2012年10月03日

コバネコロギスに寄生するツリアブモドキ

南西諸島に生息しているコバネコロギスの体内に寄生するツリアブモドキ。
過去に何度か見つけていますが、前回の石垣島で再び発見することができました。

ツリアブモドキ
夜間、木の葉の上などを徘徊しているコバネコロギス。

ツリアブモドキを探すときは、腹部が大きく膨れた個体を選んで持ち帰ります。
あとは体内から出てくるのを待ちながら飼育をするだけ。
コバネコロギスには、小さなコオロギなどの昆虫を与えて飼育をします。
元気にエサも食べるし、この個体は寄生されていないのかな?と思っても出てくる可能性はあります。
ある日突然、昨日まで元気だったコバネコロギスが、死んでいるか、ヨタヨタと歩いて元気がなくなっていることがあるのです。
このような症状のときはツリアブモドキが体内から出た可能性が高いです。
その場合、ケースの床を探すと巨大な白い幼虫が落ちています。

ツリアブモドキ
コバネコロギスの体内から出てきたツリアブモドキの幼虫。
こんなにも巨大な寄生虫が体内にいたにもかかわらず、前日まで普通に活動していたのですからコロギスの生命力もすごいですね。

そしてツリアブモドキは、適度に湿らせたペーパーなどを敷いたケースに入れます。
ツリアブモドキ
すると数日で脱皮をしてサナギになります。

さらに1週間ほど経つと、サナギが黒くなってきて羽化が始まります。
今回は羽化の瞬間を見ようと、常に目に付く場所に置いていたのですが、数時間目を離したら羽化していました。
ツリアブモドキ
サナギから出て数時間後の姿。
すでに翅も伸びていますが、まだ上手く飛べないようでじっとしています。

ツリアブモドキ
大型で、ものすごくかっこいい虫です。
初めて見たときはとても感動しました。

ツリアブモドキ
胸には白いフワフワの毛が生えています。

ツリアブモドキ
ツリアブモドキ
一体どのようにコバネコロギスに寄生するのか気になります。

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