2019年11月12日

日本最大のトワダオオカ
息子がで見つけたトワダオオカのボウフラ。
日本最大の蚊です。

トワダオオカ
発見場所は山小屋に置かれた雨水の溜まった鉢の中。
本来は洞の中の水溜りなどで暮らしています。

トワダオオカ
ちなみに成虫はこちら。
とても美しい蚊です。
血は吸わずに花の蜜などを食料としています。

日本最大のトワダオオカ
普通の蚊のボウフラと並べると、こんなにも大きさに差があります。
ボウフラとは思えないほどの大きさ。
小エビくらいの存在感があります。

日本最大のトワダオオカ
トワダオオカのボウフラはボウフラを主食としています。
獲物であるボウフラが近づくと、素早く噛み付きます。

日本最大のトワダオオカ
写真を見て気が付きましたが、この時、鋭いアゴを大きく開いています。

日本最大のトワダオオカ
そして捕食。

念願の巨大ボウフラが見れて幸せ。

2019年11月11日

日本で一番小さなヒナカマキリ
息子がで見つけた交尾中のヒナカマキリ。
翅もなく、指先に乗ってしまうほど小さなカマキリですがこれで立派な成虫なのです。

ヒナカマキリの卵
卵のうもこんなに小さいです。

サムライアリ
アリ好きの皆様にお知らせです!
今月のダーウィンが来た!はサムライアリです。
撮影を少しお手伝いさせていただきました。
昆虫写真家、山口進さんによるすごい映像の数々ですのでぜひご覧ください。

サムライアリ
2019年11月17日(日)19:30〜19:58 総合
NHKダーウィンが来た!「足元で合戦!サムライアリ」

2019年11月10日

トゲオオハリアリ 論文
東京大学でアリを研究する藤岡さんによる、トゲオオハリアリの口移しによる液体の受渡しの論文で写真を使っていただきました。
ハリアリの仲間は口移しをしないと言われているのですが、実際は少量であればできるものもあるようで、他にもハリアリ属やニセハリアリ属でも吐き戻しの報告があるようです。
写真を使用していただく場合、通常はすでにあるものから選んでいただくことが多いのですが、トゲオオハリアリは常に飼育をしていますし、再現できそうだったので口移し場面を撮影しました。

まず数日間エサを与えず空腹にしたコロニーに液体餌を与えます。
すぐに餌場に働きアリが出てきて、エサを飲み始めるので、ここで餌場と巣のチューブを切り離します。
エサを食べ終わって腹部が膨れた個体を、エサと分けて7時間ほど置きました。
液体が口元についていたり、アゴで咥えていることはありません。
その後、この個体を巣の中に戻したところ・・・。

トゲオオハリアリの口移しによる栄養交換
すぐに口移しを始めたのです。

トゲオオハリアリの口移しによる栄養交換
この二匹は腹部の大きさからも分かるように、左の個体が右の個体に吐き戻しています。
長いときは5分以上も行っていて、口移しをしていることが分かりますが、藤岡さんはさらに受け渡された個体を解剖して胃の中を調べることで、確実に口移しをされていることを証明しています。

トゲオオハリアリの口移しによる栄養交換
こちらは右の個体が左の個体に吐き戻していますが、左個体は口のひげを出し入れして液体を舐める様子がよく分かりました。

今までトゲオオハリアリを飼育していて、液体の餌を与えると働きアリはアゴで雫を咥えて持ち帰り、その周りに仲間が集まり食べるので、吐き戻しではなく、受け渡しだと思っていました。
受け渡し+吐き戻しだったのですね。
この方法でいろいろなハリアリで実験してみたら面白そうです。
見慣れたアリでも、よく観察して実験してみないと分からないことがたくさんありますね。

2019年11月09日

いつもギリギリになってしまうイベント告知。
今回は忘れないうちに早めの告知です(笑)

東京レプタイルズワールド
11/30(土)12/1(日)に池袋で開催の東京レプタイルズワールドに出展します。
日曜日はアリトークショーも行います。
開催について詳しくはイベントサイトをご覧ください。

前回のナゴレプではアリの種類少なめでしたが、今回はアリの種類は多め!になる予定です。
このイベントのために来週は南の島にも行ってきます。
いつものようにパラポネラなどの展示も行いますので、ぜひ見に来てください!

2019年11月08日

爬虫類トークバラエティ『はちゅ話』第19回
爬虫類トークバラエティ『はちゅ話』第19回に出演させていただきました!

爬虫類トークバラエティ『はちゅ話』第19回
『はちゅ話』は、『REPFAN』編集長・ツルケン氏がプロデュースする番組。
爬虫類雑誌ではありますが、以前REPFANではアリの記事を何度も書かせていただいていました。

爬虫類トークバラエティ『はちゅ話』第19回
今回はアリ界の有名ユーチューバーである「ありじゃむ」さんとも初めてお会いすることができました。
アリの巣に敵が侵入したとき、巣の中のアリたちはどのような行動をするのかなど、とても興味深い実験をされている方です。
ぜひご覧ください!

2019年11月07日

山小屋
みのじ家の皆さんと山小屋に旅行に行ってきました。
豪邸!!寝室も3つもあって部屋も広々です。
周りは山に囲まれていて住宅もないので、賑やかなうちの息子たちがいくら大騒ぎしても大丈夫(笑)

山小屋
夜はバーベキューをしたり。

ライトトラップ
ライトトラップをしたり。

虫探し
山小屋周辺で虫探しをしました。
4人の子どもたちは本当に楽しそう。

ハナダカダンゴムシ
ハナダカダンゴムシ。

オオゲジ
オオゲジもいました。

そして、小屋の横に雨水が溜まった鉢を覗き込んだ息子が、「大きいボウフラがいた!毛虫みたいに毛が生えてた!」と言いました。
山にある水溜りにいる大きなボウフラ!?
もしかしてトワダオオカではないかと思い見に行きましたが、水底に潜てしまったようで姿が見えません。
翌日に網ですくってみることにしました。

トワダオオカ
そして翌朝。
ボウフラを見つけた鉢を網ですくってみたところ・・・。

トワダオオカ
いたーーー!!でかーーーー!!
やはりトワダオオカのボウフラだったのです。
この蚊は日本最大級で、成虫はとても美しい色をしています。
中学生のころ憧れの昆虫でした。
トワダオオカのボウフラは、本来木の洞に溜まった水で暮らしていて、他のボウフラを食べる肉食性です。
同種でも共食いをするようで、一つの洞から勝ち残った一匹だけが見つかることもあるようですが、今回は一つの鉢から7匹も見つけることができました。
初めて幼虫を見ることができて嬉しかったです。

ヒナカマキリ交尾
こちらは日本最小のカマキリであるヒナカマキリ。
これも息子が見つけてくれました。
交尾場面は初めて観察することができました。

ヒミズ
路上で死んでしまっていたヒミズ。

川遊び
この日は天気も良くて川でも遊びました。
この川は、僕が小学生のころから遊んでいた場所で、当時はオニヤンマなど様々な種類のヤゴや、サワガニがたくさんいたのですが、久々に行ってみたところ川の大半がコンクリートで真っ平に固められていました・・・。
下流の方へ巣百メートル移動したら、本来の姿の場所があったのですが、驚くほど生きものがいませんでした。
ヤゴもサワガニも一匹も見つけられませんでした。

川遊び
川遊びも終わり、足だけ拭いて終わりにしようとした直後に、岩で滑ってびしょ濡れになり全身着替えることになる息子(笑)
とても楽しい二日間でした。
みのじ家の皆さまありがとうございました〜!

2019年11月05日

2019年11月1日「milsil」
国立科学博物館発行「milsil(ミルシル)」。
2019年11月1日号はアリ特集です‼︎
表紙などで写真を使って頂きました。
アリの研究者たちによるアリ話が満載。
辻先生による外来アリの話、北條さんによるフェロモンの話、土畑さんによる働かないアミメアリの話など内容がとても濃いです。
ナミバラアリハンミョウアリなども登場します。
このような本で写真を使っていただけてとてもうれしく思います。

2019年11月03日

グンタイアリとカタアリ
怪我をして弱ったナミグンタイアリ Eciton hamatumが、カタアリの一種に襲われていました。

カタアリ
木の葉に巣を作っていたカタアリと同種に見えます。

2019年10月30日

東京もだいぶ気温が低くなり寒くなってきましたね。
こんな季節でも結婚飛行を行うアリがいます。
ヒラフシアリトフシアリ、サクラアリなどのアリたちです。
サクラアリは自宅の屋根の先端に大量の羽アリたちが集まるのを観察していましたが、今年もまったく同じ場所に羽アリが集まっています。
まずは一昨年紹介した「サクラアリは屋根の上が出会いの場!?」をご覧ください。


今年は動画も撮影してみました。
すごい数の羽アリが飛び回っています。
屋根の白い部分には、少し大きめの新女王と、それよりだいぶ小さなオスアリが止まっているのも見えます。
この日は太陽が雲から出たり隠れたりしていましたが、太陽が出て日当たりがよくなった時の方がたくさんの羽アリが飛び回っていました。
ベランダにも時々羽アリが落ちてくるのですが、落ちてきた新女王を観察していたらあることに気が付きました。

サクラアリ
ベランダの柵に止まった新女王を見ると、腹部を上に持ち上げた体勢のままじっとしています。
これを見たとき、オスを呼んでいるのだと思いました。
おそらくフェロモンなどを出しているのではないかと思うのですが、アリでこのような腹部を上に持ち上げた体勢でオスを呼ぶものを初めて見ました。
しばらくすると周りに数匹のオスが来たのですが、この後風で女王が飛ばされてしまい交尾までは観察することができませんでした。
そこで、別の新女王を持ち帰って観察してみたところ・・・。

サクラアリ
やはり同じような体勢のままじっとしている場面を観察することができました。
この体勢はオスを呼んでいるので間違いないと思われます。

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