2016年10月25日
大きいけど小さなパラポネラ!?

5月から飼育をしているパラポネラの女王。
体長27mmと巨大で猛毒を持ちます。
女王単独から飼育を開始して、先月には数匹の働きアリも誕生しました!
パラポネラは働きアリが羽化するまで、他のアリよりも時間がかかり、今回は産卵から羽化まで約4ヶ月でした。
卵、幼虫、繭のそれぞれの期間を比較すると、卵期間が44日と最も時間がかかりました。
ちなみにクロオオアリは44日あれば卵から成虫まで育ちます。

左が初めての娘である働きアリです。
女王アリと比べると小さいですが、それも20mm以上はあるのでアリとしては巨大です。
ちなみに、コロニーが大きくなると働きアリの大きさも大きくなり、女王アリとほぼ同じ大きさになります。
今まで巣から出て、せっせと働いていた女王アリも、これでやっと巣の中で産卵に専念できると思いきや、働きアリが羽化しても同じく働き続ける女王アリ。
パラポネラの女王アリって本当に働き物です。
そして、働きアリが羽化して3週間近く経った頃、やっと働きアリが巣から出てエサ集めなどを行うようになりました。
最近は外での仕事は働きアリが行い、女王アリが巣から出る回数が減ってきました。
産卵数も増えてきて、現在30個ほどの卵があるので、これらが羽化するころにはそこそこ大きな家族に育ってくれそうです。

主食はレッドローチをピンセットで潰して弱らせたもの。
スズメバチに匹敵するほどの猛毒を持つパラポネラなので、自分よりも大きな獲物を毒針で刺して捕える!と言いたいところなのですが、実は性格はとても臆病です。
ほとんど動かない小さなレッドローチに恐る恐る近寄ります。

慎重に脚を切り取って巣に運びます。
このように働きアリが羽化するまで時間もかかり、エサなどにも気を使うパラポネラですが、大きくて観察もしやすく、飼育はとても楽しいアリです。