アリ以外の生き物
2017年06月12日
先月、妻と公園散歩に行っていた息子が嬉しそうに何かを握りしめて帰宅しました。
手の中の虫を見て驚きました！
体長20mmと大型なキンボシハネカクシ！
見つけた場所を聞くと、何と公園ではなく、家の前の大通り沿いの駐車場でした。
去年、熱帯倶楽部の松村さんが千葉県で採集した個体を送ってくれましたが、板橋区の自宅近所でも見つかるとは思いませんでした。
手の中の虫を見て驚きました！
体長20mmと大型なキンボシハネカクシ！
見つけた場所を聞くと、何と公園ではなく、家の前の大通り沿いの駐車場でした。
去年、熱帯倶楽部の松村さんが千葉県で採集した個体を送ってくれましたが、板橋区の自宅近所でも見つかるとは思いませんでした。
2017年05月30日
林道で地面を歩く大きな甲虫を発見。
遠目に見て「カミキリムシ？コガネムシ？」と思ったのですがなんだか違うようです。
手にとって見ると「なんだこの虫！？」となり持ち帰ってきました。
見るからに変わった暮らしをしていそうな虫。
体長22mmと大型です。
鋭いアゴです。
自宅で調べようと思ったのですが、数ヶ月前の引っ越しで虫図鑑の多くがまだ箱に入ったままでどこにあるか分からず、ネットで調べてみるも分からず・・・。
虫のことなら何でも知っている小松さんに聞いてみたところ、クチキクシヒゲムシと教えてもらいました。
海外の近縁種の生態から、幼虫時代にセミの幼虫に寄生しているのではないかと推測されているようですが、日本ではまだ知られていないようです。
セミの幼虫に寄生している姿をいつか見てみたいです。
遠目に見て「カミキリムシ？コガネムシ？」と思ったのですがなんだか違うようです。
手にとって見ると「なんだこの虫！？」となり持ち帰ってきました。
見るからに変わった暮らしをしていそうな虫。
体長22mmと大型です。
鋭いアゴです。
自宅で調べようと思ったのですが、数ヶ月前の引っ越しで虫図鑑の多くがまだ箱に入ったままでどこにあるか分からず、ネットで調べてみるも分からず・・・。
虫のことなら何でも知っている小松さんに聞いてみたところ、クチキクシヒゲムシと教えてもらいました。
海外の近縁種の生態から、幼虫時代にセミの幼虫に寄生しているのではないかと推測されているようですが、日本ではまだ知られていないようです。
セミの幼虫に寄生している姿をいつか見てみたいです。
2017年05月17日
毎日トカゲを追い続けている5歳の息子。
この日もいつものようにトカゲ採りをしていました。
場所は練馬区の公園。
しばらくするとニホントカゲの幼体を二匹同時に捕まえてきました。
さらに数分後、「大物捕まえた！」と、今度は成体を捕まえてきました。
息子の手を見ると、尾が二本出ていたので「また二匹も捕まえたの？」と近くで見てみると、なんと二匹ではなく尾が二本だったのです。
息子も気が付いていなかったようで、尾が二本のトカゲを見て「なんで！？どういうこと！？」と興奮していました。
発見直後にツイッターに写真を載せたら、とても多くの人たちに反響がありました。
なぜ尾が二本になったのか？
トカゲ好きの方はご存じだと思いますが、実は尾が二股になると言うのはそれほど珍しいことではありません。
通常トカゲは敵に襲われた時に尾を自切して、しばらくすると切り口から尾が再生しますが、完全に切れずに傷が付いた場合などに、傷口から2本目の尾が生えてしまうことがあるのです。
過去に何匹か見つけていて、去年も同じくニホントカゲで見つけています。
しかし今回の個体のすごいのは、とてもバランスよく二股になっていると言うこと。
普通は、どちらが後から生えた再生尾か一目で分かることが多いのですが、今回の個体はそれが全く分かりません。
ここまで美しく二股になった個体は初めて見ました。
どちらが再生尾なのか詳しく撮影してみました。
二本の尾を測ってみると、上の方が長くて40mmで下は35mmでした。
この写真を見ると、下の短い方が再生尾に見える気もするのですが・・・。
上から撮影。
左が短い方で右が長い方。
裏から撮影。
左が長い方で右が短い方。
詳しく見てみた結果！よく分かりませんでした・・・（笑）
どちらかというと短い方が鱗の繋がりが自然に見えるのですが。
きっとレントゲンとか撮れば分かるのですかね。
この日もいつものようにトカゲ採りをしていました。
場所は練馬区の公園。
しばらくするとニホントカゲの幼体を二匹同時に捕まえてきました。
さらに数分後、「大物捕まえた！」と、今度は成体を捕まえてきました。
息子の手を見ると、尾が二本出ていたので「また二匹も捕まえたの？」と近くで見てみると、なんと二匹ではなく尾が二本だったのです。
息子も気が付いていなかったようで、尾が二本のトカゲを見て「なんで！？どういうこと！？」と興奮していました。
発見直後にツイッターに写真を載せたら、とても多くの人たちに反響がありました。
なぜ尾が二本になったのか？
トカゲ好きの方はご存じだと思いますが、実は尾が二股になると言うのはそれほど珍しいことではありません。
通常トカゲは敵に襲われた時に尾を自切して、しばらくすると切り口から尾が再生しますが、完全に切れずに傷が付いた場合などに、傷口から2本目の尾が生えてしまうことがあるのです。
過去に何匹か見つけていて、去年も同じくニホントカゲで見つけています。
しかし今回の個体のすごいのは、とてもバランスよく二股になっていると言うこと。
普通は、どちらが後から生えた再生尾か一目で分かることが多いのですが、今回の個体はそれが全く分かりません。
ここまで美しく二股になった個体は初めて見ました。
どちらが再生尾なのか詳しく撮影してみました。
二本の尾を測ってみると、上の方が長くて40mmで下は35mmでした。
この写真を見ると、下の短い方が再生尾に見える気もするのですが・・・。
上から撮影。
左が短い方で右が長い方。
裏から撮影。
左が長い方で右が短い方。
詳しく見てみた結果！よく分かりませんでした・・・（笑）
どちらかというと短い方が鱗の繋がりが自然に見えるのですが。
きっとレントゲンとか撮れば分かるのですかね。
2017年05月03日
板橋区の自宅近所には雑木林のある公園がいくつかあるため、23区としては生き物の多い地域です。
生まれ育った目黒区とは、比べ物にならないほど生き物の種類は多いです。
そんな自宅近所には、湧水が出ている場所も数ヶ所あり、アズマヒキガエルやニホンアカガエルの産卵場所になっていたりします。
いくつかある湧水が出る場所の一つがこちらです。
ここは幅20〜30cmで水深1cm以下と、最も水量の少ない場所ですが、常に水があるので周辺の石にはコケが生えています。
長さも15〜20mほどしかありません。
いつものように息子たちと散歩をしていると、この水辺で虫を探していた息子が「カニがいた！」と大声で叫びました。
まさか！？と思い見に行くと、何とそこにはサワガニがいたのです。
とても驚きました。
サワガニなんてどこにでもいるでしょ？と思う方もいるかもしれませんが、東京では八王子辺りの沢に行けばどこでも見ることができますが、23区内の街中で生息している場所はとても限られているのです。
しかも、まさか自宅から歩いて行ける範囲ににサワガニが暮らしているとは思いませんでした。
この日は夕方で暗くなり始めていたので、後日どれくらいのサワガニが暮らしているのか調べることにしました。
こんな短くて狭い水辺で、少し探しただけで幼体から成体まで10匹以上も見つけることができました。
他にもカワニナも大量に暮らしていることが分かりました。
サワガニ探しをしていると、偶然歩いてきた方に話しかけられました。
その方は板橋区のことを知り尽くした区の職員の方でしたが、この水辺でサワガニが暮らしているとは知らなかったようでとても驚いていました。
この方が子供時代は、この辺りの湧水の量ももっと多くてサワガニもたくさん暮らしていたようですが、それらのほとんどは現在は水の量が減ったり、水がなくなったりでサワガニも見ていないと教えてもらいました。
こんな狭くて貴重な生息環境で採集するわけにはいかないので、採集後はもとの場所に逃がしました。
生まれ育った目黒区とは、比べ物にならないほど生き物の種類は多いです。
そんな自宅近所には、湧水が出ている場所も数ヶ所あり、アズマヒキガエルやニホンアカガエルの産卵場所になっていたりします。
いくつかある湧水が出る場所の一つがこちらです。
ここは幅20〜30cmで水深1cm以下と、最も水量の少ない場所ですが、常に水があるので周辺の石にはコケが生えています。
長さも15〜20mほどしかありません。
いつものように息子たちと散歩をしていると、この水辺で虫を探していた息子が「カニがいた！」と大声で叫びました。
まさか！？と思い見に行くと、何とそこにはサワガニがいたのです。
とても驚きました。
サワガニなんてどこにでもいるでしょ？と思う方もいるかもしれませんが、東京では八王子辺りの沢に行けばどこでも見ることができますが、23区内の街中で生息している場所はとても限られているのです。
しかも、まさか自宅から歩いて行ける範囲ににサワガニが暮らしているとは思いませんでした。
この日は夕方で暗くなり始めていたので、後日どれくらいのサワガニが暮らしているのか調べることにしました。
こんな短くて狭い水辺で、少し探しただけで幼体から成体まで10匹以上も見つけることができました。
他にもカワニナも大量に暮らしていることが分かりました。
サワガニ探しをしていると、偶然歩いてきた方に話しかけられました。
その方は板橋区のことを知り尽くした区の職員の方でしたが、この水辺でサワガニが暮らしているとは知らなかったようでとても驚いていました。
この方が子供時代は、この辺りの湧水の量ももっと多くてサワガニもたくさん暮らしていたようですが、それらのほとんどは現在は水の量が減ったり、水がなくなったりでサワガニも見ていないと教えてもらいました。
こんな狭くて貴重な生息環境で採集するわけにはいかないので、採集後はもとの場所に逃がしました。
2017年04月26日
��草むらでカナヘビ発見！
��採れたかな？
��捕獲成功！
カナヘビは開けた草むらに多く、動きもそれほど早くないので子供でも捕まえられます。
ニホントカゲはすぐに逃げ込める石垣などに多く、動きも早いので子供はなかなか捕まえられません。
こちらは去年の夏、息子が4歳だったころのニホントカゲの捕獲です。
草むらを囲むようにあるコンクリート塀の上では、トカゲが日光浴をしています。
少し高さがあるため、しゃがめばトカゲの視界に入らず射程距離まで近づけます。
トカゲ採りは、採りたいという気持ちが大きいほど、あせってしまいトカゲに気が付かれて逃げられます。
あせらず慎重に気が付かれないように、どれだけ近づけるかがポイントなのですが、それを子供がやるのは大変です。
息子は3歳のころからトカゲ好きとなりましたが最初は逃げられてばかり。
4歳になって徐々に成功率が上がってきたものの、逃げられて悔し泣きも何度もしました（笑）
このように悔しい気持や採りたい気持ちが大きいほど、採れた時の喜びも大きいのです。
2017年04月19日
朝起きてすぐに虫部屋に行った息子が「早く来て！サシガメサシガメが！」と、興奮した様子で戻ってきました。
息子は数年前からヨコヅナサシガメのことを、なぜかサシガメサシガメと覚えてしまい、それからずっとサシガメサシガメと呼んでいます（笑）
虫部屋に行くと、息子が飼育しているヨコヅナサシガメのケースがあり、中には成虫になったばかりの個体がいたのです。
脱皮したばかりのヨコヅナサシガメは赤くてとても美しいのです。
時間が経つと徐々に色が黒っぽくなります。
ヨコヅナサシガメカメラ目線。
翌日にはすっかり黒くなります。
毎日世話をして成長した時は嬉しいものですね。
ヨコヅナサシガメや、他のサシガメなどは素手で触ると口で刺してくることがあるので注意が必要です。刺されると激痛です。
今回は久々にLaowa15mmで撮影。
2017年04月17日
近所のスーパーで買い物をしていると、息子が「このブドウ食べたい！」と持ってきました。
あまり見たことのないブドウで皮ごと食べられる、オーストラリア産のクリムゾンという品種のブドウらしいです。
自宅に帰ってパックからブドウを取り出していると、中を素早く走る虫を発見！
ブドウのパックから出てきたのは元気なハサミムシでした。
あまり見たことのない雰囲気のハサミムシ。
写真で見るとクギヌキハサミムシのメスっぽくも見えますが少し違うようです。
頭部からハサミの先まで15mmとそれほど大きくありません。
何より輸入ブドウのパックの中と言うこともあり、すぐに外国産だろうと感じました。
ハサミムシを研究する先生に写真を見て頂いたところ、メスだと確実な同定はできないようですが、ヨーロッパクギヌキハサミムシ Forficula auricularia Linnaeusに似ていると教えて頂きました。
ヨーロッパクギヌキハサミムシは、本来は旧北区起源の種のようですが現在は世界中に分布しているようです。
日本はまだ定着はしていないものの、名古屋や東京でも発見例があるようです。
このハサミムシは小柄で動きが素早く、さらに足の滑り止めが発達しているのでツルツルのガラス面でも登れるので、輸入される貨物に紛れ込みやすいのかもしれません。
ブドウは甘酸っぱくて美味しかったです！
2017年04月14日
最近飼育を始めたヒョウモントカゲモドキ。
まだ二ヶ月も経っていませんが倍くらいの大きさに育った気がします。
息子は「ヒョウちゃん」と名付けて毎日エサをたくさん与えているのですが、最近は息子がケージの前に来るとエサをもらえることを学習したようで、手前まで来て上を見上げるようになりました。
今更ながら、ヒョウモントカゲモドキって可愛いですね。
人気があるのがよく分かります。
同じころに飼育を始めたアフリカウシガエルもどんどん大きくなっています。
どちらも、アリの餌にしているレッドローチを与えていたのですが、今ではレッドローチでは物足りない大きさに育ったので、冷凍のフタホシコオロギなども与え始めました。
2017年04月11日
2017年04月10日
2017年03月28日
2017年03月26日
息子とコクーンさいたま新都心で『映画ドラえもん』を観てから、爬虫類倶楽部大宮店に行ってきました。
息子は大好きな大橋さんと奥ちゃんに遊んでもらい嬉しそう。
爬虫類はキタアオジタトカゲやセマルハコガメ、そして採集したヤモリやトカゲを飼育していますが新たに飼育することにしました。
世話をするのは息子なので、与えるエサの種類、扱いやすさ、成体になった時の大きさなどを考えると、やはり初心者向きである種類になってきます。
ハチクラで購入したアフリカウシガエル。
丸くて可愛いですね〜！
何でもよく食べて、子供でも世話ができます。
ベルツノガエルやイエアメガエルもいいなと思ったのですが、ここは僕の好みで選びました。
息子は「ウーちゃん」と名付けました。
目の前で動くものは何でも口に入れてしまうので注意することは・・・。
このように口の前に指を出さないこと。
バクっと食べられます（笑）
今は小さいから痛くもないですが、アフリカウシガエルはとても巨大になるので、そんな巨大な個体に噛まれたら大変です。
そう考えると、やはり5歳の子供向きとは言えませんね・・・。
すいません、本当は僕が飼いたかったのです（笑）
でっかいカエルが好き！
そして、ヒョウモントカゲモドキの飼育も始めました。
こちらも最高に可愛いですね！
以前から飼育しようと考えていたのですが、尾が切れやすく子供が触るのは難しいと思っていたのですが、5歳になった今では優しく扱えると思い飼育をすることにしました。
エサもよく食べてどんどん成長しています。
息子は「ヒョウちゃん」と名付けました。
成体になっても20cmくらいだし、性格も穏やかなので子供でも飼育できます。
アフリカウシガエルも成体は同じく20cmくらいなのですが、横幅も20cmくらいになるので超巨大です。
アリを飼育している方にも、これらの爬虫類や両生類の飼育はオススメです！
その理由はエサです。
アリだけを飼育している方が最も悩むのが、エサに与える小昆虫をどうやって入手するかです。
近所の草むらでバッタなどを採集できる方は問題ないと思いますが、時間や環境の問題で年中採集するのも大変です。
ペットショップではコオロギやレッドローチなどのエサ昆虫が販売されているのですが、どれも販売単位が50匹とか100匹とかで、少量しか食べないアリでは消費しきれないのです。
しかし、このような昆虫食の爬虫類や両生類を飼育すればアリに分け与えることができます。
実際、爬虫類や両生類などの昆虫を食べる生き物を飼育している方が、同じエサで飼育できるアリを飼い始める方も多く、このような方はエサ昆虫を豊富に与えられるためアリの状態もとても良いです。
何より爬虫類や両生類は可愛いですし。
アフリカウシガエルは将来的にネズミを食べるような巨大なカエルに成長してしまうので、もしアリにエサを分けるのであれば、それほど大きくならず、成体になっても小昆虫で飼育ができる種類がよいと思います。
2017年03月23日
石垣島に生息するイシガキキムラグモ Ryuthela ishigakiensis。
南西諸島に生息するオキナワキムラグモの仲間で、島ごとに違う種類が生息しています。
アリを探すために土を掘っているとよく出てきます。
トタテグモと同じく、蓋付きの巣穴を作って獲物を待ち伏せします。
キムラグモの仲間はハラフシグモ科に含まれます。
大昔のクモの祖先は腹部に体節があったようなのですが、このキムラグモの仲間は今でも腹部に体節の跡が残っていて原始的なクモです。
