見つかっています。
現在はこれれらの感染症予防のためコウモリは日本への輸入はできませんが、昔は野生のコウモリもペットとして日本へ輸入されてきて、僕もペットショップ勤務時代は多くの種類を世話してきましたが、ウイルスのことなど知れば知るほどあれは恐ろしいことだったんだと感じます。
それでもコウモリは魅力的!コウモリ大好き!
さらに、コウモリの体を調べると面白い虫が見つかったりします。

クモバエ
その一つがこちら。
まるでクモのような姿ですが、実はこれはハエなのです!
コウモリに外部寄生するクモバエです。
同じくコウモリに寄生するコウモリバエは翅があって飛べますが、こちらのクモバエは翅はなく飛べません。

クモバエ
コウモリの体を素早く走り回っています。
腹部が赤く膨れていますが、コウモリから吸血した血でしょうか?

クモバエ
口のあたりを見ると、太くて長い針のような毛がありますが、これで刺すのでしょうか?

クモバエ
何も知らずに見たら、とてもハエには見えませんね。
このように外部寄生するハエや、アリやシロアリの巣で暮らすハエは、本当に面白い姿をしたものが多いです。

ボルネオの洞窟に生息するハダカオヒキコウモリと、その体に外部寄生するハサミムシもいつか実物を見てみたいです。

2016年08月26日

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先日紹介したスズメガの幼虫に寄生していたヤドリバエが羽化しました。
以前スズメガのサナギから出たヤドリバエに似ています。

2016年08月25日

コミズジ
いつものようにベランダで遊んでいた息子が、育てていた枝豆の葉の裏で羽化直後のチョウを発見。
サナギの殻につかまって翅を伸ばしていました。

コミズジ
図鑑で調べたらコミスジ Neptis sapphoのようです。
元気に飛んでいきました。

2016年08月24日

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南米ペルーに生息する小さなカミキリムシ。

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触角の先端がくるっと丸まっていてオシャレ!
なんで丸まっているんだろう??

2016年08月23日

NHKラジオ『夏休み子ども科学電話相談』
子供たちが興味を持ったことを、各分野の専門家の先生方に直接質問できる番組。
僕も子供時代にラジオで聴いた覚えがあります。
今日も仕事をしながら聴いていたのですが、子供たちの質問に対して、親切に分かりやすく的確に答えていく先生方が本当にすごいですね。
あのような回答は、質問に対する答えだけではなく、その分野のものすごい知識があってこそできるものですね。
そして何より、先生方がその分野を本当に好きで研究しているのが伝わってくるので、宇宙のことなど、今まで興味がなかったことも、もっと知りたくなってきました。

そんな番組に、昆虫の先生として九州大学の丸山さんも出演されています!
今日はセミやカブトムシ以外にも、アリ、アリスアブ、好蟻性ハネカクシなどの質問まで来ていて、アリや好蟻性生物に興味を持つ子供たちがたくさんいることを嬉しく思いました。
丸山 宗利 先生
南米でグンタイアリの群れの中から好蟻性生物を探す丸山さん。

明日も丸山さんが出演です!
らじる らじる NHKネットラジオでも聴くことができます。

コガネムシを食べるクロオオアリ
夏は公園に行けばバッタ、トンボ、セミ、コガネムシなど、いろいろな虫が採れるので時々持ち帰ってアリに与えています。

コガネムシを食べるクロオオアリ
硬くて食べにくそうなコガネムシですがアリは好きなようです。

アオドウガネを食べるクロオオアリ
この日はアオドウガネを与えてみました。
大喜びで食べています。

※生きた虫を与える場合、働きアリの少ない若いコロニーだと、いつまで経っても食べれないことがありますので、ピンセットなどでエサの虫をつぶしたりしてから与えるようにしてください。
また、大きすぎる虫を与えると、食べ残しが腐敗しますので食べきれる大きさの虫を与えるようにしてください。

2016年08月22日

キタアオジタトカゲ
ちょうど1年前から飼育を始めたキタアオジタトカゲ。
当時は全長16cmで息子の手のひらに乗ってしまうほど小さかったのです。
そして現在は・・・

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抱っこできる大きさに成長しています。
計測したところ、全長52cm 体重595gでした。
7ヶ月前と比べると全長+4cm、体重+76g。

IMG_4130
子供と比較すると52cmって結構大きいですね。

飼育下では、人を恐れたり、触られることに極度に怖がってしまうのは飼育されているトカゲもかわいそうですので、最低限人に慣らすことは必要だと思うので掃除のときなどに少し触ったりしていますが、普段このように触ることはほとんどありません。
なぜなら、このように抱っこしてもトカゲは喜ばないから。
この日は撮影のため水槽から出したら息子は大喜び。

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1歳の息子も抱っこ。
この日に抱っこしたのがよっぽど嬉しかったようで、翌日から近くを通るたびに「ベロ!ベロ!」と名前を呼ぶようになりました(笑)
おとなしいので噛み付く心配はありませんが、この大きさになると爪が痛いです。

2015年
8月
全長16cm 体重34g
9月
全長28cm 体重126g
10月
全長37cm 体重303g
12月
全長45cm 体重464g

2016年
1月
全長48cm 体重519g
8月
全長52cm 体重595g

2016年08月21日

スズメガに寄生するヤドリバエ
大きくて特徴な形のスズメガの糞。
幼いころから、これが地面に落ちていると上を見上げて幼虫を探してしまいます。

スズメガに寄生するヤドリバエ
そして見つけたネズミモチの葉にいたシモフリスズメ?の幼虫。
大きくて可愛いですね〜。
息子が育てたいと言うので持ち帰りました。

スズメガに寄生するヤドリバエ
この個体、よく見ると所々に黒いシミがあります。

スズメガに寄生するヤドリバエ
下の方に規則正しく並ぶ楕円形の黒いのは気門ですが、その上の黒くて丸いシミ。

スズメガに寄生するヤドリバエ
拡大してみると、細長いゴミのようなものが付いています。

スズメガに寄生するヤドリバエ
これはおそらくヤドリバエの卵の殻です。
皮膚に卵を産みつけられ、孵化した幼虫がここから体内に侵入したと思われます。
だとすると、皮膚に付着する卵の殻はスズメガが脱皮をすれば落ちてしまいますので、これが付いているということは最近産みつけられたことになります。
飼育を始めて数日後。
スズメガの体色が黒っぽくなってきて、地面に降りて隠れようとしています。
これはスズメガ共通の行動で、サナギになる準備です。
地中や石の下などでサナギになるのです。
このままサナギになるのかと思っていましたが、その前に死んでしまったのです。

スズメガに寄生するヤドリバエ
やはりヤドリバエに寄生されていました・・・。
スズメガが死んでしばらくすると、体内からヤドリバエの幼虫が出てきてサナギになりました。

スズメガ
こちらはベランダで採集した別のスズメガですが、こちらは無事にサナギになりました。
しかし、サナギになってからもヤドリバエやハチに寄生されていることがあるので無事に羽化するまでは安心できません。

スズメガ
ガやチョウの幼虫は、敵が多くて無事に羽化するのは大変です。

IMG_4444
羽化した成虫。

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