青葉寮好日日記☆世界の留学生達の面白生活☆ : ありちゃんの妄想世界

ありちゃんの妄想世界

2010年10月18日17:00

カテゴリ: ありちゃんの妄想世界; 人と人

今は変化の時かもしれない・・・

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ここんとこ日本と中国の関係がギクシャクしている

青葉寮には中国からの留学生が多いが

ありがたいことに特に変わったこともなく

いつもの毎日をすごしている

今、私達は

時代の大きな変化の流れの中にいるように思う

ずいぶん長く続いた

『どちらかが正しくてどちらかが間違っている』

という考え方が行き詰ってきているから

いろんな問題が吹き出てくるのでは？

人々の交流があまりなかった時代は

ほんの少しの情報で判断していたから

それが真実かどうかも確かめることもなく

信じるしかないこともあったろう

でも、今は交流や情報がいっぱいある時代だ

かなり自分で判断できる材料がある

人間はけっこう自分勝手なものであり

またなにかにすがりたい生き物だと思う

『自分が正しくて相手が間違っている』と考えに囚われると

相手を受け入れない壁を作り

同時に、自分の目に自分色のフィルターをかけて

大切なことを真実を見なくなってしまう

何かの事例について

「偉い人が言っているから」「みんながそうだから」とか

自分で判断するのを停めてしまうかもしれない

それでええんやろか？

おいらはこう思うなぁ

『誰が』言ってるかじゃなく

『何を』言ってるか？

いっぱいある情報の中から

自分が信じられる情報を

頭も心も使って感じ取り

『それでどうなん？どうするん？』って考えるのはどうやろ？

どんな環境に生まれ育っても

人間には共通するモノがあると思う

そこに目を向けてそれを感じようとすれば

より良い方向にいけるように思う

オイラのキーワードは

『まわりのみんなを笑顔にするか？』

ひょっとしたら

今、人間の考え方自体が

新しい方法へ変わろうとしている産みの苦しみかも？

多くの人が自分を、人を感じられることを思い出したら

いけるかもしれん♪

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2010年05月21日18:09

カテゴリ: 寮長のひとり言; ありちゃんの妄想世界

『時々が習慣に♪』ってすげー事よ！　

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もう初夏の陽気ですねぇ

今日は横浜でも夏日で気温は28℃くらいでしょうか

留学生達も帰ってくる顔は少し疲れた様子

急な暑さはまだ身体も慣れてないようです

今日、庭で草刈をしていて蚊に刺されました

今年のお初の蚊さされ

歓迎しないかゆみが・・・

5月にもう蚊が発生してるんですねぇ

『日本の夏にはキ〇チョール』のCMは

『日本の春から秋までキ〇チョール』に変える必要があるかも？

これも地球の温暖化の影響でしょうか？

笑えない気がするなぁ

青葉寮も入寮オリエンテーションの時に

必要な時、必要な量だけ電気を使うようにお願いした

みんな時々守ってくれている(笑)

そう、そのうち『時々が習慣』になってくれたらヨカ

習慣になるようにゆっくり努力

なんでも最初はわからない、できない、面倒くさい・・・

でも意識してやり続ければそのうち何とかなるもんだ

今、頭に浮かんだのは・・・お母さんと一緒の歌

『パ、パッ、パ、パジャマ♪』

子供が一生懸命パジャマを

自分一人で着ようと頑張っているシーン・・・

最後に『できた♪』と得意げなポーズ

基本はこれやろうなぁ

できたら褒めてあげるor自分で褒める(笑)

「う～ん、俺って最高！」

「うふ、私は女優！」

最近自分をあんまり褒めてないから

今日は暑い中、草刈もしたし

プライベートでも頑張ってるから(笑)

スーパーに行ってシュークリームを買ってこよう

そしてシャワーしてサッパリして

夕食後のデザートタイムに

薫り高い美味しい紅茶とシュークリーム

おー、贅沢やなぁ(笑)

ロウソクを灯して・・・探さなくちゃ

心地いい音楽を聴きながら・・・CDプレイヤーがないからパソコンで

おしゃれな会話と・・・・一人二役で

窓の外に広がる夜景・・・が見えると想像して

まるで映画のワンシーンのように・・・渋い演技の俳優になりきって

妄想の世界に浸ってストレス解消

まあ、たまには非日常を自分でイメージ演出するのもいいかぁ(笑)

はい、今日はお疲れ様でした

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2010年01月25日15:00

カテゴリ: ありちゃんの妄想世界

ありちゃんの妄想世界その2の8

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・・・・・続き・・・・・

『人間っておもしれぇ～☆150人の留学生とともに☆』

今回のテーマは

『上手くいかないのを正当化する言い訳なんかぶっとばせ♪』のその8

妄想はどんどん自由に広がっていく・・・・(笑)

「どんな感じ？」

「はい、アルバイトしたい・・・」

「じゃあ、電話して聞いてみようか？貴女は何て言うの？」

「あのう、アルバイトしたいので働かしてくれませんか？・・・」

「はい、学生さんですか？」

「はい、中国の留学生でAと申します。」

「どちらの学校ですか？」

「○○大学○○学部の1年生です。」

「お住まいはどちらですか？」

「横浜市青葉区しらとり台にある学生寮に住んでます。」

「面接に来れますか？」

「はい、いつ行けばいいですか？」

「はい、では来週月曜日の15時はいかがですか？」

「はい、大丈夫です」

「ではお待ちしています」

「ありがとうございます」

「ほらぁ～、しっかり聞き取れるし言えたやん♪上手いもんだ。今、どんな感じ？」

「気持ち良い感じがします。」

「そやろ、あんたはちゃんと聞き取れるし、言える」

「でも、ありちゃんだから・・・」

「イメージしていた場面にありちゃんは居た？」

「いいえ、店長さん・・・」

「そうやろ、あんたはその日本人の店長さんと電話でお話してたやろ？上手やったで！」

「私、間違ってなかったですか？」

「大丈夫、しっかり受け答えしとったで。楽しかったか？」

「うん、だんだん楽しくなってきた。」

「それや！楽しく感じたら大丈夫。な、『楽しいは魔法の言葉』やろ？」

「嬉しい気がする♪」

「うん、もう少しやってみる？」

「はい♪」

彼女はすっかり女優になったみたいにいい表情を見せている。

　　それでいい。ここから始まるんやからなぁ。

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2010年01月24日15:00

カテゴリ: ありちゃんの妄想世界

ありちゃんの妄想世界その2の7

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・・・・・続き・・・・・

『人間っておもしれぇ～☆150人の留学生とともに☆』

今回のテーマは

『上手くいかないのを正当化する言い訳なんかぶっとばせ♪』のその7

妄想はどんどん自由に広がっていく・・・・(笑)

いすを二つ並べ、向かい合わせに座る。
何が今から始まるのかという期待感が二人の間に感じられ思わず微笑む。

「さあてと、ありちゃんが店長さん。あなたはアルバイト探しているから電話かける・・・」

「なんか店長さん違うような・・・。」

「これは『ごっこ』！！」

「そうかぁ、良かった♪」

「うん？何が良かったん？」

「だって、私、優しくてハンサムな店長さんの店でアルバイトしたい♪」

「ひえぇ～、あんた言うなぁ～(笑)

こんなやりとりできるんて、なかなかやるやん♪」

「あは・・・」

ロープレを始める準備段階からもう何かが始まっている。

それはたぶん『期待感』かもしれない。

応募しても断られ続けて挫折感を味わって冷たい海の底に沈んでいた彼女が、今、素直に楽しい自分を感じ、光を見つけて水面目指して浮き上がろうとしているんかもな。

「まずは目をつむってイメージしてみて、あなたは街を歩いていておしゃれで素敵なレストランを見つけました。
ガラス窓の向こうには薄いピンク色のチェック模様のルクロスをかけたテーブルがあり、その上には小粒の紅いバラの一輪挿しが窓からの日差しに輝いている。
いくつかのテーブルにはお客さんが笑顔で話しながら、食事をしていて、ホールスタッフが落ち着いた動作で笑顔で給仕している。
キッチンではシェフが鮮やかな手つきで料理をしていて、見習いらしい若いコックが真剣な目でシェフの手つきを見ている。店全体に穏やかな雰囲気が感じられどの人も優しい目をしている・・・・・」

彼女の表情が生き生きとしてきた。イメージがふくらんできたんやろう。

「あなたは思った。『ああ、』こんな店でアルバイトしたい・・・。
ふと入り口を見ると小さな『スタッフ募集』の文字。

あなたは驚きなぜか嬉しさがこみ上げてきて、胸がときめく。

再び『ここでアルバイトしたい』という思いがこみ上げてきた・・・・・」

・・・・・つづく・・・・・

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2010年01月23日15:57

カテゴリ: ありちゃんの妄想世界

ありちゃんの妄想世界その2の6

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・・・・・続き・・・・・

『人間っておもしれぇ～☆150人の留学生とともに☆』

今回のテーマは

『上手くいかないのを正当化する言い訳なんかぶっとばせ♪』のその6

妄想はどんどん自由に広がっていく・・・・(笑)

翌日、彼女が落ち着いた表情で尋ねてきた

「ありちゃん、今だいじょうぶですか？」

「おー、来たか。まあ、おはいり」

やりかけのパソコンのデーターを保存して彼女と向き合う

「どうや元気か？」

「はい、あれから考えました」

「ほー、どんなん？」

「ありちゃんに話聞いてもらって気が楽になった。また話したい」

「うん、よかったなぁ。覚えてるかぁ？
昨日話した『楽しいは魔法の言葉』のこと」

「はい、覚えてます。楽しかったら日本語も上手になるという事」

「そうやで～。でもな頭でわかっててもあかん。遊びでも良いからやってみることや。

人間やってみて初めて納得するちゅう、ややこしいとこあるからな。

ほら、子供を見てみぃ、遊びに夢中になっとるやろ？

あれは頭で考えてからやってないで。

楽しいからやって、やって楽しいからまたどんどんやる。

だから夢中なんやん。

あんたも小さいころお店屋さんごっことかしたやろ？」

「ああ、たくさんしました。他にもお人形さんごっこやおままごと。楽しかった♪」

「そやろ、大人になるとその『楽しい』を忘れていくからなぁ。もういっぺん思い出してやってみたらどやろ？」

「『楽しい』を思い出す？・・・」

「あんな、ありちゃんと『面接ごっこ』するんや♪

ありちゃんが店長で、あんたがアルバイト探してる人。

これな『ロールプレイイング』という手法やで。
イメージして演じて脳みそに『もう経験したから次から大丈夫！どーんと来い！』って言い聞かせてやるんや。

そしたら本番で心が落ち着いてきて、うまくいく可能性がめちゃ高まるからな♪

さあ、今から二人とも役者や♪。」

「うわぁ～。役者ですか！私、小さいころ女優になりたかったのです。楽しそう♪」

「ほら、イメージしただけでウキウキしとるやん(笑)」

彼女の表情がパット輝き始め、なんとなく素直な少女のような雰囲気を漂わせ始めた。子供の頃を思い出したんやろな。

・・・・・つづく・・・・・

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2010年01月17日14:15

カテゴリ: ありちゃんの妄想世界

ありちゃんの妄想世界その2の5

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・・・・・昨日の続き・・・・・

『人間っておもしれぇ～☆150人の留学生とともに☆』

今回のテーマは

『上手くいかないのを正当化する言い訳なんかぶっとばせ♪』のその5

妄想はどんどん自由に広がっていく・・・・(笑)

③ 想定質問の答えを練習しておく

アルバイト応募する時、電話では簡単な質問で面接に誘導すると思うから相手が知りたい情報を前もって用意しておけば楽やん♪

・名前

・身分（留学生）

・学校

・住所

・年齢

・いつから（何時から）働けるか

・面接にこれるか？

・なぜうちの店で働きたいか？
　　　　　　（面接で聞くかも？）

こんなん全部答えられるから簡単！⇒でも、ちゃんと紙に書いて練習しておかないと頭で判っていても、体が反応しないこともあるから。
やれることは手を抜かずにやっておかなきゃね♪

さあ、ここまで組み立てたらこれを彼女にどう伝えようかなぁ？

理屈で説明してもおもろないし・・・。

そうやなぁ、嫌嫌やったり、無理にやらせたりしても時間とエネルギーの無駄やからなぁ・・・。
それに彼女が「こんなのバカみたい！」って思うマイナスのエネルギーを身に着けたって何の得にもならないしな。

楽しくやったほうが面白いから『ごっこ』にしよか♪

そう、子供の時やった『お店屋さんごっこ』みたいに！

子供は面白いから、楽しいからやる。
そこに『採用されなくては・・・』『お金を稼がなくては・・・』など制限がないから生き生きとしている。
見てる大人がほほえましく愛おしく感じると言う事は、自然と相手に良い印象を与えてるちゅうこっちゃな。

よっしゃ！
『ホメホメ作戦』のツールは『ごっこ』に決定♪

まずは第一関門の電話の応対をクリアするためにやってみよかぁ。

・・・・・つづく・・・・・

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2010年01月16日20:54

カテゴリ: ありちゃんの妄想世界

ありちゃんの妄想世界その2の4

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・・・・・昨日の続き・・・・・

『人間っておもしれぇ～☆150人の留学生とともに☆』

今回のテーマは

『上手くいかないのを正当化する言い訳なんかぶっとばせ♪』のその4

妄想はどんどん自由に広がっていく・・・・(笑)

②知らない相手を知ってることにするには(笑)？

・イメージの力を活用しよう。

人間誰しも初めて会ったり、話したりする時は緊張するもんだ。そう、『初めて』を取り除いたらええやん。
経験してしまったことにして『もう知ってる』にしてしまえばいつも通りやから緊張が和らいでくるやろ。

電話する前や面接で会う前にイメージする。

『店長さんは優しくて、いつもニコニコしていて、感じがいい・・・・』

できればより具体的に乗りに乗って『背が高く、髪の毛は少し長髪でウェーブがかかっていて、品のいい眼鏡の奥には優しいキラキラ輝く瞳・・・』こんなんかな♪

ここで大切なのは、楽しいイメージを作ること！
間違っても『眉間にしわを寄せて、ガミガミと叱る怖い店長』みたいなマイナスイメージを作ったら余計に緊張してしまうもんね。

ついでに最初に電話に出たアルバイト？の人もイメージつくりしてしまおう。

『大学生ではきはきしていて、活発で人に親切な笑顔の素敵な女の子・・・お友達になれる♪』これでどうだ？♪

イメージするというのは本当に大切！

プロのスポーツ選手なんかが本格的にやっているから、おいらたちも真似して本番に向けてトレーニングしたら、きっといい結果に結びつくと思うよ。

人間は未経験でもイメージして経験したことにできるすばらしい脳みそを持っているんやから活用せな損やん♪

・・・・・つづく・・・・・

2010年01月15日20:08

カテゴリ: ありちゃんの妄想世界

ありちゃんの妄想世界その2の3

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『人間っておもしれぇ～☆150人の留学生とともに☆』

今回のテーマは

『上手くいかないのを正当化する言い訳なんかぶっとばせ♪』のその3

妄想はどんどん自由に広がっていく・・・・(笑)

じゃぁ、引き続き『日本語で話せて楽しい』を意識付けしながら、次のステップ『アルバイト見つける』に入っていこか。

多分アルバイトの採用パターンは

① 電話で応募

② 電話で簡単な質問

③ 面接

④ 採用

こんなもんやろ？とすると電話が第一関門やな。

電話を攻略するには・・・・

① ゆっくり話してもらう

② 知らない相手をイメージして知ってる事にしてしまう（笑）

③ 想定質問の答えを練習しておく

これでいこか！

①まず電話をしたとき相手にゆっくり話してもらうには？

・自分がはっきりゆっくり話す

人間は相手に影響されるもんやから自分でその場のペースを作る

つまり自分のペースに巻き込む(笑)

相手が早口でまくし立てても自分がゆっくりはっきり喋ってたら、段々相手もゆっくりになってくる可能性が高い。

そうなれば聞き取りやすくなるからな。

・相手に「ゆっくり話してくださいますか？」とお願いする

聞き取れないときは、素直に正直に相手にお願いしよう。

ただし、その時に「私、日本語がわからないからゆっくり・・・」と言わないこと。相手には『ゆっくり』より『日本語がわからない』がインップトされて『日本語が理解できないのでは仕事にならない⇒不採用』に繋がりやすいから。相手に何をインプットしたいかを考えることが大切。

これでよしと！

・・・・・つづく・・・・・

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2010年01月14日17:31

カテゴリ: ありちゃんの妄想世界

ありちゃんの妄想世界その2の2

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『人間っておもしれぇ～☆150人の留学生とともに☆』

今回のテーマは

『上手くいかないのを正当化する言い訳なんかぶっとばせ♪』のその2

妄想はどんどん自由に広がっていく・・・・(笑)

「日本に来る前にどのくらい日本語勉強したの？」

「6ヶ月勉強しました」

「ひゃぁ～、6ヶ月でもう会話できとるやん！それってすげー早さやで！」

「でも、日本に来て話せない・・・」

「あれ？今あなたと話してるありちゃんは日本人やないの？かなりイケメン日本人やと思うがなぁ～。ちょい昔は♪」

「ありちゃんおもしろい。ありちゃんはもちろん日本人。そしてハンサム♪」

「そやろ！あなたも可愛いよ。笑顔が素敵やもん♪」

少しはにかみながら嬉しそうに笑う彼女

「ありがとう」

「あんなぁ、笑顔の素敵な人はありちゃん大好きやねん。傍に居るとなんかほっとするんやなぁ。それにこうやってお話しすると楽しくなるもんね。あなたはどう？」

「私も楽しい、ありちゃんとお話しするの好き♪」

「そうやろ！ありちゃんなに人？」

「日本人（笑）」

「ほら、あなたはちゃんと上手に日本人と話しとるやん。それも関西弁やで。初めての日本でこれがわかるんはたいしたもんやで」

ここで２回も『日本人』と言わせて、ちゃんと『日本人』と会話していることを意識させよっか。

さっきまで辛そうな顔をしてた彼女がニコニコ笑い始めた。

ここまで来たらあまり急がない。
昔からいうやん『せいては事をし損じる』って。
特に人の心の問題は『その時』がくるまで、紆余曲折やもんね。

「関西弁おもしろい♪」

「そやろ、話すといろいろ出てくるで！これからもっと話においで」

「はい、楽しかった」

「良かったなぁ、あんなぁ、その『楽しい』を大事にしいや。それ日本語がめっちゃ上手くなる魔法の言葉やで♪なんで魔法になるかは次回のお楽しみやな。またおいでその秘密を教えたるわ♪」

「はい、また来ます。明日でもいいですか？」

笑顔で席を立つ彼女、お辞儀をして退出する。

楽しく話すことでやっと心に余裕を持ったようだ。

まずは知ってる人と話すことから始よう。最初は簡単なことから始めて、『日本語で話せて楽しい』という感覚を知ってもらおう。

これが『ホメホメ作戦』の目標やもんね♪

さて明日来るって言ったなぁ・・・流れはどうしようかぁ？

・・・・・つづく・・・・・

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2010年01月13日18:04

カテゴリ: ありちゃんの妄想世界

ありちゃんの妄想世界その2の1

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久しぶりに『ありちゃんの妄想世界』へ行ってみようか
ちょいと長いから何回かに分けてUPします

『人間っておもしれぇ～☆150人の留学生とともに☆』

今回のテーマは

『上手くいかないのを正当化する言い訳なんかぶっとばせ♪』のその1

妄想はどんどん自由に広がっていく・・・・(笑)

青葉寮の留学生達のほとんどが何かしらのアルバイトをしている。

日本に来て少し落ち着いたら、入国管理局へ『資格外活動許可』を申請して、アルバイトを探し始める。

当初はある程度の経済的余裕があるが、それぞれの事情や為替の関係で母国からの送金だけに頼らずに、アルバイトをして学資や生活費に当てるから、もちろん人にもよるが仕事に関してはほんまに真剣やし一生懸命や。

『食う為に、生活する為に、自分の夢を追い続ける為にお金を稼ぐ』

これってすごいなぁと思う。

そんな彼らが最初にぶちあたるのが言葉と習慣の壁。それに加えて日本の不景気の中、アルバイト自体が減ってきているし、日本人学生との採用競争にもなってきている。なんせまだまだ社会を経験していない成長段階の彼らにはかなり厳しい状況やと思う。

「アルバイトなかなか見つからない・・・。面接してもダメになる、合格できない・・・」

彼女は泣きそうな顔になってうつむく・・・う～ん・・・

「それで？」

「私日本語下手だからいつも断わられる・・・」

「オイラとは上手に会話してるやん！？」

「ありちゃんの日本語はわかる。でも私日本語下手だからアルバイトできない・・・」

彼女の顔を見てると何とかしてやりたくなる？

女性の涙には弱いからなぁ（笑）

でもこれは彼女自身の問題。入れ込みすぎて自分の問題にしてしまうとおかしな事になる。

ここで気が付くのはこんな図式

『日本語が下手⇒アルバイトが見つからない⇒辛い、悲しい』

これは負のスパイラルだよなぁ。これに入り込むと辛いなぁ。

ではどうする？劇的にはなかなか変わらないからなぁ。

こんな図式を考えてみようか。

『日本語が話せる⇒アルバイトを見つける（見つかるではない）⇒楽しい、嬉しい』

でも、本人がそう思わないと負のスパイラルから抜け出せないから転換のきっかけ（『その時』）を見つけやすくする方法を考えてみよう。

そんなに簡単な事ではないと言われそうだが、厳しい現実の中でより良く生きていくために頑張って、ちょいとシミュレーションしてみよか。

いろんな考え方があると思うが、さあ、心にスペースを作って自由に妄想を始めようか。

涙をいっぱい溜めた彼女にティシューをさしだし、キッチンで美味しい紅茶を入れ始める。紅茶の香りがたって程よく色づいた頃には彼女も落ち着き始めている頃だ。

「お茶をどうぞ。　美味しいよ」

「ありがとうございます」

「ありちゃんの日本語はわかるけど、他の人のはわからないのはなぜ？」

「ありちゃんはゆっくり話すし、知っている人だから・・・」

ほら、ここまででもうキーワードが出てきたやん。
しっかり脳みそにメモ（笑）注意を集中して聞いていると感じる。

『キーワード』は『日本語が下手』『ゆっくり話す』『知ってる人』

つまり彼女は『自分は日本語が下手だから、知ってる人がゆっくり話す』と内容が理解できるということらしい。知らない人だと誰しも緊張するから普通の早さの日本語でもわからんのやろな。『緊張⇒頭真っ白』ってことかな。

ここで気になるのは彼女が『日本語が下手』と思い込んでいること。自分でそう思い込んでたら、上手くならないし、いつまでたっても日本人との会話に自信が持てなんじゃないかなぁ。

もう少し、深く突っ込むと、アルバイトに採用されない理由を『日本語が下手』と決め付けることで、自分の能力や才能などの理由じゃない、自分は日本語さえ上手くなればきっと採用されるはずだ。ただ、日本語が下手なだけだと現実を受け入れないで自分を守っているように感じるなぁ。

もしそうだとすると、次も『またダメだろう。日本語が下手だから』というカードをポケットに入れて面接するようなもんだ。自分でダメと思ってたら当然ダメになる可能性が高い。ダメになるから余計自信をなくし続け正当化する言訳にしがみついてしまう。迷路に入ったようなもんや。

穏やかに彼女の話を聞きながら、薫り高い熱い紅茶をすすり、ほっとした表情の彼女をチラッと見る。

表情はゆったりしてても、頭の中は超高速回転で『日本語がわかる』と刷り込むにはどうする？と方法を考える。

たぶんすぐには抜け出せないやろから、じっくり『ホメホメ作戦』でいこか。

・・・・・つづく・・・・・

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2009年11月06日07:00

カテゴリ: ありちゃんの妄想世界

新境地『妄想の世界』（笑）♪

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『ありちゃんの妄想の世界』へようこそ♪
おいらってちょっと変かもしれません（笑）
何か気になることがあると、いつしか妄想して喜んでることがある。
最近では『まあ、それもいいか♪』で楽しみに変えてしまった（笑）
そんな密かな楽しみの『妄想の世界』をちょこっと紹介。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

青葉寮は世界各国からの留学生達が暮らす学生寮。

ほとんどの寮生がはじめての日本をここで経験する。

文化や習慣の違う環境で生まれ育った、それも子供から大人への成長過程の青少年達が150人も一緒に暮らしているのを想像してみてください（笑）

何もない訳がない←（こんな二重否定のような言葉の使い方も彼らにはなかなか理解しにくいらしい。シンプルに「何かがある」と言えば通じやすい（笑））

本当にいろんな事がある。彼らとの関わりの中で「ええかげんにせえよ！」とか「ありやぁ～、なんでそうなん？」とか「なるほどなぁ～」と思えることがある。

それをボチボチ綴っていきましょう。

今日のテーマは『問題点をすりかえる言い訳には・・・』

青葉寮の館内は上履きを使用する。玄関で下履きに履き替えて外出。

（上履き、下履きという言い方もなんか懐かしいなぁ～（笑））

入寮したての頃にはちゃんと履き替えが出来ていたのに、慣れてくると靴のまま部屋まで行く寮生が現れる。必ず現れる（笑）

「お～い、ちょっと待て～。なんで履き替えないん？」

「おー、この靴まだ新しい。きれい！」

「そうかぁ新品できれいか！じゃぁOK」

？？？

なんかおかしくないですか？

ここでの問題点は『館内は上履きを使用する』というルールが守られてないと言うことだったはず。

それが『靴がきれいかどうか』にすり替わっている。

言葉だけをとらえると「じゃあ、OK」もありかな？と思えてしまうから言葉はおもしろいし、またこわい。

使い方やとらえ方ひとつで対応が変わって来る。

頭ごなしに「履き替えろ！！」では相手は反発するだけ。

ただでさえ反抗期が終わったばかり？の青少年達、自分の息子と娘の時にはつい感情的になってしまったもんだが（笑）、年を重ねてきてちょこっと頭が柔らかく回るようになったのかもなぁ。

さてこんな時にはちょいとシュミレーションしてみよう。

まず問題点は『ルールを守らない』⇒これを押さえとかないと問題点がブレたら解決の方向がズレてしまう。それから、じゃあどうすれば出来るかを考えてみる。

私もそうだったが押さえ込もうとされればされるほど、わざと相手の言うことを聞かなかったもんな。人間って太古からそういうもんや（笑）でも、自分で納得するとちゃんとするからおもしろい♪

と言うことはこういう図式かな。

『圧力⇒反発　納得⇒実行』

では納得してもらえるようにシュミレーションしてみよか。

もちろんいろんな方法考え方があるから、遊び感覚くらいで丁度いいやろ。

さあ、心にスペースを作って自由に妄想を始めようか（笑）

たとえばこんな妄想・・・

少し微笑みながら⇒眉間にシワを寄せてはハンサムでなくなるもんね（笑）

「ほー、新品の靴でよかったなぁ～。でもね、考えてみれ。履き替えるのがルールだぞ。君はそのルールを知ってるよね？」

「・・・知っている・・・」

ふてくされているようです（笑）それにかまわずにもう一押し

「知っているのに守らないのはなぜ？」

「それは・・・、面倒・・・」

やっと本音が出ましたねぇ（笑）

「面倒ねぇ～、それがルールを破る理由としたら、何でも面倒で通るよなぁ。ゴミのポイ捨ても片付けるのが面倒だから、TVも電気もシャワーの使いっぱなしも消すのが面倒だから・・・。何でも面倒だから・・・。『自分は面倒だからという理由で人に迷惑をかける人間ですよ～』って言ってるわけ？それが君のやり方？」

「いや・・・・・・」

相手が自分をふり返り始めたところで一気に攻勢をかける（笑）

「君が靴のまま歩く姿を見ると、毎日きれいにしてくれるお掃除のおばちゃんや私がどう感じると思う？悲しい思いをするし、君に対する信頼度は下がるよなぁ～。それでええん？」

「いや・・・」

ようやくこれは簡単なことやない、自分はルールを守らなかったから注意されているのだということを実感したかな？

じゃあ、そろそろ仕上げにかかろうか（笑）

「君はもっと成長したくて日本に留学してきたんやろ？いろいろ勉強したり、経験したり、いろんな人と交流したりして自分を高めたいと思っているんやろ？」

「はい、成長したい・・・」

言葉遣いも丁寧になってきたようです（笑）

「じゃあ、どうする？」

「履き替える・・・、ごめんなさい」

納得できたら素直になれるようです。お詫びの言葉が出てきました。

「うんうん、よかったな気がついて。君はもっともっと成長できるええ男だと思うよ♪」

はぁ～、ちょいと感情をコントロールしたからエネルギーをつかいましたねぇ（笑）

ちょいドラマ仕立てでええ先生役を演じました（笑）

役者になった気持ちで妄想するのは面白いし、案外、心にスペースを作るのに役立つようです。

もうひとつ妄想・・・オイラの憧れ（笑）

靴をはいたまま館内をスタスタと歩く寮生、すれ違いざまにキット凛々しい顔つきと渋い声で

「おめぇはそんなヤツじゃあるめぇ！」

「あ、はい！すいませんでした！」

「おう！元気でやれや！」

まあ、こんなんもありかな？って（笑）

さあ、今回のポイントは

1. 何が問題点かをしっかりつかむ

2. 図式（流れ）を組み立てる

3. 対策をいくつかシュミレーション（妄想）する

4. 遊び心（役者）で気持ちにスペース（余裕）をつくる

5. 本番（実行）はあなたしだい⇒筆者は責任持ちません（笑）

これを妄想しながら書いていると・・・

寮生が「ありちゃ～ん♪」

「ほやぁ～、はいな、仕事、仕事（笑）」

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