2013年04月25日
南米ペルー調査 その22 ナナフシから吸血する・・・

度々紹介しているバーチェルグンタイアリEciton burchelliiとは別種の、色白なハマタグンタイアリEciton hamatum。
バーチェルグンタイアリの働きアリは黒と茶色なのに対して、ハマタグンタイアリは薄い茶色です。

ハマタグンタイアリの兵隊アリ。

ツノゼミに集まるカタアリDolichoderusの一種。

カラフルなバッタ。

アシナガバチに擬態するヨコバイの一種。
翅を閉じるとヨコバイであることがわかりますが、右写真のように翅を広げていると本当にハチにそっくりです。

巨大なアブ。

木の幹に巣を作るアカシアアリPseudomyrmexの一種。

産卵して、幼虫のエサにするためにクモを狩るハチ。
クモの脚をすべて切り取っています。











とにかく虫の量と種類の多さに毎日驚きです。

美しい粘菌。
モジホコリ?

エサを捕食中のシリアゲアリCrematogaster。

原因不明ですが、倒木にぶら下がった状態で死んでいたパラポネラParaponera clavataの女王アリ。

ツノゼミに群れるデコメハリアリEctatomma。

木の幹から垂れ下がる不思議な袋を発見!
中をそっと見てみると・・・。

袋の住人はクモでした。
さらに木の幹と、クモの巣の設置面を見ると、何とアリの巣がありました。

クモの巣の中に住んでいた種類不明のアリ。
偶然、ここに巣を作ったのか、それともクモと関係を持っているのかは分かりません。

体が扁平で樹上で暮らすナベブタアリCephalotes。

そのナベブタアリと深い関係を持つツノゼミ。
このツノゼミ、質感がナベブタアリにそっくりなのです!

交尾中のナナフシ。

アシナガサシガメ。

何者かに襲われたコウモリ。
コウモリを捕食するとは只者ではありません。
とても驚いたのが↓こちらの生物。

交尾中のナナフシを見ていたら、メスの胸部に何か付いている事に気が付きました。
拡大してみると・・・。

何だこれは〜!?
2匹の虫が吸血をしているようで、1匹は風船のように腹部が膨れています。
小松さんにヌカカの仲間と教えてもらいました。
この日の晩も数々の驚きのアリや、同居人たちを見つけることができたのです。

グンタイアリの仲間で、とても珍しいショウヨウアリNomamyrmex。
頑丈な体と、太い脚や触覚がものすごくかっこいい。
ハキリアリの巣を襲うこともあるとか。
そして、すごい生物たちが同居していました。
つづく・・・
南米ペルー調査 目次
コメント一覧
1. Posted by 村上貴弘 2013年04月25日 11:05
特にアシナガアリに擬態する「ヨコバイ」っすか!初めて見ました。なんちゅう造形の変化っぷり。これが本当に擬態だけで説明できるのか、正直不安です。
そして、種名不明のアリ。これも写真見た瞬間ゾワッときました。見た事ないっす。
さらにさらにNomamyrmexはハキリアリの巣襲いますか。ちょっとこれも知らなかったなあ。
いつも新鮮な驚きを有り難うございます!
2. Posted by taku 2013年04月25日 11:10
村上さんこんにちは。
研究者の方にそのように言って頂けると嬉しいです!
ありがとうございます。
ヨコバイは、通常のヨコバイには見られないような、羽を広げて静止している事が多く、翅を広げたほうがハチに似ていることを知っているのではないかと思いました。
クモの巣の中にいたアリは不思議な感じでした。
クモの食べかすを食べたりしていたら面白そうですが。
研究者の方にそのように言って頂けると嬉しいです!
ありがとうございます。
ヨコバイは、通常のヨコバイには見られないような、羽を広げて静止している事が多く、翅を広げたほうがハチに似ていることを知っているのではないかと思いました。
クモの巣の中にいたアリは不思議な感じでした。
クモの食べかすを食べたりしていたら面白そうですが。