2017年02月23日

グンタイアリ
南米フレンチギアナで一度だけ見つけた変わった雰囲気のグンタイアリの一種。

グンタイアリ
狩りの行列で、たくさんのアリやシロアリが運ばれていました。
行列を追いかけて、巣の中心部であるビバークを探したのですが、この種はまるで日本のヒメサスライアリのように地中性が強いようで、行列の大半は落ち葉の下や地中を通っているため追いかけるのがとても大変でした。
数時間かけて追いかけたものの、行列の方向がいまいちわからず、ここだと思う場所をひたすら掘ったものの、出てくるのは狩りの最中の働きアリばかりで、結局巣の中心部を見つけることはできませんでした。
きっとビバークには、すごい好蟻性生物がいるんだろうなと思いながら諦めました・・・。

グンタイアリ
働きアリの小さめと大きめ個体。

グンタイアリ
立派な大顎を持つ兵隊アリ。

2017年02月22日

現在引っ越しのため通信販売は休業中ですが、大宮ソニックシティで開催の第22回埼玉インセクトフェスティバルに出展します。
今回はアリや虫のみの販売となり、製作が間に合わないため蟻マシーンの販売はありません。
アリや虫はたくさん持って行きます!
去年と同じくみのじさんと同じテーブルでの出展となります。
開催日は、2月25日(土)と26日(日)の二日間ですが、25日の土曜日のみの出展となります。
このイベントは、土曜は生き虫の販売、日曜は標本販売となります。

第23回埼玉インセクトフェスティバル
第一日目 生き虫主体 2016年2月25日(土)午後1時〜午後5時
第二日目 標本主体 2016年2月26日(日)午前10時〜午後5時
※開催時間は、土曜と日曜で異なりますのでご注意ください。
AntRoomは25日のみの出展となります。
入場料(両日とも) 大人 ¥500 小人 ¥300(小・中学生)
会場(両日とも) 大宮ソニックシティ 第1展示会場

皆様のご来場お待ちしています!


ヨコヅナアリと暮らすハネカクシ
昨日も紹介したヨコヅナアリ。
こちらは小さな働きアリ。

ヨコヅナアリと暮らすハネカクシ
そしてこちらの巨大なのが兵隊アリです。

ヨコヅナアリと暮らすハネカクシ
このヨコヅナアリは、長い行列を作るのですが、その行列を観察すると様々な種類のハネカクシを見つけることができます。

ヨコヅナアリと暮らすハネカクシ
ハネカクシを撮影していると、兵隊アリの胸部にしがみつきました!
このままの状態でアリに運んでもらっていました。
通常この種は自らアリと一緒に歩いているところしか見たことがありませんでしたが、このようにアリに乗って運んでもらうこともあるようです。

ヨコヅナアリと暮らすハネカクシ
数時間行列を観察するだけでこんなにたくさんのハネカクシが見つかりました。
小型種は歩く速度や形がアリによく似ているので、近くでじっくり探さないと見逃してしまいます。
しかし、ヨコヅナアリはヒメサスライアリと比べると歩く速度が遅いので、ハネカクシの採集も難しくはありません。

2017年02月21日

ヨコヅナアリ
東南アジアに生息するヨコヅナアリ。
働きアリは日本のオオズアリとほとんど同じサイズですが、女王アリは2cmと巨大です。
そして兵隊アリのサイズには様々な大きさがあり、最小サイズは日本のオオズアリの兵隊と同じサイズですが、最大サイズは1.5cmを超えて驚くほど巨大になります。
巨大な体と頭部を持つ兵隊アリは見るからに強そうなのですが・・・。

IMG_6695
巣を掘っている時に出てきたい兵隊アリは、何と体を丸めて死んだふりをしていました(笑)
攻撃をしてくるのは大量の小型働きアリばかりで、大きな兵隊アリは地中に逃げるか死んだふりです。

ヨコヅナアリ
小さな働きアリが、まるで心配するかのように兵隊アリに集まってきました。

このように、兵隊アリとは呼べないような臆病な一面もあるのですが、兵隊の名にふさわしい姿を見せることもあるのです。
それは、生息地では最も出会う機会が多く、そして絶対に負けるわけにはいかない相手に出会ったときです。

つづく・・・

2017年02月20日

アリ部屋引っ越しのため2月22日〜28日は臨時休業とさせていただきます。
アリ飼育部屋だけではなく自宅の引っ越しなのですが、あまりに荷物が多いので無事に終わるのか考えれば考えるほど不安しかありません。
そう言えば、引っ越しの見積もりに来て頂いた「アリさんマークの引越社」の担当者の方は、本物のアリがたくさんいることに驚いていました(笑)
休業中は商品の発送や、メール返信をすることができません。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

※本日までにご注文を頂いている方への発送は休業前にお送りいたしますので、到着までもうしばらくお待ちください。
クワガタアリ
現在いろいろなアリが入荷しているのですが、ショッピングカートを更新できるのは休業明けとなります。

antroom at 16:57コメント(2) 
オオクマハエトリ
アリを探していると、岩の隙間から出てきた小型ハエトリグモ。
ハエトリグモ博士から八重山に生息するオオクマハエトリ Nungia epigynalisと教えて頂きました。

オオクマハエトリ
腹部の淵を蛍光ペンで書いたような色をしています。
とても美しいハエトリグモでした。

2017年02月19日

ヒメサスライアリ
少し暗くなり始めた夕方、マレーシアでヒメサスライアリの一種の引っ越し行列を見つけました。

ベンガルバエ捕食
ハネカクシなどの好蟻性昆虫を探すため観察をしていると、行列の近くで怪しく輝く眼を持つ昆虫を発見。

ベンガルバエ捕食
行列近くでアリの行列をじっと見つめています。

ベンガルバエ捕食
以前も紹介しましたが、こちらはアリを捕食する肉食性のベンガルバエの一種です。
とても大きな種類で、おそらくこの種はアリの中でもヒメサスライアリを専門に襲うのではないかと思います。

ベンガルバエ捕食
飛び立ったベンガルバエはアリの行列めがけて近づきます。

ベンガルバエ
ホバリングしながらアリに近づきます。

ベンガルバエ捕食
ヒメサスライアリには眼はないので見えていませんが、ハエが羽ばたく風圧で危険を察知した働きアリが立ち上がって威嚇しています。

ベンガルバエ捕食
獲物を狙うことに時間をかけてしまうと、行列サイドに護衛役の働きアリの数が増えてくるので狩りがしにくくなります。

ベンガルバエ捕食
そして、こちらが狩りに成功する直前の写真です。
ベンガルバエが狙うのはアリが運ぶ幼虫です。

ベンガルバエ捕食
幼虫を奪い取ることに成功すると、近くの枝や葉に止まって捕食を始めます。

ベンガルバエ捕食
口を刺して体液を吸っているようで、たった数秒で幼虫はシワシワになってポイっと捨てられます。

ベンガルバエ捕食
このベンガルバエの大きさに対して、ヒメサスライアリの幼虫は小さいので、何度も繰り返し狩りを行います。

そんな狩りを観察していると、あることに気が付きました。
ベンガルバエが狩りをすると幼虫だけを奪い取るのです。
アリは幼虫をアゴで咥えているので、普通に考えればアリも一緒に付いてくるはずなのです。
時々、アリも一緒に付いてくることもあるのですが、そんな時は前脚で払い落したり、または幼虫の体液を吸った後に食べカスと共に捨てます。
しかし、幼虫だけを上手く奪い取ることの方が多いのが不思議でした。
撮影をした写真を見返したら、その理由が判明したのです。
ベンガルバエはすごい技を持っていたのです。

ベンガルバエ捕食
もう一度、先ほどのアリを襲う直前の写真をご覧ください。
口の両脇に、前脚がありますが、これがアリから幼虫を奪い取る重要ポイントだったのです。

その瞬間が↓こちら。
ベンガルバエ捕食
ピントも合わずブレまくっていますが、何をしているのかは分かります。
口で幼虫を奪うのと同時に、口の横に置いた前脚でアリを地面に押さえつけて幼虫だけを力づくで奪い取っていたのです!!

ベンガルバエ捕食
もう少し分かりやすい写真。
地面に押さえつけられるアリが見えます。
ベンガルバエのすごい技を知ることができました。
ものすごい早業で肉眼は分からないので、撮影しないと気が付かないことでした。

この日は夕方薄暗くるとベンガルバエは狩りをやめました。
おそらく視力に頼っているので、暗くなると狩りができないのだと思います。
ヒメサスライアリにしてもアシナガキアリにしても、主に暗くなってから引っ越しをしますが、それはこのような天敵から襲われないようにするためかもしれません。

ベンガルバエ
同じ地域でアシナガキアリの巣で、これより一回り小さな種類も見つけています。
種類ごとに襲うアリの好みもあるのかもしれません。

ベンガルバエ
ちなみに日本にも石垣島や西表島に生息していて、アリの巣やシロアリの巣を掘っていると、どこからともなく集まってきて、アリの幼虫やシロアリを捕食します。
上の写真は石垣島でクビナガアシナガアリの幼虫を捕食したところです。
去年は、石垣島でアシナガキアリの巣の入り口で待ち伏せをしているのを観察しています。
アシナガキアリは頻繁に引っ越しをするので、幼虫を奪うには最適なアリなのでしょう。

2017年02月18日

トゲアリ
マレーシアで見つけた巨大なトゲアリの一種の女王。
この種の女王アリでしょうか?

トゲアリ
正面から見ると眼が飛び出ています。

トゲアリの仲間は日本には3亜属4種しか生息していませんが、世界には14亜属約500種も知られているようです。
熱帯に行くと大小様々なトゲアリを見ることができます。
その多くは樹上性で、樹皮の裏、オガクズのようなもので葉の裏に巣を作ったり、巨大なスズメバチのような巣を作ったり、幼虫が吐き出す糸を使って巣を作ったりしています。

青いトゲアリ
東南アジアには青く輝くトゲアリもいます。

2017年02月17日

トゲオオハリアリ
トゲオオハリアリの子育てについての論文で、トゲオオハリアリの写真を使って頂きました。
24時間子育てをするとは、働きアリはすごいですね!!
人間も生後間もない子どもがいる時は、夜も数時間おきに授乳をしたり、おむつを替えたりするので同じですね。

2017年02月16日

マンマルコガネ
マンマルコガネ
マンマルコガネの論文で、以前マレーシアで撮影した写真を使って頂きました。

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