2013年09月28日

シロアリを捕食するオオハリアリ

オオハリアリの狩り
ヤマトシロアリReticulitermes speratus の群れ。
松の枯れ木などの樹皮を剥がすとよく見る光景です。

オオハリアリの狩り
そして、同じ朽木にオオハリアリPachycondyla chinensisが巣を作っていることが多く、シロアリに出会うと毒針で刺して巣に運んでいきます。
同じ朽木で暮らしていて、普段どのように住み分けて、どの程度のシロアリが捕食されているのかが気になるところです。

オオハリアリの狩り
巣の中のオオハリアリの幼虫を見たところ、口元に置かれていたのはシロアリの頭部でした。
このことからも、シロアリは普段から捕食されていることが分かります。

オオハリアリの狩り
オオハリアリの狩り
オオハリアリの狩り
次から次へと狩られるシロアリ。
体が柔らかいシロアリは、オオハリアリの大アゴと毒針で簡単に捕らえられてしまうのです。

しかしシロアリもやられっぱなしではありません!
ヤマトシロアリ
敵と戦うことが役目の兵隊シロアリです。
硬く巨大な頭部と、鋭く長いアゴを持ちます。
実はシロアリの噛む力はとても強く、ヤマトシロアリは小型なので人が噛まれてもたいしたことはありませんが、東南アジアなどの生息する1〜1.5cmもあるオオキノコシロアリなどに噛まれると、一瞬で皮膚を切り裂かれます。
その痛みは、同じ大きさのアリに噛まれたときの比ではありません。
小型なヤマトシロアリも、オオハリアリにとっては自分よりも大きいので、もし噛まれたらダメージの大きさはかなりのものです。

オオハリアリの狩り
ヤマトシロアリを捕らえたオオハリアリですが、兵隊シロアリが反撃にやってきました。
このオオハリアリ、シロアリにやられたのかは分かりませんが、足が何本が欠けていますね。
それでも狩をする姿に、強い生命力を感じます。

オオハリアリの狩り
シロアリに反撃されました。
獲物を捕食するのも、日々命がけです。

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