2020年10月25日

長年使用しているレンズに、キャノンのEF24-70mm F2.8L II USMがあります。
小さなものは撮れないので、主に息子たちを撮影するときに使っていました。
ここ数年別のレンズを使う機会が増えて、あまり使わなくなってしまい、さらにどこに置いたか忘れてしまっていたのですが、リビングの普段使っていないテーブルの隅に置かれているのを発見!
久々に見つかり嬉しかったので、近所の公園に持っていき撮影してきました。

EF24-70mm F2.8L II USM
暖かくて気持ちのよい天気。
久々に使いましたが、やはりこのレンズは画質が最高です!

EF24-70mm F2.8L II USM
子どもを撮るならこのレンズが良いです。

EF24-70mm F2.8L II USM
このレンズ、写りは本当に良いのですが、とにかく大きくて重いのです。
持ち運びは大変です・・・。

EF24-70mm F2.8L II USM
カブトムシの幼虫がたくさんいました。






antroom at 15:51コメント(0)撮影機材採集・野外 

2020年10月24日

今年もトゲアリの結婚飛行が行われ、各地に通い続けました。
トゲアリは、オオアリの巣に侵入して、女王をころすことで巣を乗っ取りますが、その方法は複雑で、飼育下でいろいろ観察をしていると、乗っ取り方法は一つではないようです。
このように複雑な生態の生きものというのは、それを知るには長い年月がかかります。
トゲアリの女王が結婚飛行を行うのは9〜10月しかないので、この時期は何度も生息地へ通い、思い返すと20年ほど観察を続け、毎年少しずつ断片的にその生態を見続けてきました。
飼育下で行われたからと言って、それが野外でも行われているとは限らなかったりすることもあるので、やはり飼育でも野外でも見る必要があるのです。
そして、今年は長年野外で見たかった行動を見ることができたのです!
久々に新たな場面に出会うことができ、また新たに生態の一部を知ることができました。
どれほど嬉しかったかは、以下に紹介する写真の多さからお察しください(笑)

トゲアリの侵入方法
この時観察をしたのが、切り株の根元にあるムネアカオオアリの巣の周辺です。
結婚飛行を終えたトゲアリの新女王は、クロオオアリやムネアカオオアリの巣の周辺に集まるのです。
この巣がある切り株周辺にも、多くのトゲアリが集まっていました。

トゲアリの侵入方法
切り株の樹皮裏でじっとしている女王。

トゲアリ
巣の周辺で、侵入の瞬間を狙っているのでしょう。

トゲアリの侵入方法
切り株の上を歩いていた女王。
ピカピカして美しいアリですね。

トゲアリの侵入方法
トゲアリの女王は、ツルツルした印象がありますが、実はよく見ると全身毛深いのです。

トゲアリの侵入方法
侵入に失敗したのか、それとも別の敵に襲われたのか、死んでしまっている女王も複数見つかります。
この個体はクロヤマアリに運ばれていました。

トゲアリ
そして、巣から2mほど離れた場所を歩いているムネアカオオアリを見た時、何やら動きのおかしな個体がいました。
最初見たときは弱っているのかと思ったのですが、よく見たところ何かがくっ付いているような・・・。
その個体を横から見て驚きました。

トゲアリ
トゲアリが首に噛み付いていたのです!!
過去のブログをご覧の方はすぐにお分かりかと思いますが、これは巣へ侵入する前に行う匂い付けです。
まずは、このように働きアリを捕まえて匂いを自分の体に付けるのです。
飼育下では見慣れた光景なのですが、実は野外でこの瞬間というのは滅多に見ることはできないのです。
飼育下で観察できたことを、野外でも観察することで、間違いなく行われていることが確信できました。

トゲアリ
ムネアカオオアリは前脚で落とそうとしたり、暴れたりして離そうとしていますが・・・。

トゲアリ
トゲアリは首に深くガッチリ噛み付いていて全く離れません。

トゲアリ
何とかして取りたいムネアカオオアリは、ゴロゴロ転がったりしています。

匂い付けの瞬間は、野外で見れる機会は滅多にないため、これが見れただけでも嬉しかったのですが、実は本当に見たかったのは、この先の行動なのです。
まずは、4年前に書いたトゲアリがクロオオアリの巣に入る方法をご覧ください。

トゲアリ
こちらは、飼育下で巣の外で働きアリから匂い付けをさせたときに見られるもので、働きアリの首に噛み付いたまま運ばれているのです。
飼育下でこれを見たとき、もしかしたら、このままの状態で巣の中へ運ばれることもあるのではないかと思ったのです。
それを証明するためにも、野外で巣外で匂い付けを行う女王をどうしても見つけたかったのです。
そして、ついにその瞬間を見ることができたのでした。

トゲアリ
しばらくもがき続けていたムネアカオオアリですが、取れなくて諦めたのか、そのままトゲアリを付けたまま歩きだしました。

トゲアリ
トゲアリを引きずりながら歩いています。

トゲアリの匂い付けと巣への侵入方法
最初見つけたときは巣から2mほど離れていたのですが、徐々に巣のある切り株へ近づいています。

トゲアリの匂い付けと巣への侵入方法
巣まで1mほどまで近づいたころ、仲間のムネアカオオアリが近づいてきました。

トゲアリの匂い付けと巣への侵入方法
触角で触れた瞬間、仲間の異変に気が付いたようです。

トゲアリの匂い付けと巣への侵入方法
アゴを開いてトゲアリに襲い掛かったのです!
仲間に密着しているので、うまく狙いが定まらない様子。

トゲアリの匂い付けと巣への侵入方法
今度は腹部を噛み付こうとしています。

トゲアリの匂い付けと巣への侵入方法
トゲアリの腹部はとても硬くて丸いので、上手く噛みつくことはできません。

トゲアリの匂い付けと巣への侵入方法
アゴが滑って噛めていませんでした。
トゲアリも攻撃を受けることは想定内ですので、まったく離れる様子はありません。
トゲアリにとって噛まれると危険な場所は、頭部と胸部の間や、胸部と腹部の間の細い部分ですが、肩のあたりと腹柄節にあるトゲで、ここを噛まれることを防いでいます。
とは言え、やはり噛まれ場所によっては傷を負ってころされてしまうので、乗っ取りは本当に命がけなのです。
しばらくすると、襲うのを諦めてどこかへ行ってしまいました。
その後も数匹のムネアカオオアリに同じように攻撃を受けていましたが、離れることなく引きずられています。


動画でも撮影してみました。

トゲアリ
巣のある切り株にだいぶ近づいてきました。

トゲアリ
仲間のムネアカオオアリがたくさんいますが、トゲアリに気が付かずに通り過ぎる個体も多いです。

トゲアリ
観察を始めて1.5時間ほど経った頃、ついに巣のある切り株へ到着です!

トゲアリ
噛み付かれたまま巣の入り口を探している様子です。

トゲアリ
ムネアカオオアリがどんなに暴れても、他の個体に噛み付かれても、絶対に離れないトゲアリ。

トゲアリ
切り株の根元に落ち葉が積もっていて、巣の入り口がどこにあるのか分からなかったのですが、ムネアカオオアリはその落ち葉の下へと入っていったため、巣の中へこのままの状態で戻ったはずです。
やはり、トゲアリはオオアリの首に噛み付くのは、匂い付けだけではなく、そのまま巣へ運んでもらうことがあるということが分かりました。
もちろん、巣穴から自ら歩いて侵入することもあると思いますが、巣から離れた場所で匂い付けを行った場合、このように運んでもらうのが最も安全で確実な方法に思えます。

トゲアリ
巣の中へ侵入すると、最終目的はムネアカオオアリの女王です。
ここまでの対格差がある相手を襲うのですからすごいですね。
ムネアカオオアリの女王の首に噛み付き匂い付け中の女王は、4年前の秋に息子が見つけているのですが、何度も書いているように野外での寄生の成功率というのは、恐ろしく低くて、ほとんどの女王は寄主に失敗してころされてしまうのです。
どれくらいの女王が乗っ取りに成功するのか分かりませんが、おそらく数百匹に一匹とかではないでしょうか?
今回の切り株にあるムネアカオオアリの巣も、数年前から観察していますが、ずっとそのままですので、毎年このように多くのトゲアリに狙われているにもかかわらず、どの個体も寄生に成功していない証拠です。
来年、もしこの巣からトゲアリの働きアリが出てくれば、今年侵入したトゲアリが乗っ取りに成功したということになります。

トゲアリ
成功率があまりに低いので、このように乗っ取りに成功して、トゲアリの働きアリが出ている巣は、野外では滅多に見つけることはできません。

次回は、オオアリの首に噛み付き、巣に侵入後のトゲアリの行動をご紹介します。
驚きの行動を見ることができたのです。

つづく・・・






antroom at 09:09コメント(3)アリと暮らす生物(好蟻性昆虫など)採集・野外 

2020年10月22日

文鳥を育てる
うちの可愛い文鳥のピッピ。
先月、うちに来た時はこんな幼い姿でしたが・・・。

文鳥
現在はこんなに立派に育ちました!
くちばしが赤くなりました。
最近羽が抜け替わるようでよく抜けています。
そろそろ大人の色になるのでしょうか?

文鳥
息子は毎日一緒に過ごしています。
文鳥って、さいっっっっこうに可愛いです!!
生きものを飼う場合、飼いやすさだけではなく、飼育に必要なスペースや環境、与える餌、適温、昼行性か夜行性かなど、様々なことを考え、自分に合ってるか、もしくは合わせられるかが大切。
今まで鳥類だと、小型インコの他にも、大型なタイハクオウムやタカやカラスを飼育したり、動物園でダチョウの担当もしましたが、文鳥はすべてがうちの家庭環境や家族と相性ぴったりです。

うちに来てから一ヶ月が経った頃、さし餌を卒業しました。
どんな感じで終わったのかというと、姿が大人らしくなってからも毎日さし餌を欲しがるので、朝昼夕方と、一日三回与えていました。
この間も、鳥カゴには皮付きの文鳥用の種子やペレットを入れていました。
さし餌が終わる前日、この日は朝から一人で種子餌をついばんでいました。
さし餌の準備をすると、いつも通り欲しがり、いつも通り与えようと口にスポイトを入れたところ、いつもなら文鳥が自ら喉の奥にスポイトを咥えて、流れてくる粟玉を一気に飲み込むのですが、粟玉が出てきた瞬間に、飲むのをやめて口で粟玉を咥えてしまったのです。
飲み込み方を忘れてしまったのかと思いました。
しばらくすると、思い出したかのようにいつも通り飲み込んだのです。
そして昼過ぎ、この日二回目のさし餌を与えようとしたところ、いつもならそ嚢が膨れていないのに、この日はそ嚢がパンパンに膨れていたのです。
しかも、そ嚢から透けているエサを見たところ、さし餌用の粟玉ではなく、鳥カゴに入れてある種子餌や豆苗だったのです。
つまり、自らそ嚢が膨れるまで食べたということです!
この時はさし餌は与えませんでした。
夕方はいつも通り欲しがったためさし餌を与えて寝かせました。
そして翌日、朝のさし餌の準備。
朝はお腹がすくので、一日の中で最もさし餌を喜ぶ時です。
お湯を沸かしたり、スポイトの準備をするときの音を聞いただけで、さし餌がもらえると分かり興奮するほど。
しかし、この日はなぜか静かでした。
粟玉の準備をして近くに行くと、まったくさし餌を欲しがりません。
具合でも悪いのかと思ったら、朝からすでにそ嚢が種子餌で膨れていたのです!
さし餌を欲しがらないことと、そ嚢が自ら食べた種子餌で膨れていることから、さし餌を終わりにしました。
これがさし餌終了の瞬間でした。
さし餌が終わると、成長が嬉しい反面、我が子の卒乳の時のような寂しさがありますね(笑)

文鳥
最後のさし餌を撮影したかったけど、突然終わってしまったので、何となくスポイトを撮ってみました(笑)






antroom at 11:08コメント(2)文鳥 

2020年10月21日

サムライアリ
7月に結婚飛行を終えて、クロヤマアリとハヤシクロヤマアリと一緒に飼育中のサムライアリ。
この写真では分かりにくいですが、中心にいるのが女王です。
9月ごろから産卵が始まりました。

サムライアリ
そして、最近働きアリの羽化が確認できました。
すでに10匹ほどは羽化しているようです。






antroom at 09:55コメント(0)アリの飼育ヤマアリ亜科 

2020年10月20日

かがくのとも「アリのかぞく」中国版
かがくのとも「アリのかぞく」が、中国語になり中国で出版されることになりました。

かがくのとも「アリのかぞく」中国版
中国でたくさんの子どもたちに読んでもらえると嬉しいです。






antroom at 10:31コメント(0)新商品ヤマアリ亜科 

2020年10月18日

文鳥のピッピ。
ぴょんぴょん飛び跳ねたり、飛んだりして部屋で遊ぶのが日課になっています。
水浴びも毎日したり、実はすでにさし餌も卒業して一人で餌を食べれるようになりました!
今日紹介する写真は、少し前に撮影したもので、現在はもっと顔周辺の羽がきれいに生えそろって大人らしくなってきています。
息子たちは、まるで兄弟が一人増えたかのように、代わる代わる文鳥のピッピを可愛がってくれます。
5歳の息子が自分のカメラで写真を撮ってあげようとカメラを向けたところ・・・。

カメラが気になる文鳥
カメラに飛び乗ります。

カメラが気になる文鳥
カメラを向けるたびに飛び乗ってきます。
すぐ乗ってくるので撮れない(笑)
スマホでも一眼でも、撮影しようと近づくと上に乗ってくるのです。

カメラが気になる文鳥
レンズを突っついたりカメラに興味津々。






antroom at 08:59コメント(1)文鳥 

2020年10月17日

キイロケアリ
販売中のキイロケアリは9月に結婚飛行をした新女王です。
一ヶ月半が経ち、すべての女王たちから初めての働きアリが羽化しました。






antroom at 09:38コメント(0)アリの飼育ヤマアリ亜科 
オオヒゲカタアリヅカムシ
先月、息子が自宅近所の公園にあるアメイロケアリの巣から、オオヒゲカタアリヅカムシを見つけましたが、今月も再び息子が見つけてくれました。

オオヒゲカタアリヅカムシ
大型でかっこいいアリヅカムシです。
こんなかっこいい好蟻性昆虫が、東京の街中にも暮らしているのです。
今回見つかったのも前回と同じ巣で、前回同様息子が巣の入り口に置いた石の裏で見つかりました。
どういう状況なのか、巣の写真を撮影しました。

オオヒゲカタアリヅカムシ
こちらの木の根元にアメイロケアリの巣があり、幹が窪んだ穴の中に、手前に見える二つの石を置いています。
石を置いてしばらくすると、アリたちが石下に通路を作ったりして巣が作られるのです。
生きた木の根元などに巣を作るアメイロケアリやクサアリの仲間などは、巣の中を調べるのが難しいのですが、このように石を置いて巣を地表まで広げることで、巣を掘ったりしなくても、アリヅカムシやアリヅカコオロギなどの好蟻性生物を見つけることができるのです。






antroom at 08:40コメント(0)アリと暮らす生物(好蟻性昆虫など)採集・野外 

2020年10月16日

ヒバカリ
最近孵化したと思われる小さなヒバカリの幼体。
成体は茶色ですが、幼体はこのように黒いことが多いです。






antroom at 11:20コメント(0)採集・野外アリ以外の生き物 

2020年10月15日

キイロシリアゲアリの結婚飛行
キイロシリアゲアリの交尾。
一匹の女王に複数のオスたちが集まっています。
秋はキイロシリアゲアリの結婚飛行の季節です。
秋は他にも様々なアリたちが結婚飛行をするのですが、キイロシリアゲアリは数も多く、街中でも大量に飛び、さらに夜間灯りに集まるため、この時期最も人目に付きやすいアリです。
毎年大量に飛ぶ結婚飛行を観察していて、過去の写真はこちらもご覧ください。

キイロシリアゲアリの結婚飛行
オスたちはこの日のためだけに存在します。

キイロシリアゲアリの結婚飛行
子孫を残すために必死です。

キイロシリアゲアリの結婚飛行
街灯の下には、交尾を終えて翅を落とした女王がたくさんいます。
複数の女王が集まって地中に巣穴を掘ります。

キイロシリアゲアリの結婚飛行
美しいアリですね。






antroom at 11:22コメント(0)採集・野外フタフシアリ亜科 
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