2018年01月21日

タイワンシロアリ
久々の登場!長期飼育中のタイワンシロアリの菌園です。
飼育を開始して1年2ヶ月が経ちました。
この写真を拡大すると、中心の窪みに女王と王が見え、白くて小さな幼虫もたくさにて、菌園には菌糸の塊もたくさんあって、とても状態が良さそうです。

タイワンシロアリ
働きアリからグルーミングされる王。

タイワンシロアリ
こちらが朽木を入れたエサ場です。
ここに拾ってきた適当な朽木を入れると働きアリたちが食べに来ます。
朽木は数ヶ月に一回ほど補充すればよいので、普段の世話は水分補給くらいです。
蓋に蟻道が作られています。
横から見ると大量の働きアリたちがトンネル内に行列を作っているのを観察することができます。
このように、順調に増えているようにも見えるのですが、唯一の心配は菌園がそれほど大きくならないこと。
飼育を始めたころから比べると倍くらいにはなったものの、まだ直径4〜5cmほどしかなく、こんなに成長が遅いとは考えられません。
野外では直径20〜30cmの菌園も見つかります。
そして、空き部屋なども用意しているのですが、新たな場所に菌園が作られる様子もありません。
エサ場を裏から見ると、通路よりも広い空間ができているようですが、今のところ新たな菌園はないようです。
菌園の大きさはそれほど変わらないのに、働きアリはかなりの数に増えているのが不思議です。
この小さな菌園で、すべての個体が生きていけるだけの菌糸が栽培できているとは。
あと、菌園の大きさが変わらないのに、ずっと菌糸が育ち続けているというのも考えてみると不思議です。
どんどん菌糸の栄養となる培地を追加して行かないと、そのうち栄養がなくなり菌糸も育たなくなりそうですが。
培地は追加するだけではなく、定期的に新しいものに交換されているのでしょうか?

2018年01月19日

蟻マシーンエサ場づくり
今年からAntRoomスタッフが増えたので、蟻マシーン製作もスピードアップ!
これは蟻マシーンのエサ場の穴開け作業中。

蟻マシーンエサ場づくり
3歳の息子もニコニコ笑顔で作業を 邪魔 手伝ってくれています(笑)

蟻マシーン2号ミニ特大エサ場付きも、より使いやすいように改良して近日販売を開始します!

2018年01月13日

ミツツボアリ
飼育1年2ヶ月が経ったミツツボアリ。
今までは、一番下の女王アリのいる部屋に蜜壺役がたくさん育てられていたのですが、最近は状況に変化がありました。
その変化とは!?

ミツツボアリ
各部屋で蜜壺役が育ち始めたのです!
ここに写っている蜜壺役たちは、羽化して1〜2週間ほどの若い個体で、まだ膨らみ始めたばかりですので、これからどんどん大きくなるはずです。
現在働きアリの数は600匹ほどで、蜜壺個体を数えてみたところ50〜60匹でしたので、全体の1割ほどが蜜壺化していることになります。

ミツツボアリ
隣に連結してある蟻マシーンへチューブが繋がる部屋にも蜜壺役がたくさん育てられてきています。
不思議なことに、この左に連結してある蟻マシーンでは蜜壺役は1匹もいません。

そして、もう一つの変化。
コロニーが大きくなった最近は、羽化する働きアリが大型化してきています。
1枚目の写真に写っている繭も大きさに差があり、大きな繭もたくさんあるのが分かります。
今までは働きアリの大きさはケアリほどだったのが、最近羽化する大型個体は、ちょっと小さめのクロヤマアリサイズになってきました。
これらの大型個体が蜜壺役になれば、直径1cmを超えるのではないかと楽しみです。

今後の成長が楽しみです。

2018年01月11日

ブルドックアリのオス
まるでハチのようですが、これはブルドックアリのオスアリです。
体長20mm、触角が14mmありますので全長34mmととても大きいです。

ブルドックアリのオス
雌雄で同種とは思えないほど形が違います。

ブルドックアリのオス
ブルドックアリの特徴の一つでもある長い大顎はおまけ程度に短くて小顔です。
しかし、小さな顔には不釣り合いなほど複眼と単眼が大きく発達しています。
これらの特徴は他のアリも同じで、遠くからでも交尾相手である新女王を見つけるためです。

ハリアリのオス
左からオキナワアギトアリ、トゲオオハリアリ、クワガタアリのオスたち。
どれもメスの形は全く違うのに、オス同士は似たいような姿をしています。

2018年01月10日

日曜日に息子たちとサザエさんスペシャルを見てチャンネルを変えると「新どうぶつ奇想天外!」が放送されていました。
モンハナシャコの時速101Kmの高速パンチが紹介されているのを見て、そう言えばハンミョウアリの写真を提供したのを思い出しました。

ハンミョウアリ
しばらく見ていると、シャコの次にハンミョウアリが登場しました!
ハンミョウアリはアゴを開いた状態から閉じるまでの速度が、わずか0.0005秒とのこと!
体長1cmと紹介されていましたが、ハンミョウアリの体長は3〜5mmほどです。

アゴを開くハンミョウアリ
アゴを開いたハンミョウアリはかっこいいですね〜!
しかし、その後の映像はハンミョウアリだけではなくアギトアリもハンミョウアリとして紹介されていました・・・。

アギトアリ 
これはハンミョウアリではなく、シロアリを襲うアギトアリ。

アギトアリ
これもアギトアリ・・・。

アギトアリ
これがアギトアリです。

たしかにアギトアリも同じように高速でアゴを閉じることで有名なアリですが、ハンミョウアリはヤマアリ亜科で、アギトアリはハリアリ亜科とまったく別のアリです。
アゴの使い方も、よく観察すると全く違うのです。
ハンミョウアリはジャキジャキ、アギトアリはパチンパチンです。←分かりにくい(笑)

2018年01月07日

サムライアリ
この写真では一見クロヤマアリに見えますが、サムライアリを飼育しています。
右上の方にいる大きな個体がサムライアリの女王アリ。
この女王は去年の8月に、翅を抜いて歩いているところを採集して、すぐにクロヤマアリの働きアリと同居をさせて飼育をしていたのですが、数ヶ月間まったく産卵をしませんでしたが、11月ごろからやっと産卵が始まり、現在は働きアリの羽化も始り、幼虫とサナギが各20〜30匹、卵は50個以上あるので、このまま順調に増えていきそうです。
現在保温した暖かい室内で飼育をしているので産卵が続いていますが、秋まで産卵をしなかったことから、この個体は本来越冬して春から産卵を始めていたものと思われます。
このままサムライアリがたくさん増えてきたら、飼育下で奴隷狩りをさせて、今まで見たことのない、幼虫やサナギを盗まれるクロヤマアリの巣の中の様子を観察してみたいです。

2018年01月04日

皆様明けましておめでとうございます
2017年にAntRoomをご利用いただきました皆さま、そしてブログをご覧いただきました皆さまありがとうございました。
去年は日々の仕事に追われてしまい、なかなか新しことができなかったので、今年は新しいことへ挑戦する1年にしたいです!
今年からAntRoomスタッフが増えることになりましたので、販売を休止していた蟻マシーン3号や特大エサ場付き2号ミニの製作なども行っていきます。
その前に、やらないといけないことがありますので(ブログ以上にアリの魅力を多くの方に知ってもらうための大切な仕事)、しばらくはブログ更新は毎日はできませんがよろしくお願いします。

多くの方々に支えられながら、AntRoomは今年で17周年を迎えることができました。
今思うとあっという間の17年のような気もしますが、思い返すといろいろなことがあり長かったようにも感じます。
AntRoomを始めたのは20歳ごろでした。
毎日何時間も夢中になって観察していたアリの面白さを、一人でも多くの方に知ってもらいたい!という気持ちから始めました。(今も日々同じ気持ちです)
当時はアリのコロニーをペットとして長期飼育している方は日本にはほとんどいませんでした。
長く続けていくと、年々アリを飼育する方が増えてきて、今ではアリを飼育する方も日本全国に数え切れないほど多くなり、コツコツと17年間続けてきたことは無駄ではなかったと実感しています。

今年もアリの面白い生態を紹介して、一人でも多くの方に身近に暮らすアリの魅力を伝えられたらと思っています。
2018年もよろしくお願い致します。

冬の公園
息子たちは冬でも半袖で元気に遊んでいます。

antroom at 14:24コメント(0) 

2017年12月31日

ブルドックアリ
ブルドックアリは以前、女王アリや働きアリが頻繁に産卵して、その卵を幼虫に与えるという変わった習性をご紹介しましたが、今回はさらに驚きの習性をご紹介します。
それは、女王アリの食性についてです。

ブルドックアリ
ブルドックアリの巨大な女王アリ。
この女王アリを観察していると、何も食べないことに気が付きました。
ブルドックアリは口移しによるエサの分け与え行動はしないので、働きアリが女王アリにエサを与えることもありません。

ブルドックアリ
巣の中にある食料と言えば、働きアリが幼虫に与えるために運び込んだ小昆虫です。
働きアリも、この小昆虫を食べることもあるため、女王アリもきっとこれを食べているのだと思ったのです。
しかし、何日観察を続けても、女王アリは巣に運ばれた小昆虫には一切興味がないようで見向きもしません。
他に巣の中にあるもので考えられるものと言えば丸々太った幼虫があります。
ノコギリハリアリの女王アリも、自分の子供である幼虫の体液を吸うことが知られていますので、ブルドックアリにも同じような習性があっても不思議ではありません。
しかし、これも違ったようで、巣の中にたくさんいる幼虫や卵には無関心です。
一体何を食べているのでしょうか?
何も食べていないのに産卵をしている女王アリが不思議でした。
何も食べていないのに産卵が続けられるわけがありません!
絶対に何かを食べていはずです。
そして観察を続けると、ついに女王アリの食料が判明したのです。

ブルドックアリ
右にいる女王アリが、左にいる働きアリの頭部を触角で叩いています。
まるで、他のアリで見られる口移しを要求するような行動なのですが、ブルドックアリは口移しはしません。
女王アリは口移しではなく別のものを要求しているのです。

ブルドックアリ
女王アリに触角で叩かれた働きアリは、腹部を前に曲げ始めました。

ブルドックアリ
この体勢は!?

ブルドックアリ
これは産卵行動です。

ブルドックアリ
毒針が出て、腹部先端が開いてきました。

ブルドックアリ
そして産卵。

ブルドックアリ
女王アリは働きアリが産卵した卵を、アゴではなく直接口で受け取ります。

ブルドックアリ
そして食べます。

ブルドックアリ
ブルドックアリの女王アリの主食は、働きアリの産んだ卵だったのです。
長期間観察を続けていますが、この女王アリは卵以外のものは一切食べていません。

ブルドックアリ
拡大すると、口にある複数のヒゲで上手く卵を固定しながら食べているのが分かります。
それにしても、卵を食べて卵を産んでいるというのも不思議ですね。
女王アリに要求されて、すぐに産卵できる働きアリもすごいです。

ちなみに新女王単独や、働きアリが数匹の初期コロニーの場合は、女王アリもアントサプリなどの甘いエサや、巣に運び込まれた小昆虫も食べます。
しかし働きアリが増えてきて、栄養卵を豊富に食べられるようになると、これらの甘いエサや小昆虫を食べることはなくなり、働きアリが産む栄養卵だけで必要な栄養を摂取できているようです。
ブルドックアリの女王にとって、働きアリの産んだ卵は、すべての栄養が摂取できる完全食のようです。
同じくそ嚢を持たずに、吐き戻しによる口移しをしないパラポネラやトゲオオハリアリなどは、液体の表面張力を利用して巣の中に運び、他の仲間や幼虫にも与えるのですが、ブルドックアリはこの行動はしないため、巣から出ないブルドックアリの女王アリは、蜜などの液体は食べたくても食べることはできません。

2017年12月30日

会員登録をされている方で、12月までにご注文を頂き発送を完了した方へのポイント加算を行いました。

【会員登録をされている方のポイント加算について】
ご注文を頂きました分のポイントは、次回ご購入時からご使用いただけます。
ポイント加算作業は定期的にまとめて行っています。
そのため、すぐには反映されないことがありますが、すぐにポイントをご使用したい方は、メールを頂ければ、すぐに加算させて頂きます。
よろしくお願いいたします。

antroom at 16:46コメント(0) 

2017年12月24日

セマルハコガメ
孵化してから3ヶ月が経ちました。

セマルハコガメ
09月21日 甲長35mm体重10g
10月21日 甲長41mm体重13g
11月21日 甲長47mm体重19g
12月21日 甲長56mm体重31g

毎日観察していても大きくなっているのが分かるほど順調に成長しています。

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