2017年03月24日

新居に運んでもらう好蟻性昆虫たち

ハマタグンタイアリ
ハマタグンタイアリ Eciton hamatumの引っ越し行列。
このコロニーは停滞期のため本来は引っ越しをしない時期ですが、好蟻性生物を探すために採集したコロニーを人工的に引っ越しをさせたものです。
大量のアリの中に紛れ込む好蟻性生物を肉眼ですべて見つけ出すことは不可能です。
撮影した写真を見返すと、観察時は気が付かなかった虫たちが写っていることがあり、自宅に帰ってから写真をじっくり見て探すのも楽しみの一つです。
どれもピントが合っていませんでしたが、いろいろ見つかりました。

ハマタグンタイアリ
こちらの写真には2匹の虫が写っていました。
左の働きアリが運んでいる繭に張り付いています。
そして右の働きアリの頭部には、まるで帽子のようなダニが張り付いています。

ハネカクシ
こちらの繭にも乗客がいます。

エンマムシ
そしてこちらの繭にはエンマムシが張り付いています!
以前ペールーのバーチェルグンタイアリでも、アリが運ぶ幼虫にエンマムシが張り付いていました。

自ら歩いて新居に向かう虫、アリの体やアリが運ぶ幼虫に乗っかるもの、中にはアリに咥えられて新居まで運んでもらう虫などもいて、行列からは一瞬も目を離すことはできません。
これらの数ミリの虫たちを、素早く走るアリの群れの中から肉眼で見つけて、撮ってから採るのは至難の業です。

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