2010年07月14日

群馬&長野アリ採集

先日の採集旅行は、前日までの天気予報は雨でしたが、当日はとても天気が良くなり、アリの結婚飛行日和となりました。

IMG_1959



















ツバメ高速のサービスエリアには、ツバメの巣があり、小さくてかわいいヒナたちがいました。

最初に向かったのは、標高1300mの場所にある観光地で、過去に昆虫展を開催していて、毎年夏に仕事をしていたことがあります。
そして知人がいるため、毎年アリの結婚飛行状況などを聞きに行きます。


IMG_2017この場所で働く知人のKさんは、生き物や植物にとても興味のある方で、いつもアリの話などを熱心に聞いてくれます。
とても親切で優しい方で、今回も仕事中だったのですが、僕のアリ話や、アリ探しに長々と付きあっていただきました。

Kさんによると、今月初めに大規模な結婚飛行が行われたようです。

ウサギコウモリそして「数日前に倉庫にコウモリがいた」と聞き、その場所に案内してもらいました。
倉庫の2階に上がると、天井にコウモリがいました。
自分の体と同じくらい長い耳を持つ、かわいいウサギコウモリです!
ウサギコウモリは、全国的には珍しい種類ですが、この付近では多く見るコウモリの一つです。

富士山周辺にも多いので、比較的標高が高い山に多く生息しているようです。
体温を下げて熟睡するときは、長い耳は折りたたんで脇の下にしまいます。

この時期のコウモリは、餌も豊富で、気温も高いため、体温は高いまま維持しているので、数枚撮影したところで、飛び立って別の場所に移動していきました。
コウモリは哺乳類とは思えないような特殊能力を持っていて、とても面白い生き物です。

アカヤマアリ生息地アカヤマアリ









Kさんと楽しい時間を過ごした後は、別の場所にあるアカヤマアリ生息地へ向かいます。
この場所には多くの巣があります。
クロヤマアリを奴隷狩りをして、2種類が一緒に暮らす巣もありますが、大きなコロニーで奴隷狩りを行わずに、アカヤマアリのみで暮らしているコロニーもありました。

続いてエゾアカヤマアリを探しに行きます。

エゾアカヤマアリ生息地



















エゾアカヤマアリのアリ塚エゾアカヤマアリ









エゾアカヤマアリ
エゾアカヤマアリは、開けた日当たりの良い場所に多く、特にこの場所は辺り一面エゾアカヤマアリの巣になっています。

松の枯れ葉を集めて作ったアリ塚がたくさんあって、足の踏み場がないほど多くの働きアリが歩きまわっています。


エゾアカヤマアリは、日本のアリの中で最も凶暴な種類の一つだと思います。
凶暴性、数の多さ、噛まれた時の痛さ、どれもトップクラスです。
毒針はありませんが、大量の蟻酸を噴射してきます。
蟻酸の雫が飛ぶのが見えるほど、大量に噴射するのです。
皮膚に付くとヒリヒリ痛みます。

そんなエゾアカヤマアリを採集するときは、長靴が必要です。
長靴にアリが登ってこないように、ベビーパウダーをたっぷり塗ってから、巣を掘ります。
アリ塚を壊すと、怒った数千匹もの働きアリが襲いかかってきます。
物凄い蟻酸の量で、巣に顔を近づけると息ができないほど強力です。
女王の場所を掘り当てると、複数の女王を採集できるのですが、残念ながら女王を見つけることはできませんでした…

巨大キノコヒキガエルIMG_2010






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IMG_2053山での採集を終えた後は、長野に住む、妻の祖父の家に泊まりに行きました。
自宅の庭では、盆栽や菊、キュウリ、ナス、トウモロコシ、ネギなど様々な植物を栽培していました。
ちょうどナスとキュウリができていたので、夕飯のおかずに収穫しました。
妻に味噌汁、サラダ、炒め物にしてもらいました。

大切に育てた、新鮮な野菜は美味しいです!
お酒が大好きな祖父と、夜遅くまで日本酒を飲みました。

翌日は、同じく長野に住む親戚の別荘におじゃましました。

IMG_2101ニホンミツバチ











おいしい昼食をごちそうになり、食後は家の周りの森でアリ探しです。
周りは素晴らしい森が広がっていて、ムネアカオオアリやシワクシケアリを見つけることができました。
そして、家の前で飼育をしているニホンミツバチですが、今年は新たに巣が増えたようで、たくさんの巣箱にハチが入っていました。

IMG_2116キイロケアリ田んぼ






アミメアリとアブラムシアミメアリが、アブラムシとカイガラムシから甘露をもらっていました。

今回もとても楽しい採集となりました。
来週は関東の山と、インドネシアに行ってきます。

来月は数年ぶりに、ブルドックアリとパラポネラが入荷!!するかもしれません。

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