2017年03月29日
ヒメサスライアリの幼虫の運び方

マレーシアで見つけたヒメサスライアリの一種の引っ越し行列。

幼虫たちをアゴでくわえて新居へ移動中です。
ヒメサスライアリは移動期は毎日引っ越しをするので、ヒメサスライにとっては数十万匹の家族全員で引っ越しをするのは日常的なことです。
うちも最近、家族四人全員で引っ越しをしましたが、あまりに大変だったのでもう二度としたくないと思ったのに、アリたちは毎日引っ越すなんてすごいですね(笑)

そんな引っ越しをするアリたちを見ると、全員が大切な妹である幼虫を運んでいるのですが、その運び方(咥え方)は正確に決まっているようです。

全個体がこのように幼虫を仰向けにして、頭部の少し下辺りをアゴで咥えます。

ちなみにサナギを運ぶ時も咥え方は決まっていて、仰向けにして腹部をアゴで咥えます。
アリは仲間をアゴで咥えて運ぶこともあり、この時の咥え方も種類によって決まっています。

クロオオアリなどのヤマアリの仲間は、このように向い合せになります。

デコメハリアリはこのように背負うように運びます。
フタフシアリもこの形で仲間を運びます。

すべてのアリが運び方が決まっているのかと言うと、実はそうではなく、中には適当に咥えて運ぶアリもいます。
そのアリの一つがこちらのツムギアリです。
ツムギアリの仲間の運び方については、またご紹介します。
アリの幼虫や仲間を運び方を、種類ごとに調べてみるのも面白そうです。