2011年02月21日

歌は世にツレナイ

写真最近はかなり寒いが、近年の二月にしては暖かい日が多い。と思う。このままだと4月には夏になり、5月には真夏になり、6月には酷暑になり、7月には残暑になり、8月には冬になる! ブラジル見ました。魔人ブウとローズマリーの赤ちゃんとETとイレイザーヘッドとエイリアン4とハルクを足したような話だった。父親探しの話とダメカップルの話をもっと抑えて、怪物だけの話に絞るとハリウッド映画みたいになるなあ。と思った。今回、辰巳くんをゲストに迎えるのですが、ジャンボとしか呼ばないでおこう!
さて「裸」ですが、台本書いてるときによく歌ってた曲が二曲あって、ひとつは「ペコちゃんの歌」。久石譲が作曲して、森高が歌ってたやつ。♪ペコちゃーんと遊んだら、おなかーがすぅーいたよぉー♪ってあれ。作詞は久石の娘、ナウシカのあのランランララランランラン歌ってた娘。この歌ばっかり歌ってたのでCDも買いに行ったら、売ってなかった。非売品だった。森高の歌い方のセンスに脱帽の歌。もうひとつは、映画「川に底からこんにちは」の社歌。♪シジミのパックづめー♪ってやつ。映画は皆に勧められてたのに観てないんだけど、この社歌は一番は歌えるようになった。石井監督と満島ひかりの剥き出しコンビに、剥製の私を混ぜてグルグル歌う。歌と言えばカナリアのM1だが、インタビュー読んだら音階を間違えてたらしい。ヒザポンである。ボンちゃんの後半のレンコンアレルギーが一回多くて戻ってるなあと思ってたんだよ俺。自分の事のように悔しい。カナリアは、昔は金の斧銀の斧とか普通の漫才だったけど、安達がこの世界に無いモノとか嘘CMソングとかを存在するかのように言い出してから面白くなった。歌の漫才は基本嫌いですが、面白いものは面白いからね。歌の漫才が嫌いと言うか、あいうえお作文とか嫌い、謎かけも嫌い、大喜利も嫌い、笑いをクイズみたいにスタイリッシュにするのが嫌いなのかも。大喜利で問題を何度も読むの嫌い、ストレス。話が逸れたが、歌いながら台本を書いてたわけだ。そんな日課牧歌した日々を過ごし出来た台本ですが、中々美術が思い浮かばず書き止まってたのですね。美術を思い浮かべながら描くタイプなので。ところが稽古が始まると割りとスンナリ美術案が決まって、今回やめておこうと思ってた、「スタイリッシュ」な動きをやっぱしやる事になってしまって、「スタイリッシュ」なんかクソ食らえってどこかに書いてあって、そうだそうだといつも思ってるのですよ本当は。でも「魂を揺るがす」とかにもクソ食らえって思ってるのですね本当は。それよりサンキューフォーパパを何とかしてくれって思いますけどね。子供が親にありがとうと言う必要は無いですよ、当たり前のことだから。トイレの下には神様が二匹いませんようにトイレの神様にお願いしなきゃね。てゆうか一匹もいてはならない!ああートイレにはミクロ単位で観察すれば、ウンチやオシッコが飛び散ってて、それがズボンの裾に着いてたりするのさって歌を歌わないか氷川きよし!氷川で思い出したが、吉幾三が好き。氷川も好きだが。吉のシンガーソング演歌歌手ってのが素敵だなと思うのです、演歌の先生になんか演歌作らせたらダメなんだよ。吉のCMソングは最高だね。♪住み慣れたこの町に、花の香りを添えて♪ あのメロディがレコード大賞取る時代に戻らないかなあ。くそつまんないなあああああああああああああ、年寄りに席を譲ろうとか言う歌を歌ってデビューしようかな俺。歌詞書いて持ち込めば通るんじゃないかあ? 

作詞・青木秀樹
電車で寝た振りをしてる僕、毎日仕事が残業なんだ
年寄りも足腰を鍛えなきゃね、吊り輪で懸垂も出来るさ
四川省が楽しいんだー 座ってしかやりにくいんだー
上海も楽しいんだー こちとら中国問題考えてるんだー

って感じになりますわね 私が書けば。年寄りに席譲りましょうってメッセージになってると思いますよこれで 
表現ってのは表に表れないから表に現すべきものだから、当たり前の逆を 逆からのベクトルを出すのが正しいのだと思うのですよ
そこにユーモアも生まれ 驚きや顰も生まれるのですよね
という作り方ですねクロムは
たぶん世の中が ミクロ単位で尿が着いてるって歌ばかりになれば
私は喜んで もっと綺麗な歌を歌いましょうよと言うだろう
  

Posted by aohii at 02:28

2011年02月15日

ブタとウシでブウ

写真今日は雪、そして今日は義理デー、日本人の義理を感じさせる唯一の日だ。沢山貰いました、ありがとう、女。ひょっとこ乱舞を観た。と言っても久しぶりだ。と言っても「水」「銀」しか見てないのだ俺は。サホやチョウ君が居た時以来である。沢山メンバーが辞めたらしいが、それはある意味チャンスだなと思っていた。果たして今まで観たひょっとこの中で一番の完成度だった気がする。見事な構成で役者を配置していたと思う。役者も最大限に輝いていたように思う。やるなあ広田さん。帰りに葛木英に会う。エンターザボイド良かったと言おうとして、エンジョージさんのことを訊いてしまった。エホン観れなかった私に対して相変わらず葛木は素敵で温かい。さて「裸の女を持つ男」だが夏から書いてた台本が終わった。もうワンエピソードを増やそうとしていて中々出せなかったのだが、お客さんからすれば十分だと思い諦める。自分でもどう仕上げていいのか分からない作品である。タイトル候補として「地獄のモーテル」があったことを書いておこう。地獄のモーテルな話である。怪物合戦を合言葉に四月怪談を合言葉にやってる。どんな事になりますやら。写真は鎌倉かそこらの漁港の夕暮れ。チラシのロケハンにて。奥に映ってる建物がサイコのベイツモーテルに似てるというので急遽車を止めて見る。その前で男が裸の女性を持ち上げて撮影が出来るのか!カメラマンの安藤とその建物の管理人に話を伺うべく、港の事務所へ向かう。漁師の方々がおられて話を伺うも、子供に悪影響を与えないような撮影ならいいよとの事ですごすご帰る。子供に悪影響を与えないでどうする!  
Posted by aohii at 02:21