2010年07月26日

ゴマシジミ探し

先週は、アリと共生するゴマシジミを探しに、長野県の山奥に行ってきました。
目的はゴマシジミの生態の調査をするためです。
今回の調査は日本チョウ類保全協会のNさんと一緒です。

ゴマシジミは、幼虫の時期をシワクシケアリの巣で暮らし、アリの幼虫を食べて暮らしています。

3連休の初日と言うこともあり、高速道路は驚くほどの大渋滞で、片道7時間もかかってしまいました…。腰が痛い。

高速道路を下りてからも、ひたすら林道を走り続けて到着した場所には、とても美しい里山が広がっていました。

IMG_2194



















この場所は、時期になると多数のゴマシジミが飛び回る場所なのです。

ムネアカオオアリ

















この日は天気も良く、ムネアカオオアリの結婚飛行が行われていました。

シベリアカタアリ
土の中に巣を作っていたシベリアカタアリです。
とても美しい種類です。

この草むらが、ゴマシジミが多く飛ぶ場所です。


IMG_2196



















IMG_2229Nさんはゴマシジミが産卵する、ワレモコウを探し、その付近にいるアリをエサでおびき寄せて、巣の場所を探しています。
巣の入り口はとても小さく、なかなか見つけることができません。

やっと巣の入口を見つけても、地中には硬い根が多いので、見失わないように掘るのが大変でした。

そして、この畑周辺には害獣避けの電気柵が取り付けてあり、そのすぐ近くでアリの巣を掘っていた時、左手が触れてしまったのです!
その瞬間「バチッ!」と音がして、左手→頭→右手までが痺れました…
一瞬何が起きたか分かりませんでした。
牧場の周りの電気柵は触ったことがありましたが、それより数倍すごい電流です。
子供のころに、使い捨てカメラを分解して、ストロボで感電した時と同じくらい痛かったです。←分かりませんね(笑)

IMG_2224直射日光を浴びながらの作業で、2人とも汗びっしょりです。
この時期のゴマシジミはサナギです。
幼虫は巣の深くにいても、サナギになる時は地表付近に上がってきます。

しかし、いくら掘ってもサナギを見つけだすことはできませんでした。


掘り方が悪かったのか、場所や時期が悪かったのか…
原因は分かりませんが、また機会があれば行ってみたいと思います。

Nさん、チョウについていろいろ教えて頂きありがとうございました!!

そう言えば坂本さんも、現在ゴマシジミやキマダラルリツバメを飼育&研究しています。
坂本さん!こんど見せてください。

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