2016年01月12日

アギトアリの恐ろしい破壊力

アギトアリ
触覚を前に突き出し、長いアゴを180℃に開いて獲物を探しているアギトアリの一種。

アギトアリ
アゴの内側には長い数本の毛が生えていますが、この毛に獲物が触れた瞬間、すさまじいスピードでアゴを閉じて獲物を捕えます。
この時、パチン!と音が聞こえたり、堅い地面や石にぶつかったと時は、その反動で後ろへジャンプしてしまうほどの威力があります。
昆虫はすごい」でも紹介されていて、アゴが閉まる時のスピードはなんと時速230kmにもなるようです!
ちなみに気になったので調べてみたら、人間のパンチは時速30〜40kmだそうです。
人間も噛まれたら大変!と思われるかもしれませんが、パチンと少し衝撃があるくらいでたいしたことはありません。
しかし、噛んだ後の毒針攻撃は人間にとってもかなり痛いです。

アギトアリ
大きな獲物の場合は、アゴで捕えてから毒針で刺して麻痺させるのですが、小さな獲物はアゴの閉まる衝撃だけで死んでしまいます。
日本にも、沖縄にオキナワアギトアリ Odontomachus kuroiwae、屋久島周辺にアギトアリ Odontomachus monticolaが生息しています。
ここ数年、本州でアギトアリが定着しているのが確認されています。

アギトアリ
マレーシアの森で、サスライアリ(右)と戦っていたアギトアリ(左)。
サスライアリの頭部を見ると穴が開いていますが、これはアギトアリのアゴでパチンとやられたため。
アリの堅い外骨格に穴をあけてしまうとはすごい破壊力。
頭に穴が開いてもアギトアリに噛みついているサスライアリもすごいです。

アギトアリ
別の場所では、アギトアリがヨコヅナアリに襲われていました。
1対1なら負けませんが、集団に襲われてしまえばどうすることもできません。

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