2015年04月01日

カマキリタマゴカツオブシムシThaumaglossa rufocapillata
冬に息子と採集したカマキリの卵嚢から、カマキリではない虫が出てきました。

カマキリタマゴカツオブシムシThaumaglossa rufocapillata
中から出てきたカマキリタマゴカツオブシムシThaumaglossa rufocapillataの成虫。
カマキリの卵を孵化させようと持ち帰ったことのある虫好き少年なら、一度は見たことがあるかもしれません。
自分も幼いころから、このカツオブシムシの存在は知っていて、カマキリの卵嚢の中で、毛の生えた幼虫が動いているのを初めて見たときは驚きました。
カマキリタマゴカツオブシムシの成虫は秋にカマキリの卵嚢に産卵をして、孵化した幼虫は中の卵を食べて育ち、翌年春に羽化します。
カマキリの卵がない時期にどうしているのか気になったので調べてみたところ、春に羽化した成虫は、孵化した殻のカマキリの卵嚢に産卵するようなのです。
つまり孵化した幼虫は、スカスカで栄養もなさそうな卵の殻を食べて育つようなのです。

カマキリタマゴカツオブシムシThaumaglossa rufocapillata
カマキリの卵嚢の中を調べてみると、カマキリタマゴカツオブシムシの幼虫の抜け殻がたくさん入っていました。

カマキリタマゴカツオブシムシThaumaglossa rufocapillata
一つ取り出してみたところ、抜け殻の中にサナギが入っていることに気が付きました。

カマキリタマゴカツオブシムシThaumaglossa rufocapillata
背中側は縦に裂けていたので、中のサナギを取り出してみました。

カマキリタマゴカツオブシムシThaumaglossa rufocapillata
幼虫の抜け殻の中でサナギになるとは面白いですね!
以前見つけた、毛虫時代の抜け殻の中でサナギになるムモンウスキコケガと同じです。

カマキリタマゴカツオブシムシThaumaglossa rufocapillata
カマキリタマゴカツオブシムシのサナギは全身が毛深いようです。
他のカツオブシムシと同じく幼虫が毛深いのは知っていましたが、サナギまで毛深かったのですね。

参考:カマキリタマゴカツオブシムシ越冬世代成虫のカマキリ卵嚢からの脱出および産卵の時期と寿命

antroom at 10:49コメント(0)採集・野外 

2015年03月31日

毎年自宅の裏にある雑木林で繁殖しているオオタカですが、そろそろ巣作りの時期のようで、毎日賑やかに鳴いています。

オオタカ
過去にここで巣立った幼鳥。


ベランダから撮影。
証拠にもならないような映像ですが、この一瞬飛んでいるのがオオタカです(笑)


鳴き声はかなり大きいです。
茂みで鳴いている個体と、上空高くを飛ぶ2羽を見ることができました。
毎年思うのですが、ベランダからオオタカが観察できるってすごいことですね。



antroom at 10:25コメント(0)採集・野外 

2015年03月30日

目黒不動
地元にある目黒不動では毎月28日に縁日があり、幼いころから中学生までは毎月のように遊びに行っていました。
桜も咲き暖かくなってきたこともあり、久々に行くことに。

目黒の桜
東京は昨日、桜が満開になったようですね!
今日も最高気温24℃になるようで、とても暖かいです。

目黒不動
到着したのが夕方だったので、すぐに暗くなってしまいましたが、とてもきれいな桜を見ることができました。

おみくじ
綿あめ
巨大な綿あめ!
「わ〜!雲みたい!」と息子大喜び。

桜
そして自宅近所でもお花見へ。

春の虫探し
息子は、花よりダンゴ・・・ムシ(笑)

春の虫探し
せっせと集める。

春の虫探し
まだまだ集める・・・。

ダンゴムシ
こんなに大量(笑)

暖かくなったので、冬の間室内で飼育をしていたセマルハコガメも野外飼育に切り替えました。
繁殖をさせるので、冬は温度の低い場所でしっかり休眠させていました。
1週間ほど前から食欲が出てきたので、毎日大量のエサを与えています。
セマルハコガメ
さっそく雌雄を一緒にしてみると、なんだかいい感じに見つめ合っています。
オスは2年前に購入したときは、メスよりかなり小さかったのですが、現在はメスの相手にふさわしい大きさに成長しています。

セマルハコガメ
最初はオスがメスの下に入り、頭を持ち上げてメスの顔に触れたりしていました。
その後、メスの周りをグルグルまわったりして、明らかに求愛行動をしていました。
1時間ほど経ったころ、オスがメスの上に乗ろうとしたのですが、メスが受け入れ態勢ではないのか歩いてしまい、交尾までは成功しませんでしたので別居させることに。
まだ春になったばかりですし、タイミングを見て再び同居させようと思います。

おたまじゃくし
ベランダで飼育中のヒキガエルとアカガエルのオタマジャクシたちも、気温が上がり食欲が増しています。
このプラスチック製の池には、他にもエビ、タニシ、ヤゴ、アカムシなどが暮らしていますが、実はこれ池ではありません。

砂場
最初は砂場だったのです。
去年、蓋を閉め忘れてしまい中に水が溜まり、そのまま池となりました(笑)

antroom at 13:29コメント(0)採集・野外 

2015年03月27日

沖縄の杉本さん
沖縄の杉本さんが東京に来たので、一緒に山を散歩してきました。
杉本さんは生物全般にとても詳しく、いつもいろいろなことを教えてもらっています。
沖縄で会うことが多いので、東京で会うのは不思議な感じ。

山で虫探し
気温は低くて日蔭は寒かったですが、日当たりのよい場所は暖かくて散歩日和。

サワガニ探し
カニとヤゴを採りたいという息子と川で生き物探し。

川の生きものたち
ひとすくいで入った生きものたち。
東京都でも山に行けば水はきれいで、いろいろな生きものが見つかります。
ムカシトンボやプラナリアなども生息しています。
短パン&サンダルで水に入っていましたが、さすがに水が冷たく寒かったです(笑)

テングチョウ
杉本さんが息子のために採ってくれたテングチョウ。

木の枝にガ
杉本さんが見つけたガ。

カナブン弁当
妻が作った息子の弁当はカナブンおにぎり!
家で妻に「カナブンの絵を描いて」と頼まれたのですが、これを作るためだったようです(笑)
山で虫探しをして食べる弁当って最高に美味しい!

ビロウドツリアブ
春を代表する虫の一つ、ビロウドツリアブです。

ビロウドツリアブ
日当たりのよい斜面をたくさん飛んでいました。

ビロウドツリアブ
鋭く長い口で、見るからに吸血でもしそうに見えますが、これは吸血するためではなく、花の蜜を吸うためのものです。

ビロウドツリアブ
まるでモルモットのように毛深くて、とても可愛い昆虫です。
こんなに可愛い姿の虫ですが、幼虫時代はハナバチの仲間に寄生するようですが、詳しい生態は分かっていないようです。
自宅近所の公園にもいるほど身近な虫なのに生態が謎とは。
穴を掘るのは得意なので、そのうちハナバチに寄生しているというビロウドツリアブの幼虫を掘りだしてみたいです。

ビロウドツリアブ
腹の裏までフワフワの毛で覆われています。
しばらく観察していたら、白くて小さな花から蜜を吸う様子が観察できました。
ホバリングをして吸うのですが、長い脚で花を掴みながら吸っていました。

爬虫類倶楽部
爬虫類倶楽部
山で遊んだ後はハチクラ大宮店へ行きました。

アオジタトカゲ
トカゲが大好きな息子は、アオジタトカゲを抱っこして大喜びしていました。

antroom at 10:21コメント(0)採集・野外 

2015年03月23日

帰国して一週間が経ちましたが、やるべきことが終わらず、なかなか普段の生活に戻れずにいます・・・。
ご注文の発送やメール返信も大幅に遅れてしまっていて大変申し訳ありません。
と、言いつつ昨日は息子たちと自宅近くの公園に生き物探しに行ってきました。
息子と遊ぶことは何より大切なこと。
本当は山に行きたいところでしたが、近所の公園で我慢しました。
ヒキガエルのオタマジャクシ
池を見るとオタマジャクシが大量に泳いでしました。

池で生き物探し
泥だらけ
泥だらけになって、生き物を探すって楽しいですよね。

ヒキガエル
ヒキガエルの子供たち。

アカガエルの卵
アカガエルの卵です。
都会の中にある公園ですが、ヒキガエルだけではなくアカガエルも生息しているのです。

カエルやトカゲ
日当たりのよい草むらではカナヘビも活動していました!
気が付けば、すっかり春になりましたね。

コゲラ
木の朽ちた部分を突っついていたコゲラ。

antroom at 11:47コメント(2)採集・野外 

2015年03月21日

マンマルコガネ
マレーシアの森で、太い倒木で見つけた緑に輝くマンマルコガネ。
マンマルコガネが丸くなる姿は何度見てもすごい!
完璧な球体になれます。

マンマルコガネ
しばらくすると触角や脚が出てきて歩きだします。

マンマルコガネ
すごい虫ですね。

antroom at 11:40コメント(2)採集・野外アリ以外の生き物 

2015年03月18日

毎日ひたすらジャングルで生き物を探し、あっという間の一週間でした。
そして、東京がものすごく暖かくなっていて驚きました。
梅も満開で、クロヤマアリも活動を開始していて本格的に春になりましたね。
ポカポカ暖かく、春の良い匂いのする公園を散歩しているだけで幸せな気分になります。

ケブカヒメサスライアリ Aenictus gracilis
ケブカヒメサスライアリAenictus gracilisの女王アリ

ヒメサスライアリって、本当にかっこいいアリです。
今回のマレーシアでは4種を見つけることができ、そのうち3種は女王も見つけることができました。
本当はもう少したくさん見つけたいところでしたが・・・。
引っ越し行列を、護衛の働きアリに囲まれながら、女王アリが登場する光景は何度見ても感動します。
日本のヒメサスライアリにそっくりな種の女王や好蟻性昆虫が見つかったのが嬉しかったです。
まだ見たことのない、日本のヒメサスライの女王もこんな姿なのかな?もしかして同じようにノミバエ、ハネカクシ、シミなどがいたりするのかな?などと妄想が膨らみます。

antroom at 10:10コメント(0)採集・野外 

2015年03月16日

丸山さん小松さん
普段各自別行動が多いのですが、昨日は丸山さんと小松さんと三人で別の山へ行ってきました。
写真を見ての通り、とても楽しかったです(笑)

バクダノオアリ
このアリを撮影してきました。
腹部を高く持ち上げて歩き回るバクダンオオアリ。
敵に襲われると、粘着物質を出して自爆します。

ゴミムシ
ゴミムシの一種

きれいなバッタ
きれいなバッタ

ヒキガエル
よく見る小さなヒキガエル。
アマガエルほどの大きさですが、川で喉を膨らませて鳴いていたので成体のようです。

最後の夜だったので、ほぼ徹夜で森を歩き回りました。
ヒメサスライアリやオオズアリの引っ越し行列を観察して、オオズアリの行列からは気になる甲虫など見つけました。

antroom at 10:30コメント(2)採集・野外 

2015年03月15日

今日も朝から深夜まで、よく歩いた一日でした。
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今日出会ったヒメサスライアリ。
近くでジュズヒゲムシを探していた松村さんが見つけてくれました。
引っ越し行列で、変わった姿のハネカクシが現れ、続いて女王アリも見ることができました!

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細長くて木登り上手なムチヘビ。

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派手な色のシリアゲアリ。

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芝生のような上にいるこの生物は一体!?
小松さんにお土産で渡したら喜んでもらえて良かったです。
それにしても、すごい形の生物ですね。
共生や寄生などの世界は本当に面白い!

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顔が可愛いアリスアブ。

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昨日紹介したギガスオオアリも巨大ですが、このゴキブリもでかい!!
臭い液体を噴射されて、シャワーを浴びた今も臭い。

山で過ごせるのは明日が最後。
ヒメサスライアリとか見つかりますように。

antroom at 03:12コメント(0)採集・野外 

2015年03月14日

毎日驚きと発見の連続で、すでに5000枚以上撮影しています。
ツムギアリ
今日はツムギアリの大きな巣の中を調べてみましたが、特に何も見つかりませんでした。
長靴とゴム手袋と完全防備で作業を行ったのですが、上にある巣を取り外すときに巣を壊してしまい、中から大量の働きアリが落ちて来て頭からかぶり、結局全身を噛まれました(笑)

ツムギアリ
巣を壊されて、立ち上がって怒っています。

ツムギアリ
ツムギアリは可愛いですね。

ギガスオオアリ
驚くほど巨大なギガスオオアリ。
こんな巨大なアリが夜のジャングルを普通に歩いているのです。
今日行った場所には大コロニーがあるようで、ギガスオオアリの行列がいくつもありました。
噛み付かれると皮膚が切れるし、水鉄砲のように蟻酸を噴射するので怒らせたくないアリです。

アリヤドリコバチ
アリに寄生するアリヤドリコバチ。
自慢の長い触角を手入れしています。

夜もたくさん歩いてヒメサスライアリなどを探しますが見つからず。
気温も低くて寒いので、いつもより早めに宿に戻ると、丸山さんがトラップで採集したサスライアリを調べていました。
すると多くの種類の好蟻性ハネカクシが見つかりました!
サスライアリ
鋭いアゴを開いて威嚇するサスライアリ。

丸山さん
ハネカクシを採集する丸山さん。

ハエトリグモ
マレーシア滞在も残りわずかとなってきました。

antroom at 03:11コメント(2)採集・野外 
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