2018年03月10日

アシナガキアリの空中子育て

アシナガキアリ
南西諸島に生息するアシナガキアリを観察すると、卵や幼虫の多くは働きアリたちがアゴで咥えて地面に置かずに子育てをしていることが分かります。
この写真を見ると、ある程度育った幼虫や繭は地面に置いていますが、卵や孵化したばかりの小さめの幼虫は天井で働きアリがアゴで咥えて宙に浮かせているのが分かります。
大きな幼虫や繭も、同じように咥えることが多いです。

アシナガキアリ 
こちらは野外のアシナガキアリの巣です。
壁に付いている働きアリたちがアゴで咥えている白いのは、すべて卵、幼虫、繭です。
アシナガアリなども卵をアゴで咥えていることはありますが、ここまで多くを咥えていると言うのは、他のアリではあまり見られない光景です。

アシナガキアリの空中子育て
前回新女王の繭をご紹介しましたが、その新女王の巨大な幼虫も、働きアリがアゴで咥えた状態のまま子育てをしていました。

アシナガキアリの空中子育て
2匹の働きアリが、幼虫の体の側面をアゴで咥えています。

アシナガキアリの空中子育て
そのまま口移しでエサを与えています。

アシナガキアリの空中子育て
繭も地面には置かずにぶら下げています。

アシナガキアリの空中子育て
咥えている働きアリは疲れないのでしょうか?

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