S.K式*

ロゥテンションblog

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日々地道に5月のCOMITIA用の原稿を進めてる。漫画を描くのは結構久しぶりなので、新鮮な楽しさがある。書けば描くほど技術的にも新しい発見が有ったりして絵って奥が深いなぁ、と改めて感じる。日常の生活の中で少しずつでも自分の中に成長が感じられると言うのは、淀まない秘訣。大事だよね。仮で付けたタイトルがイマイチシックリ来てなかったので、原稿進めながら「あーでもない、こーでもない」って考えてたら、昨日フッと良いタイトルが浮かだ。早速表紙のテキストを差し替えてみる。悪くない。その時思いつかなくても、ずっと考えてたらそのうち良いアイデァって浮かんで来るもんなんだと思う。
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森博嗣さんのWシリーズ1巻を読み終わった。最高にお気に入りのシリーズになりそうなんだけど、ふと、Wシリーズを読む前に「百年シリーズ」を読むべし、というお告げを目にしたので、1巻で一先ず置いておいて、百年シリーズに取り掛かることにした。「女王の百年密室」。これも舞台設定は未来なのでSF作品になるんだろうと思いつつ、殺人事件なんかも起きちゃったりして、森博嗣ワールド全開と言ったところか。Wシリーズで正面から取り上げられている「ウォーカロン」も登場するし、主人公に至ってはミチルと言う名前。読み進める前からなかなか興味深いお膳立てで先が楽しみ。
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ココ最近、通勤はほぼジムニーを使ってるんだけど、バイクと違って暖かい、と言うのもあるんだけど、この時期だと、花粉が飛びまくってる中を生身で走らなくて済むと言うメリットのほうが大きいかもしれない。年末にAT車に乗り換えを検討していたのが、今となっては何でそんなこと考えてたんだろう?って思うほど、MTの操作にも慣れてきた。事故の後遺症で気になってた左足も、毎日の通勤で乗っているうちに流石にリハビリ効果もあったのか、ほとんど気にならない。こうなってくるとMTの楽しさが断然際立ってくると言うか、本当に乗ってて面白い。本来面倒なだけの通勤の時間が、むしろ楽しみな時間になるってのは有難いもんだよ。車内で好きな音楽を聴けるのも地味に嬉しかったり。google play musicみたいなストリーミングアプリを使ってれば、どの曲をデータで持ち出すか全く考えなくて済むので、精神衛生上もすっきり。欲を言えば今時の車みたいにハンドルに音楽再生コントローラーがついていれば便利なんだろうな、と思わなくもないが。



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村上春樹の「騎士団長殺し」を読み終わった。さてと、なかなか評価の難しい作品だったような気がする。読んだからと言っていちいち評価しなければいけないってこともないので、大上段の評価は避けますが、少々惜しいと思う部分がある作品ではあったかな、と思う。話の筋自体はとても面白いと思ったんですが、登場人物の既視感にかんしてはもう少し新鮮味が欲しかったというのが正直なところ。免色さんは良いんですよ。あれはあれでなかなか魅力的なキャラだと思います。それにしても女性陣はちょっとな…。何時もの都合の良い年上の女性。そして、不思議ちゃん(少女)。このあたりは流石にセルフパロディなのか?と思うくらいパターン化していてちょっと困ってしまった。もっと若い頃の村上作品に出てくる少女なら、笠原メイのようにちょっと生意気な可愛さも持ち合わせてたのに、ここ最近の少女はなんだか判を押したような片言センテンスの不思議ちゃん(でも、主人公にだけは何故か全幅の信頼を寄せている)なので、いささか食傷気味に感じてもあながち自分だけの印象とは言えないのではないかな。その辺の気になる幾つかの部分を除けば、やっぱり面白い。多分何年か後に読み直すとまた違った印象を受けると思う。最近、「色彩を持たない田崎つくると彼の巡礼の年」読み直して、最初に読んだときより面白いと感じたのでそういうタイミング的なこともあるんだろうと。ここ最近の作品で言うと短編集の「女のいない男たち」が一番好きなので、次は新しいところに挑戦した刺激的な短編が出ると嬉しい。
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村上春樹の新刊も読み終えたので、今度は森博嗣のWシリーズ「彼女は一人で歩くのか?」を読み始めた。人口細胞で作られた生命体を扱ったSF作品のシリーズのようなのでこれは期待。冒頭、フィリップKディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の引用から始まる辺りにに並々ならない意気込みを感じないでもない。人工生命体の存在意義を問うたSFの金字塔ですからね。相当自信がないと引用できないでしょうに。森博嗣さんはミステリーも素晴らしいけど、ごく個人的にはスカイ・クロラシリーズのような乾いたタッチのSFが最高に好きなので否が応でも、という感じ。

暦上ではそろそろ春も近づいているので、服でも買おうかと色々物色。まぁ、あまり季節感のある格好には無頓着なので、春だからと言ってパステルカラーの服をみたいなのには無縁。ここ数年はメリノウールの素材としての素晴らしさに目覚めてしまったので、基本的に肌に一番近いところは一年中メリノウールを着てる感じ。素材として機能性。素材と言えばここのところずっと最新の化繊の機能性も非常に興味がある。このあたりは、アークテリクスとか、patagoniaとか、NORTH FACEとかアウトドアメーカーが基本。年々進化する化学繊維の最新の機能をアウトドアで求められる条件を満たす機能ウェアとして落とし込むのはやはりガチなアウトドアメーカーしか出来ない。それでいて結構普通に街で着られるデザインでもあるので、こう言うメーカーが作る服は単純に面白い。デザイナーズブランドの服が基本デザインのためのデザインであるのに比べて、まず求められる機能を満たすこと有りきと言うのは、時に思いもよらない価値観に繋がったりすることもある。そういうのが凄く面白いんだよね。最近で言うとULの流れからくる、ペラペラのものがカッコイイという感覚。何も知らない人が見たらそんなペラペラな素材の服とかバックパックでその値段とか、おかしくないか?と思われるようなものがめちゃくちゃかっこよく見えたりする。こういうのって、従来の耐久性重視の重い素材もいいけど、持っていくものを厳選して軽さを追求していけば、それを入れる入れ物だってもっと薄くて軽い素材でも十分行けるんじゃない?みたいな。しっかりとした装備で1泊するより軽々装備で一気に距離稼ぐ行き方もありなんじゃない?みたいな。そう言う発想の転換みたいなものがバックグラウンドにあった上でのかっこよさだったりする。所謂ハイコンテクスト。最新の兵器がステルス性能を追求して、従来の兵器の持ってるカッコよさとはおよそかけ離れた見た目になりつつあるのに、性能を知ってるがゆえにむしろ新しくてかっこよく感じるのと同じ。
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化学繊維を接着で仕立てたり、縁取り無しでパンチング入れたりとか、別に布だから糸で縫わなくても、むしろ防水性考えたら接着のほうが良いんじゃない?みたいなの、そういう考え方自体が本当カッコイイ。

そんななか、最近気に入ってるのが、「alkphenix

そう言う化学繊維がカッコイイと言う文脈に乗ったうえで、その上に役に立たないユーモアとか、見て気持ちいい素材感とかちょっとずれた方行にフェチ化しているウェアが多くて気になる。でも、高いんだよねぁ…(笑)




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ちょこちょこと部屋の中のものを配置換えしたり観葉植物を買ってきて飾ったり。無垢のパイン材のフローリングは固く絞った雑巾で水拭きすると、木の香りがほのかに漂って気持ちがいい。こういうのがとても楽しい。以前よりずっと掃除も頻繁にするようになったし、ベランダの日当たりが良いので、フトンも晴れていれば毎週しっかりと干す。ただ、この時期は花粉が付着するので、頻繁に干すかどうかはなかなか迷いどころではあります。個人的には花粉症の症状は強くは出ないようになったんですけど、天気予報で花粉の量も詳細に予報される季節。大量の花粉摂取にはやはり気をつけたい。流石に車のボンネットに花粉が積もってるとゾッとする。
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会社の同僚にかりた「約束のネバーランド」が凄く面白かった。連載雑誌がジャンプと聞いて、自分ではまず進んで手に取らないだろうと思ったので、こう言うリコメンドはとてもありがたい。一件、普通の孤児院と思わしき舞台で話はスタートするんだけど、この孤児院が何故か周りから断絶されている。実のところ、この施設の本当の目的は、外の世界に存在する鬼と呼ばれるモノ達の、食用人間を飼育するところにある。その秘密に気がついた主人公達が、施設で生活している仲間全員で脱出を試みる、と言うのが主な筋立て。この秘密はすぐに明かされるので、作品の主な魅力は脱出のために周到に立てられていく綿密な計画とその実行にある。「ママ」と呼ばれる施設の管理者との知恵比べの要素が強くて、なかなか知的な楽しみ方が出来るのが最大の魅力かもしれない。こう言う作品に触れると、日本にあっては本当に漫画やアニメがエンターテイメントの主戦場なんだなぁ、と思い知らされる。原作者の緻密なシナリオに、抜群に上手い絵が乗ってきて一つの完成度の高い作品に仕上げられてる。これはまいりました。今のところまだ2巻までしか出ていないので、これから続きがとても気になる作品。
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同時に、というわけでもないですが、amazonプライムビデオで、伝説巨神イデオンのTVシリーズを夜な夜な視聴中。今16話まで。実はイデオンは殆どこれまで見たことがなかったので、色々凄いという噂だけは耳にしていた状態だったんですが、噂に違わず凄いです、コレは。ドラマの筋立てが完全に大人向け。なんだったらNHKの日曜の大河ドラマよりも大人向けかもしれない。そして、この時代の富野ゼリフ。エグいです。やりたい放題と言ってもいいかもしれない。シェリルさんも、カララさんもヤバイです。やばすぎます。総じて女キャラがやばすぎて、男キャラが子供っぽく見えたりする。カーシャはカーシャででヒロインぽい立ち位置なのになんでそんなに好戦的なの?って呆れるくらいだし、ハルルに至っては完全にサイコパス。この強烈な個性のキャラクターが描く大河ドラマが面白く無いわけがない。加えて、富野さんの作品には最近のアニメにはあまり見られなくなった、大きな思想が垣間見えていて、このスパイスが非常に効いている。所謂萌えキャラというものが全く皆無なので、今のアニメが好きな人には全くウケそうもないんですが、むしろこれこそハリウッドでリメイクすれば最高なのにな、とちょっと思います。真打ちは劇場版2本なので、TVシリーズ見終わったらレンタルで借りてきて締めようか、と。



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