先日、セミナーを行った会場で「人口減少が進む中で、介護事業を含めて事業拡大を行うことはありなのか」といった質問を受けた。
今後も引き下げが続くであろう診療報酬・介護報酬の中だけでは利益確保は難しくなるばかりなので、できるならば事業を拡大して、利益を積み上げていかねば、今いるスタッフを守っていくことは厳しいであろう。
一方で、病院や介護施設や居宅サービスなどでは病床や居室といった箱物を増やすことが大きな収益につながるので、そうした事業での拡大を目指したいところであろうが、減少する人口を考えると将来も同じ患者(利用者)を確保できない可能性があり、そうなると病院や施設といった設備投資が、大きな負担となって一気に経営を圧迫してしまいかねない。
ただ、今の時点で患者を増やすことができなければ、今後更に人口減少が進む中では、患者確保の競争が激化するので、既に手を打っている競合施設と比べて、それに立ち向かう力が劣ってしまい、現状よりも厳しい将来しかないと考える。

ただ、人口減少という観点は全ての地域で当てはまるものではなく、地域ごとで状況を鑑みて、対策を考えなければならないと思う。
昨日のニュースでは、総務省の住民基本台帳での人口の動きを調べたところ、3大都市圏のうち唯一、「東京圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)」が22年連続で転入者が転出者を上回る「転入超過」であるとの発表があった。それも11万人と多数の転入超過で、東京圏への一極集中が続いているとのこと。
大阪圏(大阪・兵庫・京都・奈良)や名古屋圏(愛知・三重・岐阜)もともに転出超過となっている。
東京圏への転入は特に、30歳未満の若い世代が、進学・就職を理由に増えているとのことで、その分3大都市圏以外の地方での若年層の流出が深刻な課題となる。

こうした流れを食い止めるためには、地方でも働き手にとって魅力のある職場を作って、若年層にも地方にとどまってもらう取り組みも必要となってくる。
先日、NHKの番組で取り上げられていたのが、秋田県で耕作放棄地となった農家から田んぼを借りて自分たちで米を作り、作った米を使って「おにぎり屋」を立ち上げチェーン展開をして、販売するビジネスモデルであった。
創業5年で都会におにぎり屋を展開して、年商5億で大きく利益を上げているとのことだった。
自分たちの作った米をそのまま使って、製品に加工して販売しているので、中間マージンはなく、十分な利益を確保できているとのこと。
秋田で田んぼを耕作しており、それらに若者が従事しているので、若年層が地域にとどまることができている事例としてみていた。
この事例のように、従来の枠組みを超えて、新たな魅力を働き手に感じてもらうような職場作りが、医療現場の中でも早急に整備が必要だと、強く感じている。
流入超過といわれる東京圏であっても、医療現場への働き手は確保が厳しい現状であるので、少子高齢化・人口減少が2005年から既に進みつつある中では、将来を見据えて魅力ある職場へと変わる取り組みを今から始めていただきたい。

こんにちは。

年末に差し迫っている時期ですが、ブログを始めましたので宜しくお願いいたします。

明日から年末年始の休暇になるところが多いかと思います。
弊社も同じく12/29~1/3まで休みですので、来年に向けて力を蓄えられればと思ってます。

つい先日、「インストラクショナルデザイン」について話を聞く機会がありました。
嵐の桜井翔さんが主演した最近のドラマにも出てきた教育理論です。

「教える」=「教育」のイメージで捉えられることが多く、教える技術も学校の先生など
教育に携わる人が覚えればよいと考えられがちですが、学校教育以外でも、スポーツでの習い事
や仕事を行う際にも、社会生活を行っていく中では、あらゆる場面で「教える」ことが必要とのことでした。

このどこにでも出てくる「教える」ということについて、教え方を我々は学んでいないこと、
また、物事を教える場面では、教わる方が「できるようになる・なかなか習得しない」と受け手を中心に
教え方がうまい、良くないと評価されることが良くあるが、そうではないといってました。

なるほど、そういう場面は多々見られると納得しました。
クライアント先の医療機関では、他職種がそれぞれの部門で運営をしている中では、同じ組織内でも
うまく若手が育っている部門もあれば、そうでないところも良く見かけます。

教え方を学んでない人が我流で何とか部下を指導していく中では、その指導する人の主観で
部下が育っているいないとしか判断できないことが多い気がします。
そうした中で、受け手の部下が納得いかないことが多いとやめていく人が多く、なかなか定着しないのでは
ないでしょうか。

教わる方が効果的に学習できるように、教えることが必要とのことです。
やり方をいたってシンプルで、最初は低いハードルの課題を与えていってできるようになったら次のレベル
の課題を与えていくやり方です。ゲームで何段階にもレベルを競っていし、できるようになったらどんどん
レベルを上げていくのと同じことだそうで、それが面白いとはまっていくのだとしていました。

上記は初期レベルの教え方で、中級になれば簡単すぎず、難しすぎずの課題を与えてチャレンジさせるように
することが必要とのことでした。

こうした、教え方を中間管理職が意識する・、学ぶことをすれば、早く部下が育って、色んなことが沢山できる
強いチームになるだろうと思います。

ネットで検索すれば「インストラクショナルデザイン」はすぐに出てきますので、興味があれば詳細をそちらで調べていただければと思います。

不定期ですが、気になったことなどを欠いていきたいと思ってますので、今後とも宜しくお願いします。

来年も皆様にとって良い年でありますように。




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