得田さんが以前ブログで挙げていた
「沈みゆく大国アメリカ<逃げ切れ！日本の医療>」堤未果さんの本を読みました。
知られざる医療の裏。
国民の命に関わる医療や薬の審議会に、今まで医療従事者はまったく入れてもらえないこと。
医療費の30%は国庫負担から出していたが1998年以降24%に削減。1兆5,000億円も国庫負担を削減。責任を地方自治体に押し付け。にも関わらず、消費税増税、医療と介護の現場への報酬を下げ、患者の個人負担をあげている。
日本の医師は30万と言われているが、この数は医師免許をもっている人数で実際働いている現役医師数は、人口あたりの医師数が先進国では低レベル。一番多いくにドイツは1000人あたり4人。日本は1000人あたり2．3人。一人の医師への負担が大きい。
など、公にされてないこと、姑息なことなどたくさん書かれてありました。
ただ、毎年たくさんの人々が<予防医療><治療><福祉>の3つを事業として組み合わせた成功モデルに視察におとずれる市が日本にあります。
長野県佐久市。全国長寿ナンバーワンと最低ランク医療費。
成功のカギは<協同組合の精神>
佐久総合病院の若月医師は佐久に来たとき、待っていても病院に患者が来ない。ならば、農民たちの目線になって試行錯誤を繰り返し、酒を酌み交わし、人間関係を作り、医療をテーマにした寸劇を見せることで農民たちの心をつかんでいった。身体が資本の農民たちにとって、一番大切なのは<予防医療>
「予防は治療に勝る」
そして長野県では
減塩、食生活の改善、部屋暖房、身体を動かすことの4つを広める保健補導員会を立ち上げ、
昭和30年代には脳卒中死亡率全国トップレベルだったのが44年たったいま、平均寿命全国トップ、老人医療費と寝たきり老人・認知症率は驚くほど低く、高齢者就業率が全国一で住民が「地域の医療に満足」という快挙を成し遂げている。
超高齢化社会になる日本にとって、日本中そのような形になるのがよいのではないでしょうか。日本に昔からある、おかげさま、おたがいさまの精神がこの国を支える、大きな力になると思います。
「沈みゆく大国アメリカ<逃げ切れ！日本の医療>」堤未果さんの本を読みました。
知られざる医療の裏。
国民の命に関わる医療や薬の審議会に、今まで医療従事者はまったく入れてもらえないこと。
医療費の30%は国庫負担から出していたが1998年以降24%に削減。1兆5,000億円も国庫負担を削減。責任を地方自治体に押し付け。にも関わらず、消費税増税、医療と介護の現場への報酬を下げ、患者の個人負担をあげている。
日本の医師は30万と言われているが、この数は医師免許をもっている人数で実際働いている現役医師数は、人口あたりの医師数が先進国では低レベル。一番多いくにドイツは1000人あたり4人。日本は1000人あたり2．3人。一人の医師への負担が大きい。
など、公にされてないこと、姑息なことなどたくさん書かれてありました。
ただ、毎年たくさんの人々が<予防医療><治療><福祉>の3つを事業として組み合わせた成功モデルに視察におとずれる市が日本にあります。
長野県佐久市。全国長寿ナンバーワンと最低ランク医療費。
成功のカギは<協同組合の精神>
佐久総合病院の若月医師は佐久に来たとき、待っていても病院に患者が来ない。ならば、農民たちの目線になって試行錯誤を繰り返し、酒を酌み交わし、人間関係を作り、医療をテーマにした寸劇を見せることで農民たちの心をつかんでいった。身体が資本の農民たちにとって、一番大切なのは<予防医療>
「予防は治療に勝る」
そして長野県では
減塩、食生活の改善、部屋暖房、身体を動かすことの4つを広める保健補導員会を立ち上げ、
昭和30年代には脳卒中死亡率全国トップレベルだったのが44年たったいま、平均寿命全国トップ、老人医療費と寝たきり老人・認知症率は驚くほど低く、高齢者就業率が全国一で住民が「地域の医療に満足」という快挙を成し遂げている。
超高齢化社会になる日本にとって、日本中そのような形になるのがよいのではないでしょうか。日本に昔からある、おかげさま、おたがいさまの精神がこの国を支える、大きな力になると思います。
