2016年08月08日
パラポネラの子育て

飼育中のパラポネラの卵と幼虫です。
卵は丸いのが特徴で、飼育ケースを少し持っただけでコロコロ転がってしまいます。
パラポネラは新女王から、最初の働きアリが誕生するまで他のアリに比べて時間がかかります。
しかし、正確な成長日数を記録したことがなかったため、今回は孵化日数、幼虫期間、サナギ期間を記録しています。
とりあえず大体の孵化日数は分かりましたが、クロオオアリの3倍くらいと、他のアリと比べてもかなり長いです。
孵化後は思ったより成長が早く、幼虫はどんどん大きく育っていて、上の写真の大きな幼虫は孵化してたった1週間後の姿です。

さらに1週間後。
卵から孵化して2週間でこの大きさに成長します。

パラポネラの女王アリはとても働き物です。
通常、多くのアリは結婚飛行後は巣に閉じこもって子育てをするのですが、パラポネラの女王は毎日巣から出てエサを探しに出かけます。
この飼育中のパラポネラには、レッドローチ、アントサプリ、ゼリーなどを与えていますが、すべて巣の外に置いていて、女王が巣から出てきて食べに来ます。
さらに、エサの食べカスは、きちんと巣の外に捨てに行ったりキレイ好きです。
これらの行動や、女王や幼虫の食欲から考えても、野外でも同じように新女王が子育て中にも巣から出てエサを集めたりするのは間違いないと思います。
コメント一覧
1. Posted by のだ 2016年08月08日 11:30
確かにクロオオアリの3倍も日数がかかるのであれば 栄養補給をしなくては体力が持ちませんね。
2. Posted by taku 2016年08月09日 14:18
生息地である南米には、大型肉食昆虫、グンタイアリなどもいますし、天敵がいないということは決してなく、実際グンタイアリに襲われるパラポネラも見ています。
おそらく、無事にコロニーが成長するのは、とても大変なことなのではないかと思います。
ある程度大きなコロニーになってしまえば、手出しする天敵は減るとは思います。
おそらく、無事にコロニーが成長するのは、とても大変なことなのではないかと思います。
ある程度大きなコロニーになってしまえば、手出しする天敵は減るとは思います。