2011年08月28日
クロシジミの生活 2〜3令幼虫
クロオオアリとアブラムシのいる草に産み付けられた卵は、1週間ほどで孵化をして、その後クロシジミの幼虫たちはアブラムシの周りに集まります。

ススキの葉の根元にはアブラムシがいて、アブラムシから甘露をもらおうとしているクロオオアリと、クロシジミの幼虫がいます。

アブラムシの周りに群れるクロシジミ。

アブラムシが出した甘露を飲むクロシジミ。
アブラムシの周りにいるクロシジミを観察していると、頭を上下に細かく震わせながら、アブラムシの腹部先端を刺激しているのが分かります。
これは、アリがアブラムシから甘露をもらうときに、腹部先端を触角で叩くのによく似た行動です。
クロシジミたちは、どうしたらアブラムシから甘露をもらえるのか知っているのです!!
そしてクロシジミたちは、2令幼虫になるまでアブラムシの甘露を飲んで成長します。
すると、体に1令幼虫の時にはなかった変化が現れるのです。

クロオオアリが近くに来ると、お尻にある蜜線と呼ばれる器官から、甘露の雫を出すのです!
これは、アリと共生関係を築くために大切な行動です。


甘露の雫に気が付いたクロオオアリは、すぐに甘露を飲んでしまいます。
アリは、この甘露が大好物です。
そして、もう一つの変化は、今までの主食はアブラムシの甘露でしたが、この頃からアリが近くに来ると上半身を持ち上げて、アリにエサをねだるようになるのです!

その行動に気が付いたクロオオアリは、なんと!仲間や幼虫たちにエサを分け与えるときと同じように、口移しでクロシジミにエサを与えるのです。
クロシジミと、クロオオアリの関係が徐々にでき始めると、続いてクロオオアリが驚くべき行動をとります。

突然、クロシジミの幼虫をアゴでくわえて運び始めたと思ったら、大急ぎで巣の中に運ぶのです。
この時、クロオオアリに触れられたクロシジミは、体の中心辺りを持ち上げて、運んでほしそうな行動をとったりもします。

この写真だけ見たら、アリが芋虫を食べるために運んでいるように見えますが、食べるためではなく、巣の中で育てるために運んでいるのです。
巣の中に運ばれたクロシジミたちは、クロオオアリから口移しでエサをもらって成長します。

クロオオアリが近くに来ると、上半身を持ち上げて、空腹であることを伝えます。

クロシジミの行動に気が付いたクロオオアリは、すぐに口移しでエサを与えます。
巣の中での行動を観察していると、かなり頻繁にアリからエサをもらっていることが分かります。

アリは忙しそうに、クロシジミにエサを与えます。
クロシジミは、時々蜜線から甘露を出しますが、明らかにクロシジミのほうが利益は大きいようです。
そもそも甘露は、食べたエサの余分な栄養素から作られているので、クロシジミの方が利益が大きいのはあたりまえですね。
クロシジミは、翌年の夏までクロオオアリの巣で生活をします。
まったく異なる昆虫同士が、このようにお互い協力して生きていると言うのは本当に驚きです。
クロシジミは、クロオオアリがいないと生きていけないのです。
クロシジミの生活 産卵〜孵化

ススキの葉の根元にはアブラムシがいて、アブラムシから甘露をもらおうとしているクロオオアリと、クロシジミの幼虫がいます。

アブラムシの周りに群れるクロシジミ。

アブラムシが出した甘露を飲むクロシジミ。
アブラムシの周りにいるクロシジミを観察していると、頭を上下に細かく震わせながら、アブラムシの腹部先端を刺激しているのが分かります。
これは、アリがアブラムシから甘露をもらうときに、腹部先端を触角で叩くのによく似た行動です。
クロシジミたちは、どうしたらアブラムシから甘露をもらえるのか知っているのです!!
そしてクロシジミたちは、2令幼虫になるまでアブラムシの甘露を飲んで成長します。
すると、体に1令幼虫の時にはなかった変化が現れるのです。

クロオオアリが近くに来ると、お尻にある蜜線と呼ばれる器官から、甘露の雫を出すのです!
これは、アリと共生関係を築くために大切な行動です。


甘露の雫に気が付いたクロオオアリは、すぐに甘露を飲んでしまいます。
アリは、この甘露が大好物です。
そして、もう一つの変化は、今までの主食はアブラムシの甘露でしたが、この頃からアリが近くに来ると上半身を持ち上げて、アリにエサをねだるようになるのです!

その行動に気が付いたクロオオアリは、なんと!仲間や幼虫たちにエサを分け与えるときと同じように、口移しでクロシジミにエサを与えるのです。
クロシジミと、クロオオアリの関係が徐々にでき始めると、続いてクロオオアリが驚くべき行動をとります。

突然、クロシジミの幼虫をアゴでくわえて運び始めたと思ったら、大急ぎで巣の中に運ぶのです。
この時、クロオオアリに触れられたクロシジミは、体の中心辺りを持ち上げて、運んでほしそうな行動をとったりもします。

この写真だけ見たら、アリが芋虫を食べるために運んでいるように見えますが、食べるためではなく、巣の中で育てるために運んでいるのです。
巣の中に運ばれたクロシジミたちは、クロオオアリから口移しでエサをもらって成長します。

クロオオアリが近くに来ると、上半身を持ち上げて、空腹であることを伝えます。

クロシジミの行動に気が付いたクロオオアリは、すぐに口移しでエサを与えます。
巣の中での行動を観察していると、かなり頻繁にアリからエサをもらっていることが分かります。

アリは忙しそうに、クロシジミにエサを与えます。
クロシジミは、時々蜜線から甘露を出しますが、明らかにクロシジミのほうが利益は大きいようです。
そもそも甘露は、食べたエサの余分な栄養素から作られているので、クロシジミの方が利益が大きいのはあたりまえですね。
クロシジミは、翌年の夏までクロオオアリの巣で生活をします。
まったく異なる昆虫同士が、このようにお互い協力して生きていると言うのは本当に驚きです。
クロシジミは、クロオオアリがいないと生きていけないのです。
クロシジミの生活 産卵〜孵化