2010年07月20日
丹沢採集(クロクサアリ・寄生バチ)
神奈川県の山に行ってきました。
山に向かう途中に、畑と雑木林でアリ探しをしました。
大きなクヌギの木には、たくさんのクロクサアリが歩いていました。
幹の上を歩く働きアリを見ていると、黄色いアリが混じっていることに気が付きました。
アメイロケアリです!
このコロニーは、クロクサアリがアメイロケアリに寄生したコロニーだったのです。
そして巣を探してみると、木の根元付近に見つけることができました。

巣には、黄色と黒の2色のアリが一緒に暮らしていました。



通常アメイロケアリは、地中で暮らすことが多く、あまり出歩いているところを見かけませんが、このコロニーでは活発に出歩き、クロクサアリと同じようにエサ探しなどをしていました。
クロクサアリと同居をしていると、行動までもが似てしまうのでしょうか?


アメイロケアリの女王は、結婚飛行を終えるとトビイロケアリの巣に侵入して巣を乗っ取ります。
女王はどんどん産卵して、トビイロケアリが寿命で死ぬと、すっかりアメイロケアリの巣になってしまいます。
アメイロケアリは、トビイロケアリの巣を乗っ取ってからも安心はできません。
クロクサアリの女王は結婚飛行を終えると、アメイロケアリの巣に侵入して、同じように巣を乗っ取ってしまうのです!
アリの巣を乗っ取ったアリを、さらに乗っ取るのです。

続いて山を登ることにしました。
細い林道を走っていると、多くの車とすれ違いましたが、登山をする人以外に、湧水を汲みに行く人も多くいるようです。

標高600mからの眺めです。
天気が良くて、とても気持ちが良い日でした。
続いてケアリの大きなコロニーを見つけました。

巣を見ていると、幼虫部屋にコヤマトヒゲブトアリヅカムシがいました。
他にも好蟻性昆虫がいないか見ていると、見慣れない小さなハチがいることに気が付きました。


これはエイコアブラバチは寄生バチの一種で、ケアリの巣に侵入します。
しかも、このハチはケアリのハタラキアリから口移しでエサをもらうのです!!

口移しで、ケアリからエサをもらうエイコアブラバチ。
お腹がすいたハチは、働きアリに頭突きをするように激しく震えます。
すると働きアリは、ハチにエサを分け与えるのです。
このハチの生活はとても変わっていて、寄生バチと言ってもアリに寄生するのではなく、なんとアリが巣の中で世話をしているアブラムシに寄生するのです!!
ケアリの巣を見つけた寄生バチは、働きアリの体に飛び乗って、巣に侵入するために、コロニーの匂いを体に塗りつけます。
その後、ケアリの巣に侵入すると、自ら翅を噛み切って、アリの巣で生活をするのです。
その後、アリたちが巣の中で世話をしている、アブラムシに産卵して、幼虫はアブラムシの体内を食べて成長するのです。
アリに守られているアブラムシに産卵できれば、外敵に襲われる危険も少なくて安全です。
山に向かう途中に、畑と雑木林でアリ探しをしました。
大きなクヌギの木には、たくさんのクロクサアリが歩いていました。幹の上を歩く働きアリを見ていると、黄色いアリが混じっていることに気が付きました。
アメイロケアリです!
このコロニーは、クロクサアリがアメイロケアリに寄生したコロニーだったのです。
そして巣を探してみると、木の根元付近に見つけることができました。

巣には、黄色と黒の2色のアリが一緒に暮らしていました。



通常アメイロケアリは、地中で暮らすことが多く、あまり出歩いているところを見かけませんが、このコロニーでは活発に出歩き、クロクサアリと同じようにエサ探しなどをしていました。
クロクサアリと同居をしていると、行動までもが似てしまうのでしょうか?


アメイロケアリの女王は、結婚飛行を終えるとトビイロケアリの巣に侵入して巣を乗っ取ります。
女王はどんどん産卵して、トビイロケアリが寿命で死ぬと、すっかりアメイロケアリの巣になってしまいます。
アメイロケアリは、トビイロケアリの巣を乗っ取ってからも安心はできません。
クロクサアリの女王は結婚飛行を終えると、アメイロケアリの巣に侵入して、同じように巣を乗っ取ってしまうのです!
アリの巣を乗っ取ったアリを、さらに乗っ取るのです。

続いて山を登ることにしました。
細い林道を走っていると、多くの車とすれ違いましたが、登山をする人以外に、湧水を汲みに行く人も多くいるようです。

標高600mからの眺めです。
天気が良くて、とても気持ちが良い日でした。
続いてケアリの大きなコロニーを見つけました。

巣を見ていると、幼虫部屋にコヤマトヒゲブトアリヅカムシがいました。
他にも好蟻性昆虫がいないか見ていると、見慣れない小さなハチがいることに気が付きました。


これはエイコアブラバチは寄生バチの一種で、ケアリの巣に侵入します。
しかも、このハチはケアリのハタラキアリから口移しでエサをもらうのです!!

口移しで、ケアリからエサをもらうエイコアブラバチ。
お腹がすいたハチは、働きアリに頭突きをするように激しく震えます。
すると働きアリは、ハチにエサを分け与えるのです。
このハチの生活はとても変わっていて、寄生バチと言ってもアリに寄生するのではなく、なんとアリが巣の中で世話をしているアブラムシに寄生するのです!!
ケアリの巣を見つけた寄生バチは、働きアリの体に飛び乗って、巣に侵入するために、コロニーの匂いを体に塗りつけます。
その後、ケアリの巣に侵入すると、自ら翅を噛み切って、アリの巣で生活をするのです。
その後、アリたちが巣の中で世話をしている、アブラムシに産卵して、幼虫はアブラムシの体内を食べて成長するのです。
アリに守られているアブラムシに産卵できれば、外敵に襲われる危険も少なくて安全です。