サシハリアリ亜科

2023年06月11日

※大変申し訳ありません。
ある程度の数が入荷していたのですが、販売開始から数分で完売してしまいました。
実は近日追加で入荷しますので、ご希望の方はしばらくお待ちください。


南米の巨大パラポネラの新女王が入荷しました!
新女王の入荷は二年ぶり。
パラポネラは長年付き合いのある信頼できる方からしか仕入れないため、次回はいつ入荷するか分かりません。

パラポネラ
先月入手したパラポネラの新女王たち。
エサもよく食べて、状態に問題ないことが確認できたためショッピングカートにて販売を開始しました。
新女王単独の他にも、別コロニーの繭を入れたもの、繭を入れてすでに働きアリが羽化したものをご用意しました。
このアリ、本当に丈夫というか頑丈というか、ものすごい生命力の強さを感じます。
他のアリに比べればコロニーの働きアリは少ないのですが、大きな体と強い生命力で、敵が多い南米のジャングルを生き抜いてきたのでしょう。
働きアリも2年以上の寿命があります。

パラポネラ販売開始
飼育例。
パラポネラの入った石膏飼育ケースを、少し大きめのケースに入れて、付属の床材と餌皿を入れて飼育をしてください。
エサは昆虫ゼリー、ピンセットでつぶして動けなくしたミルワームを与えています。

パラポネラはとても丈夫で長生きです。
AntRoomでは、数コロニーのパラポネラをペットとして飼育していますが、最も長生きしているコロニーは、女王単独から飼育を開始して今年で7年になります。







antroom at 16:59コメント(0) 

2022年12月25日

アリ部屋に行ったっきり戻ってこない息子。
アリや虫の世話をしているときはなかなか戻ってこないのですが、この日は一段と戻ってきません。
長時間何をしているのかと思ったら「アリが繭から出てきて歩けるようになるまで見てた」と、クロヤマアリの繭を働きアリが破いて、出てきた働きアリが歩き出すのを見ていたようです(笑)
ずっと見ていたいその気持ちはとても良く分かります。
アリの羽化って感動するんですよね。
この日はパラポネラが羽化したので撮影しました。

IMG_4171
体が大きなパラポネラは繭も巨大です。
全てが大きいので、肉眼でも観察がしやすいです。

IMG_4110
ちょうど働きアリたちが繭を破いていたので、急いでカメラを持ってきたのですが、その一瞬で繭から出ていました。

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左の働きアリが咥えているのが繭の殻です。

IMG_4126
周りにいる働きアリたちがどんどん集まってきます。
右には先月翅を落とした新女王もいます。

IMG_4114
繭から出てきたばかりの個体は、まだ体にはサナギの抜け殻が付いていて、働きアリはこの抜け殻を舐めて取り除いているのです。

IMG_4168
翌朝には自分の脚で立っていました。






antroom at 16:26コメント(0) 

2022年12月12日

パラポネラ
大きなパラポネラは、他のアリでは小さくて見えないような場面でも、肉眼でいろいろ見ることができます。

パラポネラ
産卵しようとしている女王アリ。

パラポネラ
幼虫の体を舐めてキレイにする働きアリ。

パラポネラ
卵から孵化する瞬間も、肉眼で見ることができました。
卵がパカっと割れていますね。

パラポネラ
幼虫が脱皮していました。
アリの幼虫の脱皮は、小さなアリだとなかなか気が付きませんが、パラポネラのように大きな幼虫だと肉眼でもすぐに分かります。
働きアリが舐めて皮を脱ぐ手伝いをしていました。






antroom at 11:23コメント(0) 

2022年12月04日

パラポネラ
パラポネラは働きアリが頻繁に産卵します。
この卵は無精卵ですので、孵化して育てられればオスになりますが、巣の中に女王アリがいる場合は、この卵は育てられることはありません。

パラポネラ
自分で産んだ卵をアゴで咥える働きアリ。
このまま巣の中をウロウロ歩きます。
自分で産んだ大切な卵をどうするのでしょうか?
まず向かうのは卵置き場です。
卵置き場には、孵化したばかりの小さな幼虫がいるのですが、産んだ卵の多くは、この小さな幼虫の食料として与えることが多いのです。

パラポネラの幼虫
卵を与えられ食べる幼虫。

パラポネラ
このコロニーには、孵化直後の小さな幼虫がいなかったので、大きな幼虫に与えていました。

パラポネラ
口元に置かれた卵を食べる幼虫。

パラポネラ
このように働きアリは、産んだ卵を食料として与えるのですが、与える相手は適当に決めるのではなく、触角でたくさんいる幼虫たちを順番に触って、どの個体に与えるか時間をかけて決めるのです。
どのような個体を選んでいるのかは分かりませんが、長いときは20分以上もかけて与える相手を決めるのです。

パラポネラ
幼虫に与える以外にも、女王アリに与える場面も見ることができます。
ある程度大きくなったコロニーでは、この働きアリが産んだ無精卵が女王アリの主食になっているように思えるほど頻繁に食べているのです。

ブルドックアリ
ブルドックアリの女王アリも、同じように働きアリが産んだ無精卵を主食にしています。
このように、働きアリが産む卵は、女王アリや幼虫たちの栄養として役立っているのです。


女王アリが近くに来るたびに欲しがるのですが、簡単には与えません。

パラポネラ
今回は面白い場面を見ることができました。
この写真の左の個体が、産卵して卵を咥えていたのですが、なかなか与える相手が決まらずにウロウロしていたところ、右の働きアリが近寄ってきて卵を受け取ったのです。
受け取った卵をどうするのかと思い見ていたら、幼虫の食料として与えたのです。
アリたちは、卵が女王が産んだものなのか、それとも働きアリが産んだものなのか、すぐに判別できるようです。


卵を与えられる幼虫は、働きアリが産んだ卵が口元に来るとすぐに噛み付き食べるのですが、普段近くに女王が産んだ卵があって、口近くに置かれたとしても絶対に食べることはありません。
もしかすると、この働きアリが食料として与える卵は、通常の孵化する卵とは作りが違う食べるための卵(栄養卵)の可能性もありそうですね。
この上の動画でもう一つ気になることが。
25秒あたりのところで、働きアリが口から透明な液体を出しています。
消化液などでしょうか?
ムネアカオオアリでも似たような場面を見たことがあります。

人類が誕生するよりもはるか昔から地球上に存在するアリ。
アリを見ていると、気になることが次から次へと出てくるので一生見てられます。
死ぬまで見続けたとしても分からないことだらけなんだろうなと思います。






antroom at 08:59コメント(0) 

2022年11月20日

水滴を運ぶパラポネラ
パラポネラはそ嚢が発達していないため、液体を口移しで吐き戻すことはできませんが、表面張力を利用して、水滴をアゴで挟んで持ち帰ることができます。

水滴を運ぶパラポネラ
野生のパラポネラでもよく見られる行動。

水滴を運ぶパラポネラ
アゴの間に液体をたっぷりと咥えたまま巣に持ち帰ります。

水滴を運ぶパラポネラ
巣に持ち帰ると、すぐに仲間たちが集まってきて、分け与えてもらいます。
他にもアピカリスオオハリアリやトゲオオハリアリなどの大型ハリアリや、デコメハリアリの仲間などでも見られる行動です。

水滴を運ぶパラポネラ
パラポネラのアゴ周辺を拡大してみると、アゴの内側に向かってたくさんの毛が生えているのです。
もしかすると、この毛も水滴を咥えるのに役立っているのでしょうか?

水滴を運ぶパラポネラ
改めてよく見ると、内側に向かって生えるたくさんの毛でも水滴を支えているように見えます。






antroom at 10:35コメント(0) 

2022年11月19日

いきもの大図鑑 あり
監修させていただいたバンダイ「いきもの大図鑑 あり」。
こちらはすでに販売が始まっていて、注文すると12月以降に届くようです。

いきもの大図鑑 あり パラポネラ
完成品が届きましたのでご紹介させていただきます。

いきもの大図鑑 あり パラポネラ
見た瞬間の感想は、「超デカイ!」「超リアル!」でした。
こんなに大きくて、ガチャガチャのカプセルに入るのでしょうか?
もしかして、腹柄節があるおかげで体を丸めて狭いカプセルに入れるのでしょうか?
狭いガチャガチャに入るためにも役立つ腹柄節。

いきもの大図鑑 あり パラポネラ
そして、とにかくすごいクオリティです。
製作段階でいろいろな角度からの写真を見ていたので、リアルであることは分かっていましたが、実際手に取ってみたときの迫力と完成度は想像を超えていました。

いきもの大図鑑 あり パラポネラ
このシリーズ最大の驚きは、外見がリアルと言うことだけではなく、本物と同じように各節が稼働するということ。
脚も自由に動かせますし、このように大アゴも開いたり。

いきもの大図鑑 あり パラポネラ
腹部を前方に曲げて攻撃態勢も可能です。
毒針まで出し入れできるのです。

いきもの大図鑑 あり パラポネラ
見ていると本当に刺されるのではないかと言う気持ちになります。

いきもの大図鑑 あり パラポネラ
これはすご過ぎですね。
この完成度で500円と言うのが本当に驚きです。

続いて、生きたパラポネラと一緒に撮影してみました。
いきもの大図鑑 あり パラポネラ
本物のパラポネラと比べると、ここまで大きさに差があります。

いきもの大図鑑 あり パラポネラ
サイズをそろえてみました。
腹柄節下部突起や脛節刺まで再現されています。

いきもの大図鑑 あり ムネアカオオアリ クロオオアリ
続きましてムネアカオオアリと。

いきもの大図鑑 あり ムネアカオオアリ クロオオアリ
クロオオアリです。
こちらもすごいですね〜。

いきもの大図鑑 あり ムネアカオオアリ クロオオアリ
同じく本物と同じように稼働するので。

いきもの大図鑑 あり ムネアカオオアリ クロオオアリ
このように野外でも見られるような喧嘩場面を再現できます。

喧嘩場面の再現も良いのですが、僕がオススメするポーズは・・・。
いきもの大図鑑 あり ムネアカオオアリ クロオオアリ
アリの優しさを感じられる、口移しによる餌の分け与え場面です!
今は各種一匹ずつしか手元にないため、別種での口移しにはなってしまいましたが、これは最高ですね。
アリ好きの皆さんは、きっと、どちらがどちらに与えているか分かりますよね?

いきもの大図鑑 あり ムネアカオオアリ クロオオアリ
アゴの開き具合と前脚を見て分かるように、ムネアカオオアリがクロオオアリに与えている場面になります。

いきもの大図鑑 あり ムネアカオオアリ クロオオアリ パラポネラ
このサイズとクオリティで500円とは・・・。
間違いなく世界一のアリフィギアです。
すでに海外のアリ仲間から、発売されたら送ってほしいと連絡がありました。
日本の皆様はナムコパークスオンラインストアから購入できます。

通常ガチャガチャは、同じものが出ると「またこれが出たよ〜」と残念な気持ちになりますが、そこはご安心ください。
アリは家族で集団で暮らす社会性昆虫です!
一つの巣には数百匹、数千匹の働きアリが暮らしています。
そのため、何十匹同じものが出ても良いのです!
むしろ何十匹も同じものが欲しい!!

ガチャ
さっそく10回回してみたところ、パラポネラ5匹、クロオオアリ4匹、ムネアカオオアリ1匹が出ました。
50回くらい回すと、それぞれが良い感じの数になりそうですね(笑)






antroom at 07:58コメント(0) 

2022年11月10日

IMG_2838
パラポネラの女王アリが2匹。
数日前にご紹介した新女王ですが、なんとあの翌日に翅を落としました。
羽化から約1ヶ月のことです。
予想だと、巣の中で成熟後に巣の外(餌場)に出て、しばらく経ってから翅を落とすと思ったのですが、この新女王は見ていた限り一度も巣から出ないまま翅を落としました。
見ていないときに出ていたという可能性もありますが、おそらく出てないと思います。
今後羽化した新女王も、巣から出ずに翅を落とすようなことがあれば、交尾させるときは出した方が良いのかなど、いろいろ考えてしまいます。
翅を落としてからも、変わらず巣の中で暮らしています。
今後、この女王がどのような生活をするのか、注意して観察しようと思います。






antroom at 09:08コメント(3) 

2022年11月04日

パラポネラのオスを育てる
先月羽化したパラポネラの新女王は、現在も巣の中で暮らしています。
巣の外(餌場)に出始めたら、おそらく交尾相手を探すタイミングです。
しかし、現在オスアリは羽化していないため、交尾をさせることはできません。
このコロニーの繭を見ると、通常の働きアリより、若干大きなものがあるので今後も新女王が羽化しそうな感じ。
そこで、オスアリを育てることにしました。
オスを羽化させるのは、それほど難しくはありません。

パラポネラのオスを育てる
こちらは新女王が羽化したのとは別コロニーで、もうすぐ7年になるコロニーです。
このコロニーは、複数の蟻マシーン3号を、チューブで連結して飼育をしています。

パラポネラのオスを育てる
オスを羽化させるには、このチューブを抜くだけです。
こうすることで、働きアリだけのグループができ、働きアリが無精卵を産卵してオスが羽化するのです。
しかし、産み初めまで巣ヶ月、羽化するまでも数か月かかるので、オスが羽化するのは半年以上先になります。
新女王とオスが揃えば、交尾に挑戦したいと思います。






antroom at 11:52コメント(0) 

2022年10月27日

いきもの大図鑑 あり
ついに発表されました!
バンダイ「いきもの大図鑑 あり」。
こちらを監修させていただきました。

パラポネラ ムネアカオオアリ クロオオアリ
南米の巨大パラポネラ、日本最大種であるムネアカオオアリとクロオオアリの三種です。
CTスキャンにより細部まで忠実に再現されています。
さらに可動部の動きまでも本物のアリを参考に作られているため、パラポネラの大アゴを開き、毒針を出して刺す態勢や、ムネアカオオアリとクロオオアリの蟻酸を出す態勢までもを再現可能です。
今までもアリのフィギアは見たことがありますが、どれもおもちゃと言った感じのものしか見たことがなく、今回の商品はレベルが違います。
おそらくアリフィギアとしては、世界一の出来栄えだと思います。
しかも、この完成度で500円というありえない価格。
これを作った担当の方は、ものすごく時間をかけ製作して、外見や動きなどの再現に苦労されたなど、製作の裏側を知っているだけに、この価格は信じられません。

アリは世界中に数えきれないほど存在し、姿かたちが面白いものがたくさんいます。
ぜひ、他にもアリのフィギアを作ってもらいたいものです。
ホンウロコアリ
個人的には、グンタイアリ、ハキリアリ、ホンウロコアリなどが欲しいです。
種類がいろいろあるのも面白いですが、アリには階級がありますので、同じ種の、女王、兵アリ、働きアリがあったら、何十回も回して、部屋に大家族や大行列を作りたいです。

グンタイアリ
こんな感じの行列を家の中に作りたいです(笑)

アリ好きの皆様、本当にオススメです!!
学校関係者の皆様にも、アリの体のつくりなどを学ぶための教材としても良いと思います。
10回くらい回しても損はないと思います。





antroom at 16:55コメント(1) 

2022年10月21日

パラポネラの新女王
飼育中のパラポネラ。
この巣の女王(左)と、2週間前に羽化した新女王(右)。
現在も巣の中で変わらず過ごしています。

パラポネラの新女王
巣の中では、働きアリが運んできた昆虫を食べています。

パラポネラの新女王
ミルワームの破片を前脚で持ちながら食べています。

働きアリだけのグループを作って、オスを羽化させようと思います。
今から準備をしても、オスが羽化するのは半年以上先になりますが・・・。






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2022年10月08日

パラポネラ
飼育中のパラポネラのコロニーから、新女王が羽化しました。
パラポネラやハリアリの仲間は、働きアリが少なくても栄養状態が良ければ新女王が羽化するのです。

パラポネラ オス
こちらがオスです。
パラポネラは、働きアリだけで飼育をすればオスを羽化させることもできるのですが、今まで新女王とオスがタイミングよく揃ったことがなくて、交尾に挑戦したことがありません。
飼育下で羽化させた雌雄で交尾させることが目標です。






antroom at 10:01コメント(0) 

2022年08月13日

世の中にはお盆休みと言うものがあることをすっかり忘れていて、アリの巣を作るための各種材料の仕入れ先がどこも休日!
いろいろ在庫を切らしてしまいました。
今での人生でお盆休みと言うのを経験したことがないので毎年忘れます。

現在写真の仕事で、過去の写真を一通り見返しています。
昨日と今日は南米の写真を見ているところ。
そこで、ディノポネラとパラポネラの大きさが比較できる写真を発掘しましたのでご紹介します。
ディノポネラを白バックで撮影していたとは、すっかり忘れていました。

パラポネラ
巨大なことで有名な南米のパラポネラ。
各種イベントで展示をすると、その巨大さに皆さん驚かれます。

パラポネラ
パラポネラの働きアリと、日本最小のコツノアリを比較したところ。
ものすごい対格差ですね。

そんな巨大なパラポネラですが、同じ南米にはさらに巨大になるディノポネラと言うアリが存在します。
ディノポネラとパラポネラを並べて比較してみると。
ディノポネラとパラポネラ
巨大なパラポネラが小さく見える・・・。
ディノポネラの大きさは本当にすごいです。






antroom at 21:41コメント(0) 

2022年03月03日

6歳になるパラポネラ
長年飼育をしているパラポネラのコロニー。
現在、蟻マシーン3号を3台連結して飼育をしています。
先日テレビの撮影をすることになったのですが、蟻マシーンがだいぶ汚れてきていたので新築にしました。

6歳になるパラポネラ
卵や幼虫の世話をする働きアリたち。

この巣の女王は、2016年の春から飼育をしているので、もうすぐ6年になります。
今までとても多くのテレビに出演したり、イベントで展示をしたり、新たに入荷した新女王に繭を分けてもらったりしています。
実はこの巣の女王は、入荷当時から中脚が麻痺していてうまく動きません。
そのため販売できなかったのでAntRoomで飼育をすることになったのです。
去年の秋に入荷をした女王の中にも、爪先が切れていたりで販売できない女王がいたので飼育を続けていますが、とても順調に増えています。
このように、何らかの原因で販売できなかった女王たちの多くが、AntRoomのペットになっていくのです(笑)






antroom at 10:10コメント(0) 

2021年09月17日

パラポネラ
長年飼育をしているパラポネラ。
このコロニーの女王は、2016年5月に女王単独で飼育を開始。
現在蟻マシーン3号を二台連結して飼育をしています。
餌場が汚れてきたので洗うことに。
餌場にいた働きアリを集めたのですが、パラポネラは怒ると威嚇音を出します。
威嚇音を撮影してみました。


結構大きな音を出します。
どこかで聞いたことのある音。
こんな音のおもちゃがあった気がしますが思い出せません。
ゼンマイのおもちゃ?





antroom at 18:03コメント(0) 

2021年05月01日

パラポネラ
約4年ぶり(3年8ヶ月くらい)にパラポネラ(サシハリアリ)の新女王が入荷しました〜!!

パラポネラは働きアリが羽化してからの飼育は難しくありませんが、女王単独の期間がとにかく長いです。
通常、多くのアリは卵から羽化までは1.5ヶ月ほどですが、パラポネラの場合4ヶ月近くかかります。
そのため、新女王から飼育をした場合は、女王が単独で子育てをして、最初の働きアリが羽化するまでが最も飼育の難しい(心配な?)期間です。
女王単独でも、女王はきちんと子育てをするので、それほど難しくないとは思っていますが、やはり働きアリがいた方が安心ですね。

今回入荷した個体も結婚飛行を終えたばかりの新女王ですが、AntRoomで飼育中の大コロニーの繭を入れることで、早く働きアリが羽化するようにしています。
前回パラポネラの繭を紹介しましたが、あれはこのためだったのです。

餌を食べている、入れた繭を我が子として受け入れている、そして産卵を開始しするなどの健康状態が良いことが確認出来てからの販売となります。
今のところ、どの女王もとても状態が良さそうです。

パラポネラ
現在このような環境で飼育をしています。
パラポネラは成長期間が長いため、女王単独の時から食料を探しに巣の外に出てきます。
そして、繭を作るときは必ず土などが必要になるため床材も敷いています。
お届けするときも、このセットのままお送りしますので、しばらくはこのままで飼育をすることができます。

今月も珍しいアリがいろいろ入荷予定です。
先日入荷したアピカリスオオハリアリの新女王は完売となってしまいましたが、また入荷を予定しています。











antroom at 07:54コメント(0) 

2021年04月29日

パラポネラの巨大な繭
体長25〜27mmの巨大なパラポネラの繭。
繭も大きいですね。

パラポネラの巨大な繭
幼虫が繭を作り始めると、働きアリたちが上に土などを乗せて繭づくりの手伝いをします。
パラポネラは、この手伝いがないと繭を作ることができません。

パラポネラの巨大な繭
繭を後ろから光を当てると中のサナギの形が分かります。
まだ蛹になっていない幼虫も何匹かいますね。






antroom at 08:28コメント(0) 

2021年04月17日

五年間飼育をしているパラポネラのコロニー
新女王単独からの飼育で、現在蟻マシーン3号を二台連結するほどコロニーは成長しましたが、最近はそれでも狭くなってきたので、近々三台目を連結して増築する予定です。
パラポネラは、絶食にも強く、成虫の寿命も長く、大きくて観察もしやすいです。
毒が強いので誰にでもお勧めできるアリではありませんが、本当に飼いやすいアリです。
昆虫館などでぜひ展示をしてほしいアリです。

パラポネラのオス
そのコロニーから、なんとオスが羽化しました!
過去にオスを羽化させたことはありますが、あれは働きアリだけで飼育をして、産卵させたもので、女王のいるコロニーからオスが羽化したのは初めてです。
通常、女王のいるコロニーで働きアリが産んだ無精卵は、幼虫や女王の食料になります。
二台連結している蟻マシーン3号の、女王のいない方の巣から羽化しました。
今後、三台目を連結して、さらに女王との距離が離れれば、オスがもっと羽化するのかもしれません。

そして、ついでにお知らせが。
近日、数年ぶりとなるパラポネラの入荷があるかもしれません!






antroom at 08:27コメント(0) 

2021年01月22日

今年で五年間飼育をしているパラポネラ。
増築後は明らかに産卵数が増してきています。

卵を食べるパラポネラ
観察していたところ、働きアリが腹部を前方へ曲げて、よく見ると毒針が見えていました。
この体勢は産卵です。

卵を食べるパラポネラ
しばらくすると卵が出てきました。
働きアリもメスなので卵巣があり産卵できます。
特にハリアリ、サシハリアリ、ブルドックアリなど、女王と働きアリの対格差があまりないアリは、働きアリが頻繁に卵を産みます。
このパラポネラも、見るたびにどこかしらで働きアリの産卵が行われています。
この卵、育てれば孵化するのですが、働きアリが産む卵は無精卵なのでオスになります。

パラポネラのオス
以前、働きアリのみで飼育をしたところ、育ててオスが羽化しました。
しかし、通常女王がいる巣では、働きアリが産んだ卵は育てません。
女王フェロモンによって育てることを阻止されているようなのです。
女王がいても、巣の規模が大きくなると、女王から遠く離れた部屋で働きアリの卵が育てられることはあります。

卵を食べるパラポネラ
産んだ卵を自らアゴで咥えて取り出しました。
この卵の行方を追ってみました。

卵を食べるパラポネラ
卵を咥えたまま、すぐ近くにある卵や幼虫を触角で触れています。
ちなみに、ここに置かれている卵は女王が産んだ有精卵。
ここに置いて育てれば、自分の息子が誕生するのですが、その気はないようです。

パラポネラの幼虫
働きアリが産んだ卵の多くは幼虫の食料にします。

この個体も幼虫に与えようとしているのだと思いましたが、近くにいる大きな幼虫には与える様子がありません。
その後、卵を咥えたまま巣の中を歩きだしました。
全部屋をウロウロ歩いた後、チューブを通って古巣へ向かいました。
そして、産卵から20分歩き続けて最終的に辿り着いたのが・・・。

卵を食べるパラポネラ
女王のところだったのです。

卵を食べるパラポネラ
女王に卵を渡したのです。

卵を食べるパラポネラ
女王は卵を潰して食べてしまいました。
このように働きアリが産んだ卵は、幼虫や女王の食料になるのです。

ブルドックアリ
ブルドックアリの場合、女王は働きアリが産んだ卵が主食であることを観察しています。
パラポネラの女王は、蜜など液体を働きアリからもらうことが多いのですが、タンパク質としては働きアリの卵で補っている可能性があります。
パラポネラの女王の食性についても、今後注意して観察してみようと思います。

卵を食べるパラポネラ
撮影を終えようとしたところ、先ほどの個体が産卵していた場所で、別個体が産卵を始めていました。
働きアリの産卵は、このように卵や幼虫が置かれた場所で行われることがほとんどです。






antroom at 11:33コメント(0) 

2020年12月21日

パラポネラ
先月二台目の蟻マシーン3号を連結して増築をしたパラポネラ。
増築後は明らかに産卵数が増しました。
やはり狭くなったら早めに増築するのが良いですね。

パラポネラ
ミルワームを食べているところ。
他にもジャイアントワーム、レッドローチ、コオロギなど、なんでもよく食べます。

パラポネラ
肉食のイメージが強いアリですが、野外では花の蜜を集めたりしていて、顔に似合わず、昆虫ゼリーやアントサプリなど甘い餌も大好物です。

パラポネラ
蜜などの液体は、このように表面張力を利用してアゴの間に挟んで巣へ運びます。

パラポネラ
幼虫は肉食が強く、主に虫を与えられますが、このように液体も与えられることがあります。

パラポネラ
色が薄い個体が、脚をたたんで寝っ転がっていますが、これは繭から出てきたばかりの羽化直後の個体です。
まだ体がしっかり固まっていないので、歩くことはできず、しばらくこのままの状態で動かずじっとしているのです。
翌日には歩いていました。






antroom at 16:42コメント(0) 

2020年11月28日

パラポネラ増築!
久々の登場パラポネラ。
こちらは2016年5月に、新女王から育てたコロニーなので4年半飼育をしていて、働きアリは100匹以上います。
今まで蟻マシーン3号で飼育をしていて、働きアリが60匹を超えたあたりで狭くなってきたので、特大石膏飼育ケースで増築をしていたのですが、最近製作を再開した蟻マシーン3号も連結して増築をしました。

パラポネラ増築!
増築してしばらくすると、新居に繭を運んできました。
よく見ると幼虫と卵も少し運ばれてきています。
増築してしばらくすると、女王の産卵数も増え始めました。
やはり過密になりすぎたらすぐに増築してあげるのが良いですね。
パラポネラは働きアリが60匹を超えたら二台目を連結するのが良いです。

パラポネラ増築!
右には繭が置かれていて、左では繭づくり中の幼虫がいます。
働きアリが幼虫の上に土などを置いて、繭づくりの手伝いをしています。

パラポネラ増築!
グルーミング中。
グルーミングされている個体は、とても気持ちがよさそう。

パラポネラ
パラポネラは、蟻マシーン3号での飼育がとても適しています。
丈夫で飼いやすくて、増える速度もゆっくりで、何より巨大なので観察がしやすく、刺されないようにだけ注意すれば本当に良いアリです。
働きアリは2年以上の寿命があり長生きします。
飼育下で新女王やオスを羽化させるのも難しくないので、来年は交尾にも挑戦してみたいです。
過去にパラポネラを飼育している方から、餌の虫を食べなくなったり拒食するような話を何度か聞いていますが、うちで飼育中のパラポネラは、どのコロニーも一度も拒食したことはなく、ミルワーム、ジャイアントワーム、コオロギ、レッドローチ、捕まえてきた虫など、与えたものは何でもよく食べます。
と言っても、普段からいろいろな餌を与えているわけではなく、主にレッドローチとアントサプリだけで飼育をしています。
この拒食の原因についても分かってきた気がします。
パラポネラは同じ餌ばかりだと飽きる、という話も聞きますが、それは飽きとは別問題の可能性があります。











antroom at 09:24コメント(0) 
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