2011年11月24日

梶山シュウ×谷本仰デュオ終了!

梶山シュウとの2デイズ終了。初日はそれぞれのソロを。じゃんけんで出順を決め、梶山シュウ先発。まあほんとに美しくびしびし決めてくれること。あっけにとられて口あんぐり。表現のための技術の、求道的とさえいえるほどの妥協なき追求。すごいなあ。
おかげで後発のあたしの破れかぶれグアイが目立つこと。致し方なく生じる様々な裂け目から芽を出し、漏れ出し流れだしてきたものを、新しい展開のきっかけに。自分でやってるのに、どう展開し、どこへ向かうのかわからないスリルとサスペンス。わはは。
この違った両者が翌日の完全即興デュオになると、面白いほどに絡み合い、かみ合い、展開していく。楽しい対話ってのは、そういうこと。一見、突拍子もない奇をてらったように見えるようなことも、ちゃんと音楽になる。別に変わったことがやりたいのではない。音を対話的に楽しみたい。それだけ。お客さんもぐぐぐっと前のめりになって集中したり、ほぉぉとため息をついたかと思うと、げらげら大笑いしたり。即興が、小難しくて深刻なものである必要などマッタク御座いませんのでね。とにかく皆さん楽しんでくれた。ありがたいこと。
そうそう、即興歌の呼応なんて新しいこともあった。全く違った視点、視線の歌同士の即興的対話、交錯。歌が「私」からハミダシていくおもしろさ。「私・たち」の間で生じる歌の交流。二つの声の交錯による唸りの発生のようなことが歌にも起きる可能性はないか。ワカランけど。
夜、少し呑みながらそれぞれの音楽的な越し方などを交換。これもたぶん、次への備え。広島→北九州→広島→北九州。これで4回、か。さらに面白くなってきたゾ。よっしゃ今度は広島2デイズいや3デイズ、いやいっそツアーだ。ホンマカイナ。  

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2011年11月07日

11/3〜11/6 バザー、小松亮太、two、トリオ・ロス・ファンダンゴス 怒涛の4日間を振り返る

11/3 教会バザー。二日前から仕込んだカレーの出来も上々。皆さんに喜んでいただけてなにより。それにしても今回は地域の方々が沢山のバザー用品を提供してくださり、本当にありがたかった。3月に呼びかけた震災被災者支援物資の提供が、今回のバザーにもつながったのかもしれない。教会の考えていることや、関わりや、目指していることも、地域の方々からしっかり見守れているのかもしれないと思うと、うれしいだけではなく、責任も感じる。ちゃんとやるべきシゴトをすること、だ。みなさんありがとう。教会の皆さんおつかれさま。

11/4 東京は浜田山会館ホールにて小松亮太キングオブタンゴのリハ。前日のバザーの疲れもとれぬまま、北九州空港からスターフライヤーで。機内のオーディオサービス放送でむささびモモンガーズの「テリトリー巡回のうた」がかかり、狂喜。
リハは午後1時から5時まで。やっぱり悪戦苦闘、脂汗たらりたらり。終了後、小松・近藤ご夫妻と夕食。戦後のタンゴブーム世代のタンゴファンは70〜80代の方々も多く、そんな方々の前でコンサートができる今のうちにこれをやることに意味がある、というような話に、なるほどなあ。すっかりご馳走になり、たらふく。楽しかった。ホテルに入ってからまた譜面とにらめっこ。

11/5 キングオブタンゴ公演当日。会場の小田原市民会館は歴史を感じさせるいい雰囲気のホール。東日本大震災チャリティコンサートで入場料なんと1000円。当然売り切れ。メンバーは以下。バンドネオン小松亮太、北村聡、ヴァイオリン近藤久美子、谷本仰、ヴィオラ御法川雄矢、チェロ伊藤文嗣、ギター桜井芳樹、コントラバス松永孝義、ドラムス佐竹尚史、パーカッション小林輝未、ピアノ三枝伸太郎、総勢11名。めったに経験できない大規模のタンゴオルケスタ。アンサンブルの多様さと厚みは本当におもしろい。全員一丸となる部分はまるで大きな竜がうねり飛んでいくような感じ。何個所かアタシにもソロがあって、特に歌メロそのままの部分はタンゴの歌いまわしたっぷりに自由に。そうか、このあたりが若手のバリバリのクラシックの人たちの居並ぶ弦セクションの中にアタシが居る理由かあ、などと思ったり。しかし彼らの演奏の確かさ、うまさには舌を巻く。精進しなくちゃ。しかし近藤久美子さんの演奏はやっぱりすばらしかった。本当に群を抜いているタンゴヴァイオリン。とにかく沢山のお客さんに楽しんでもらえてナニヨリでした。
そうそう、3/19に上演のはずが震災で公演中止となった「ブエノスアイレスのマリア」、2013年の6月にオペラシティで上演決定。タノシミ。あちこちで地方公演もやりたいもんデス。
で、打ち上げもそこそこに新幹線で東京に戻り、飛行機で北九州に急ぎ戻り、夜半過ぎに小倉のキーハットにエレクトリックの機材と共に入る。若林美保と大槻オサムとのユニット"two"の深夜ライブ。身体のつむいでいく動き、身体と身体の対話性、音や音楽の力。それらが交流しあうライブだけれど、いつものように何の約束事もなし。観ている人の中に立ち上がってくるそれぞれのモノガタリに委ねる。観る側が脳内で結びつけ関連づけるtwo。とてもダイナミックで自由な現象が起きているのだろうなあ、みんなの中で。

11/6 午前中はもちろん教会の日曜日の礼拝。バザーを通じて気づかされたことなども含めて。よわっちくて傷ついてる者たちに「それでも、信じるあなたたちが地の塩、世の光だよ」と語りかける聖書の言葉を語っているうちに、なんだかとっても嬉しくて笑ってるのに、涙がとめどなく流れ出てた。
午後から小倉芸術劇場小劇場にてケイトミュージック音楽教室発表会(おとな編)のお手伝い。一所懸命練習してきた皆さんの歌。いい加減にはできない。こちらも一所懸命サポート。そしてトリオ・ロス・ファンダンゴス。最近のわれわれの演奏は、すごくダイナミックになっているのだけれど、この日はさらにものすごいことになってた。キングオブタンゴ公演に参加して、逆にトリオ・ロス・ファンダンゴスの面白さも再確認しながら。とにかく楽しくって仕方がなかった。お客さんも一気に巻き込まれてやんやわあわあ大喜び。こんな感じでブエノスアイレスツアーに突入するのだな、うむ。

てなわけで、ひさしぶりのライブ日記でした。おお、近藤久美子ブログにアタシが。http://kurovl.exblog.jp/17063993/   
Posted by aogoomuzik at 16:26Comments(0)TrackBack(0) ライブ | 雑記