ハリアリ亜科
2025年12月14日

久々の登場インドクワガタアリ!
写真のコロニーは2年以上前から飼育をしていて、この蟻マシーンもそのとき制作したものをずっと使用していますが、インドクワガタアリは巣内をとてもキレイにしているので、まったく問題ありません。
このコロニーは蟻マシーンを三台連結して飼育しています。インドクワガタアリの賑やかな巣内。 pic.twitter.com/w5si2lL9DO
— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) December 14, 2025
現在他にもたくさんのコロニーを飼育していて、それぞれ数もだいぶ増えてきたので、そろそろ養殖させるための巣別れをさせようと思います。
今から巣別れさせると、オスが羽化して、交尾して、女王役が決まるのは春ごろになります。
飼育下でコロニー養殖ができ、とても飼育もしやすく、見た目も最高にかっこよく、大好きなアリです。
2025年04月10日
2025年04月02日

AntRoomでコロニー養殖をしているインドクワガタアリ。
このアリについて、新たなことが分かったのでご紹介します。
3ヶ月ほど前に、養殖に向けてコロニーを二つのグループに分けました。
分けた片方は、成虫のみで卵や幼虫は入れませんでした。
ここからはオスが羽化するはずで、そのオスと交尾をさせて養殖をする計画でした。
順調に産卵をして、幼虫たちが繭になり始めたのですが、その繭を見たところオスではなくメスに見えたのです。
そして羽化したのは、やはりメスだったのです!AntRoomでコロニー養殖をしているインドクワガタアリ。
— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) April 2, 2025
養殖のために巣別れをさせたら、オスではなくいきなりメスが羽化しました!
↓このアリについて、新たなことが分かったのでご紹介します。https://t.co/Lz7BWdfCWm pic.twitter.com/ORczS7wFor
周りの繭を見ても、この形はメスで間違いありません。
もしかして、未交尾個体だけを集めたと思っていた方に女王役がいたのかな?と思ったのですが、元の巣でも相変わらずメスしか羽化していません。
考えられる原因は、交尾済みの女王役が複数いたと言うことです!
以前から、オスは適当に複数のメスに交尾をしようとするので、もしかして複数のメスが交尾をしたりしないのかな?と思っていたのですが、そう言うこともあることが判明しましました。先月羽化したインドクワガタアリのオス。
— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) December 8, 2023
積極的に交尾しようとしていますが、この巣にはすでに交尾済みの女王役がいるため交尾はできません。
いつかは、女王役になるための順位争いやオスとの交尾を観察してみたいです。 pic.twitter.com/4FgOE4TuDt
追記
アリ研究者の辻先生から貴重な情報を教えて頂きました!
インドクワガタアリは、交尾はしているものの女王役にはならない個体がいるようです。
このような余計な女王は、女王役や働きアリたちに攻撃をされることで、産卵をしなくなり働きアリとして生きているようなのです。
このような順位が低い交尾済み個体は、通常働きアリのように生活をしていますが、女王役がいなくなった時などは、産卵をして女王役になるようなのです!
なんと複雑な社会なのでしょうか。
このことを聞いて納得の出来事がありました。
今回巣別れさせたコロニーは、4台の蟻マシーンを連結して飼育をしていて、分けたメスたちは、出口に近い巣にいたメスたちなのですが、この巣は幼虫も一切なくて、あまり使われていない隅部屋だったのです。
中心部からは離れた巣で、女王役は絶対にいないだろうと思われる部屋でした。
きっと交尾済みの順位の低いメスは、この隅の巣に追いやられていたか、もしくは働きアリとして仕事をしていたのでしょう。
2025年02月02日

タイで見つけた赤くて大型なハシリハリアリの一種。
ビバークや引っ越し行列を見つけて好蟻性生物を探したかったのですが、残念ながら狩りの場面しか見れませんでした。

シロアリの巣を襲撃していました。

行列を観察していると、次から次へとシロアリが運ばれてきました。

毒針で刺して麻痺させて運びます。

こちらは別コロニーですが、同じくシロアリを襲っていました。

キノコシロアリの結婚飛行で飛び立った羽アリを襲っていました。
シロアリを襲撃するアリと言えば、やはりアフリカのメガポネラを見るのが夢。
2025年01月16日
2024年11月15日

肉食性のインドクワガタアリ。
生きた昆虫を毒針で刺して巣に持ち帰ります。

巣の中には、このように捕らえた獲物たちが置かれていますが、実は生きています。
幼虫に食べられるゴキブリと、食べられる待ちのゴキブリ。インドクワガタアリの幼虫に食べられるゴキブリと、食べられ待ちのゴキブリ。
— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) November 15, 2024
置かれているゴキブリは動いていて生きているのがわかりますが、これは毒で麻痺した状態。
生きた虫を主食とするインドクワガタアリは、獲物を新鮮な状態を維持するために、ころさず生かしとくのです。… pic.twitter.com/XMreugqKjR
幼虫近くに置かれるゴキブリは脚が動いていて、生きているのがわかりますが、これは毒で麻痺して動けない状態です。
生きた虫を主食とするクワガタアリは、獲物を新鮮な状態を維持するために、ころさず生かしとくのです。
死んでしまえば腐敗してしまうので、とても賢い方法ですね。
インドクワガタアリの毒はころすためではなく、麻痺させるためのものだと分かります。

東南アジアのクワガタアリも同じ方法で捕らえた獲物を貯蔵します。
こういう姿を見ると、アリが獲物を麻痺させて幼虫のエサにするカリバチから進化したと言いうのも納得ですね。
2024年10月26日

こちらはちょうど一年前に飼育を開始したインドクワガタアリ。
当時は働きアリ10匹ほどでしたが、この巣の現在の様子を撮影してみました。

現在の様子がこちら。
— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) October 26, 2024インドクワガタアリはキレイ好きで、巣内を見るととても清潔に保たれていることが分かります。
そして蟻マシーンは管理がとても楽です。
この一年で水分補給は1回しかしていません。

繭の数も常にこれくらいあり、隣には蟻マシーンを二台連結して合計三台で飼育をしています。
コロニー養殖をするために、このコロニーから働きアリだけを何グループも巣別れさせていて、ある程度の規模になると、勢いよく増えていきます。
コロニー養殖をさせるコツも分かってきて、だいぶ安定して養殖ができるようになってきました。
数ヶ月前に女王役が死んだようで、決闘が始まったりオスが羽化したりして、その後再びメスの羽化が始まりました。インドクワガタアリ巣で突然決闘が始まりました。
— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) September 23, 2024
しばらくするとオスが羽化して、それからさらに数ヶ月が経った頃に、働きアリの羽化が再開したことから以下のようなことが起きたと考えられます。
女王役の死
↓
順位争いの決闘
↓
無精卵からオスが羽化
↓
順位の高い個体がオスと巣内交尾
↓… pic.twitter.com/mVtt1Xzbri
飼育管理さえ失敗しなければ、永久に飼育が可能なアリです。
2024年09月23日

去年から飼育をしているインドクワガタアリ。
女王がいなくなると働きアリたちが決闘をして、勝ち進んだ順位の高い個体がオスと交尾をして新たな女王役になります。
巣内交尾をするため交尾をさせるのも難しくはなくコロニー養殖が可能なアリになります。
AntRoom養殖のインドクワガタアリは、土日に名古屋で開催のナゴレプに持っていきます。

卵の部屋。
女王役になっても腹部は肥大せず、通常の働きアリと見分けはつきませんが、このように多くの卵を産みます。インドクワガタアリの卵部屋。
— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) September 20, 2024
女王役でも腹部が肥大することはありませんが、産卵数は意外と多いです。 pic.twitter.com/wZxywhD9Ez
こちらのコロニーは女王役がいたのですが、突然働きアリたちの中で決闘が始まりました。インドクワガタアリ巣で突然決闘が始まりました。
— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) September 23, 2024
しばらくするとオスが羽化して、それからさらに数ヶ月が経った頃に、働きアリの羽化が再開したことから以下のようなことが起きたと考えられます。
女王役の死
↓
順位争いの決闘
↓
無精卵からオスが羽化
↓
順位の高い個体がオスと巣内交尾
↓… pic.twitter.com/mVtt1Xzbri
おそらく女王役が死んだのだと思います。
以前も同じような状況になったコロニーがあって、しばらくするとたくさんのオスが羽化しました。

繭作り中の幼虫。
土を乗せることもありますが、このように繭の抜け殻を使うことが多いです。

左にあるのがメスの繭で、右にある細いのがオスの繭。

ハチのような姿をしたオス。
それからさらに数ヶ月が経った頃に、働きアリの羽化が再開したことから以下のようなことが起きたと考えられます。
女王役の死
↓
順位争いの決闘
↓
無精卵からオスが羽化
↓
順位の高い個体がオスと巣内交尾
↓
新たな女王役の有精卵から働きアリの羽化
つまり、インドクワガタアリは女王役が死んでも再び女王役が現れるため、永久に飼育が可能なのです!
2024年07月27日

美しくかっこいいインドクワガタアリ。

通常多くのアリは女王アリが死んでしまった場合、残された働きアリの寿命が終わる頃には巣は消滅してしまいます。
しかし、インドクワガタアリは女王アリがいなくなると、働きアリたちが決闘をして、決闘に勝った順位の高い個体がオスと交尾をして女王役になるという変わった習性を持ちます。
これがインドクワガタアリの決闘です。コロニー養殖に向けて巣分かれさせたインドクワガタアリ。
— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) April 16, 2024
女王役が不在になったことで、次期女王役を決めるために連日激しい決闘が続いています。
人間の僕にはルールが分かりませんが、最後に逃げた個体が負けなのでしょうか? https://t.co/PDi801C9sU pic.twitter.com/HTJt0pADKo
去年から飼育をしているコロニーから、働きアリを分けてコロニー養殖に挑戦していたのですが、ついに養殖に成功しました!
5ヶ月前に、働きアリだけにしたグループから働きアリの羽化が始まったのです!!朝から嬉しい出来事が。
— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) July 20, 2024
インドクワガタアリのコロニー養殖成功‼︎‼︎
女王役のいなかったグループからメスが羽化しましたー!
と言うことは、決闘に勝った個体がオスと交尾をして女王になったと言うことです。 https://t.co/SbPLo073yy pic.twitter.com/f0IkRbdJDK
つまり、巣内で交尾をして女王役が現れたと言うことで、飼育下でのコロニー養殖に成功したと言うことなのです。
インドクワガタアリのコロニー養殖成功までの期間
10月
働きアリ10匹程度のコロニーの飼育開始
↓
2月
数が増えたので巣分かれ
↓
4月
オスが羽化
↓
7月
メスが羽化
9ヶ月かかっての成功でした。
2024年04月20日

3ヶ月以上前から「部屋付き石膏飼育ケース」で南米のキノボリアギトアリを複数飼育しています。
どのコロニーもとても順調に働きアリの数が増えています。
アギトアリの仲間は、このように壁面に幼虫を張り付けて育てるのが特徴ですが、「部屋付き石膏飼育ケース」の壁がとても役立っているようです。三ヶ月前から「部屋付き石膏飼育ケース」で飼育をしているキノボリアギトアリ。
— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) April 11, 2024
とても順調に増えています。
幼虫たちは壁に張り付けて育てます。 https://t.co/gS2OjZbNGf pic.twitter.com/OwU7WDJJ7E
キノボリアギトアリが好調なので、オキナワアギトアリも飼育してみることにしました。

オキナワアギトアリの飼育は、以前蟻マシーンを倒した状態での飼育をご紹介しましたが、今回は部屋付き石膏飼育ケースでの飼育をご紹介します。

「部屋付き石膏飼育ケース」で飼育中のオキナワアギトアリ。

中心の大部屋と、上の細長い部屋に朽木とおがくずを入れたのですが、しばらくするとおかずのほとんどを床ありの部屋に運びました。

観察するとき以外は遮光カバーを乗せています。
幼虫たちは壁に張り付けて子育てをします。キノボリアギトアリがとても状態が良いので、オキナワアギトアリも、部屋付き石膏飼育ケースで飼育を始めました。 https://t.co/vg3RizU975 pic.twitter.com/kjOXxI3zIs
— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) April 12, 2024

張り付けて子育てをするのは野外の巣でも同じです。

部屋付き石膏飼育ケースには壁がたくさんあるので、アギトアリたちにも良さそうです。

壁だけではなく天井にも張り付けます。

卵はおがくずの上に置かれています。
幼虫が大きくなり繭を作り始めると、おがくず部屋に運ばれて繭作りをします。「部屋付き石膏飼育ケース」で飼育中のオキナワアギトアリ。
— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) April 18, 2024
繭作りが始まり、無事繭を作りました。
働きアリが幼虫の上におがくずを乗せて手伝いをします。
ハリアリの仲間は、繭作りに成功すれば一安心です。 https://t.co/qXVUlaHMsm pic.twitter.com/YsIUMpTCTI
観察中に働きアリが産卵したので、産んだ卵をどうするのか観察してみました。オキナワアギトアリの働きアリが産卵。
— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) April 17, 2024
アリの働きアリは全てメスで、産卵することができます。
産んだ卵をどうするのか観察してみました。 pic.twitter.com/7rjo3LBJ7Q
しばらく巣内を歩き回ってから、幼虫に食べさせました。
このように働きアリが産卵して栄養卵を幼虫や女王アリに与える場面は様々な種類のアリで見ることができます。
2024年02月10日

翅のある女王がいなくなると、働きアリの中で1匹がオスと交尾をして女王役となるインドクワガタアリ。
トゲオオハリアリのように飼育下で交尾をさせることができるため、コロニー養殖に向けて女王役のいないグループを作るためにグループ分けしました。
今回分けたのは、以前から紹介しているのとは別コロニーで、働きアリの数は30匹ほど。
分ける目的はコロニー養殖もありますが、オスをたくさん羽化させたいのです。
以前から紹介しているコロニーは、現在50匹ほどですが、春ごろには80〜100匹ほどに増えている予定です。
そうなったら複数をグループ分けして養殖させる予定ですが、そこからオスの羽化を待っていたら時間がかかるため、先にオスを育てる作戦です。

大体半分で分けてみました。
女王役は外見で見分けができないため、しばらく観察をして、卵の数などで見分けられるかな?と思ったのですが、そんなことをしなくても行動を観察していたら、数時間後にはどちらに女王役がいるのか分かりました。
片方の巣は、働きアリのほとんどが巣の中で、じっとして落ち着いているのに対して、もう一つの巣は半分ほどが餌場に出てきたり、巣の中でもウロウロ落ち着きなく動き回っています。
さらに、女王役がいないときに行われる行動を見ることができたことで、この巣には女王役がいないと確信できたのです。
その行動が↓こちらです。

2匹が向かい合っていますが、実はこれは、次期女王役を決めるための決闘なのです!
決闘と言っても、相手を傷つけるようなものではなく、お互いが触角で激しく叩き合っています。
アゴで挟むこともあるようですが、これも怪我をするようなことはないようです。
この行動を最後まで観察していても、僕にはどちらが勝ったのか分かりませんが・・・。
写真では分からないので動画でも撮影しました。インドクワガタアリの決闘。
— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) February 10, 2024
次期女王役を決めるための順位争いの儀式です。
長年見たかった行動を見ることができました!https://t.co/TGW9E4SpqO pic.twitter.com/AyG3Z5dE6F

「蟻の自然誌」でも紹介されている、順位争いの儀式を見ることができて嬉しかったです。
まさか、女王役から分けてこんなに短時間で行われるとは思いませんでした。
これらの決闘で決まった、最も順位の高い個体がオスと交尾をして女王役となれるのです。
オスが羽化するまでは2ヶ月以上かかる予定ですが、オスが羽化して交尾に成功すればコロニー養殖成功となります。
2024年01月22日

新女王から飼育をしていたキノボリアギトアリに、無事働きアリが羽化しました。
女王が繭を破いて出てくる手助けをしてあげます。
繭から出てくる場面はいつ見ても感動します。

アギトアリの仲間は飼育が難しい種が多いのですが、このキノボリアギトアリはとても飼いやすいアギトアリです。
新しく作った飼育ケースで飼育をしています。
この新型ケースでは様々な種類のアリを飼育していますが、どれも状態がとても良くて本当に良いです。
小型で簡易な飼育ケースではありますが、アリが快適に暮らせるように様々な工夫をしています。
早く販売を開始したいところですが、いろいろな準備があるためもう少し時間がかかりそうです。
今は中型種〜大型種用しかありませんが、小型種用も製作中です。
春ごろまでには販売を開始できる予定となります。
2024年01月08日

10月から飼育をしているインドクワガタアリ。
最初は働きアリが10匹だったので、だいぶ数が増えてきました。
女王がいなくても、働きアリの1匹が女王役となって繁殖をするアリ。
蟻マシーン2号ミニを倒した状態で飼育をしています。

こちらは2ヶ月前の写真です。
こうやって見比べるとだいぶ働きアリが増えてきました。

今あるサナギが羽化するころには、働きアリの数が50匹を超えるため、蟻マシーンをもう一台連結して増築することにしました。
飼育中のインドクワガタアリ。
— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) January 6, 2024
巣の中がだいぶ賑やかになってきました。
近いうちに働きアリが50匹を超えそうなので、そろそろ蟻マシーンをもう一台連結して増築する予定です。 pic.twitter.com/CgZfaykj0E

連結したのは、こちらの蟻マシーンにしました。
同じものを連結しても良かったのですが、ちょっと知りたいことがあったため、以前ミツツボアリ用に制作した部屋の広い蟻マシーンを使用しました。

特大餌場を連結して増築完了!
今年はインドクワガタアリを巣別れさせて、オスと交尾をさせて養殖することが目標。
このまま数を増やし、巣別れさせてオスを羽化させて、交尾をさせたら、その群れからメスが羽化するか確認して養殖成功ですが、とても時間がかかりそうですね。
2023年12月17日

10月から飼育をしているインドクワガタアリ。
蟻マシーン2号ミニを倒した状態で飼育をしていて、とても順調です。
2ヶ月前は働きアリが10匹ほどでしたが、今は倍以上に増えて、卵、幼虫、繭もたくさんあるのでこれらが羽化するころには50匹を超えそうです。
とりあえず100匹以上になるまではこのまま飼育をして、100匹を超えたら一部の働きアリを巣別れさせて、交尾をさせてコロニー養殖に挑戦です。
2023年11月01日

現在飼育中のインドクワガタアリ。
トゲオオハリアリのように、飼育下で交尾をさせてコロニーを養殖できるアリです。

現在このような環境で飼育をしています。
蟻マシーン2号ミニを、ガラス面を上にして置き、出入り自由にする飼育方法です。
繭作りには必ず床材が必要なアリですので、床の一部には床材を敷いています。
アギトアリなど他のハリアリを飼育するときにもオススメの方法です。
蟻マシーンを使用するメリットは部屋の使い分けができる他にも、水持ちの良さがあります。
石膏飼育ケースは、使用している石膏量の少なさやケースの密閉性などから、どうしても乾燥するのが早くなってしまい、頻繁に水分補給をする必要があったり、うっかり乾かしてしまったり、湿った環境を好むアリの長期飼育は管理が難しいのです。
石膏飼育ケースの12倍の量の石膏を使用していて密閉性も高い蟻マシーンであれば、4〜6ヶ月は水分補給しなくても大丈夫なので、圧倒的に管理が楽になるのです。

巣の中ではこんな感じに暮らしています。

上手く部屋を使い分けていますね。
この様子を見ても、やはり部屋の使い分けができる蟻マシーンが飼育に向いていることが分かります。
幼虫部屋に置かれている幼虫たちは、口元に刻んだレッドローチが置かれています。
下の部屋が繭を作らせる部屋になっていて、繭作りを始める幼虫は、ここに連れてこられて、土に埋められます。
そして1日ほどで繭を作ると、土から掘り出されて同じ部屋に置かれるのです。

餌は主にレッドローチのSサイズ。
生きたまま多めに餌場に入れると、すぐに出てきて狩りをします。
毒針で刺して麻痺をさせたレッドローチを、貯蔵部屋に置きます。
この時、レッドローチは体が麻痺して動けないだけで死んではいません。
よく見ると触角や脚は動くのです。
このように貯蔵することで、新鮮な状態を保っているのだと思われます。
そして、順番に食べていくのです。
東南アジアのクワガタアリも同じ方法で狩った獲物を貯蔵します。
絶食には弱いアリですが、このように貯蔵するので、エサを与えるのは週に2回ほどで大丈夫です。

ちなみに、クワガタアリの仲間は野外では面積の広い平たい部屋を作って暮らしています。
蟻マシーン2号ミニは、クワガタアリにとって部屋が少し狭いため、ニッパーを使って部屋を壊して空間を広くして使うことにしました。
2023年10月12日

8年ぶりにインドクワガタアリ Harpegnathos saltatorがやってきました!!

このアリは女王がいなくなると、働きアリの中で順位を決める儀式が行われ、最も順位が上の個体がオスと交尾をして女王役になるという変わった習性を持ちます。
女王役になった個体は脳が小さくなり行動が変化したり寿命も延びるとか。
トゲオオハリアリのように、飼育下で交尾をさせてコロニーを増やすことができるアリなのです。
今回は飼育下で養殖されたコロニーを数コロニー入手することができたのです。

美しくてかっこいいアリですね。

産卵中の女王役。

卵を咥えているところ。
卵を咥えるときは小さな突起が役立ちます。

こちらがインドクワガタアリのオス。
オスも赤くてかっこいい!
触角や脚は白っぽいです。
現在様々なアリが入荷しています。
日曜にはショッピングカートに追加できる予定です。
2023年08月21日
2023年04月09日

赤くて美しいオキナワアギトアリ。

アゴを180度に開き、一気に閉じて獲物を捕らえます。
飼育環境をご紹介します。

用意するもの
・蟻マシーン2号ミニ、または蟻マシーン2号ミニ連結用
・クランプ2個
・赤土

仰向けに倒した蟻マシーン2号ミニに赤土を敷きます。

水で赤土を湿らせて押し固めます。
この土は繭作りの時に役立ちます。

これで完成です。

クランプでガラスを固定して、餌場を取り付けたら完成です。
本来蟻マシーン2号ミニは、縦にして使用するのですが、オキナワアギトアリは横に広い巣穴を作るため、このようにガラス面を上にして使うのです。

オキナワアギトアリの入った石膏飼育ケースを繋げて引っ越しをさせます。

産卵した卵は土の上に置かれます。

幼虫が孵化すると、面白い光景を見ることができます。

ガラス面などに幼虫をくっ付けて子育てをするのです。
幼虫の背中には、柔らかい突起があり、これが吸盤のように壁に張り付くのです。

石膏の壁面にもくっ付けます。

野外の巣でも同じようにくっ付けて子育てをします。

餌はミルワームとレッドローチを主食に与えています。






