2013年11月12日

働かないアミメアリ

琉球大学の辻先生、土畑さんのアミメアリPristomyrmex punctatusについての研究。
働かないアミメアリ
PNASのニュースサイトで、働かない産卵専門個体が、通常の個体から口移しでエサをもらう写真を使用して頂きました。

アミメアリ
左の個体が大型個体、右が通常個体です。

女王という階級が無く、働きアリが単為生殖によって繁殖をするアミメアリの中には、体が一回り大きくて単眼のある個体がいることがあり、この大型個体はエサ集めなどの仕事は一切しないで、産卵だけを専門とする個体です。
これらも単為生殖を行うため、生まれてくるのは同じく働かない大型個体となります。
大型個体と通常個体は交配する事もないので、同種でありながらも社会寄生と言う見方になるようです。

働かないアミメアリ
中心にいるのが、働かない大型個体です。
他にも周辺に数匹が写っています。

働かないアミメアリ
頭部を拡大すると、通常個体にはない、3つの単眼があります。

コロニーの中で、この働かない大型個体が増えすぎてしまうと、通常個体は働きすぎで?短命になり、コロニー自体が壊滅してしまうようです。
生存するためには、怠け者と働き者のバランスが必要なのです。

コメント一覧

1. Posted by ORI   2013年11月14日 06:37
アミメアリの巣の話、分かりやすかったです!!
この写真は、アミメアリの大型個体と通常個体の違いがとてもわかりやすいですね。
肉眼で見ると、よ〜く見ないと何のアリであるかもわかりづらいですが・・・。
(アミメアリは茶色く、お尻につやがあるのでわかりやすい方です・・・)
鳥取は、雨続きでなかなかアリの採集に行けません(>_<)
いつも息子が学校から帰ってきてから採集に・・・と思うのですが、息子のペースに合わせていると、あっという間に時間がなくなってしまいます・・・。
かなり寒くなってきましたし、私ができる時に採集しようと思います。
2. Posted by taku   2013年11月14日 11:22
だいぶアリたちの活動も鈍くはなってきましたが、まだ活動しているので見つかると良いですね!!

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