2011年05月08日

好蟻性アリヅカムシとハネカクシ探し 後編

アリヅカムシ探しを終えてからは、別の場所でヒメマルムネアリヤドリ Aspidobactrus toyodaiという、カワラケアリの巣で暮らす好蟻性ハネカクシを探しに行きました。

カワラケアリ
カワラケアリがいました。
木の根元の地中に巣を作っていました。

その木を見ると、土で覆われているアリ道があります。
カワラケアリカワラケアリ
写真左:土でトンネル状に作られている蟻道。
写真右:土を崩して見ると、多くの働きアリと共に、マダラマルハヒロズコガの幼虫が出てきました。

そのまま行列を見ていると、何か卵のような球体を発見しました。
アブラバチ
IMG_6198
小松さんに聞いたところ、これはアブラムシに寄生したアブラバチの一種とのことです。
この寄生バチは、アリたちが守っているアブラムシの体内に産卵して寄生するようです。
産卵するところを見てみたいです。
エイコアブラバチもそうですが、アリが守っているアブラムシに産卵するとはすごいですね!

これらのハチは、寄生している幼虫期間は身動きができないため、どれだけ安全な場所に産卵できるかで、生き残れる確立が高くなるのです。
アリの隙を見て産卵するのは大変だと思いますが、上手く産卵することができれば、アリに他の外敵から守ってもらうことができるのです。

地中にある、カワラケアリの巣の中です。
カワラケアリ
多くの幼虫たちが育てられています。

そして、カワラケアリの幼虫の近くを素早く走る虫がいます。
ヒメマルムネアリヤドリ
ヒメマルムネアリヤドリです!
ヒメマルムネアリヤドリ
素早いので撮影が大変です。ヒメマルムネアリヤドリ
横幅が広くて可愛いハネカクシです。ヒメマルムネアリヤドリ

ヒメマルムネアリヤドリヒメマルムネアリヤドリ
触角先端の節が長いのが、この属の特徴のようです。

ヒメマルムネアリヤドリに近縁な、マルムネアリヤドリというハネカクシもいて、こちらはハヤシケアリなどと共生していて採集は難しいようですが、この数日後に小松さんは別の場所で採集に成功したようです!!すごいです。
触角や体型がより太いハネカクシです。

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