S.K式*

ロゥテンションblog

■最近なかなか鋭い電コ考をコメントで寄せてくれる方がいて、とても嬉しい。こっちに紹介。

一、サークルオブチルドレンって「かごめかごめ」のことかとチラ思い

これはかなりハッとさせられる指摘ですね。僕も副題のサークルオブチルドレンに付いては以前ちょっと考えてみたのですがその時はあんまり良いアイデァも浮かばずでした。副題ともなれば普通は何か意味を込めるもんです。9話でハラケンに民俗学と言うセリフを劇中で言わせた事を考えると、この予想は信用性はかなり高まってくる。ネットでも見られる作品製作前の磯監督のイメージボードの中で神社をバックににした、ヤサ、イサの絵。監督の中に当初から神社や鳥居に対する思い入れが強く有ったのが読み取れる。まったくもって押井守テイスト全開になってきましたが(笑

ちなみにかごめかごめの一般的な歌詞はこんな風。(wiki「かごめかごめ」の項より転載)

かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀と滑った 後ろの正面だあれ?
かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀が滑った 後ろの正面だあれ?
かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に つるつる滑った 鍋の鍋の底抜け 底抜いてたもれ

二、7話冒頭でまいこ先生が板書していた宮沢賢治「ひかりの素足」(宮沢賢治全集の5巻に収録されてる)と電コのテーマとの関連性

この本は子供の時学校の図書室で読んだ記憶があるんですが、まったく覚えて無いので改めて読む予定。なので内容については言及できません。ちなみのコメントくれた方の書き込みによると”雪国を舞台にした幼い兄弟の死と再生、臨死体験を描いた哀しい童話で…”との事。

■電コとの類似性と言えば天沢退次郎の「光車よ、まわれ!」なんかもあります。これはすでに読んだんだけど確かになにやら類似性を感じさせる児童書。読んだ時点ではまだ1話2話の放送しか済んで無い時点だったのでそれほど感じなかったけど、今にして思えば戸ノ本龍子と天沢勇子とのキャラの類似性も見逃せないな。あ、いま気づいたけど「光車よまわれ!」の作者とイサコ、天沢繋がりじゃないか?これは流石に偶然だろうけど・・・。電脳コイルが終盤に向けてどういう展開になって行くかの情報は一切掴んでないのであくまで僕の推測ですが、この世界に潜む凶暴さと子供達との戦いが一つのテーマになってくるんじゃないか、と。あくまで作品の一面として。たぶん一番大きいテーマは別に有ると思ってる。

070708-2.jpg

■いや、これがね。ホントにおかしいと言うかにわかには信じがたいけど、最近の若い人はパソコンとか使った事無い人増えてるらしい。うちの仕事場でもバイトの募集とかして作業でPC使うから経験尋ねるでしょ。そしたら「触った事ある程度です」の多い事多い事。・・・そりゃ学校で触った事あるってだけでしょ。つまり個人でPCを持った事の無い世代の人たちが増えつつあるようで。電脳社会なんてSFでも無く単なる現実になったと思ってたんだけど、もしかしてパソコンに熱狂したのは一部の世代だけの話なのか?もうパソコンなんて古いよ。これからは携帯で十分っすよ。な時代なのか?それとも一部のオタクだけの趣味の道具になっていくのか。アホか。有りえない。いまさら社会のインフラから電脳を取り除くなんて不可能。だったらPCを使えない人達はこれからどうなってくの?仕事も携帯でやるの?アホか。こういう形態のデジタルディバイドが起きて来るとは流石に予想出来なかった。むしろ今の若い人は子供の頃からまわりにPCあってうらやましいねぇ、なんて言う事になると思ってたのに。携帯ですべて書き上げた小説がベストセラー!アホか。携帯で何でもやっちゃうのがお気軽でカッコいいのかもしれないけど、携帯で出来る程度しかやりたいことが無いって事だよ、それは。例えばCGを描きたいと思ったらはじめから携帯なんて選択肢にすら上がらない。より高性能なPCが欲しいと思う事はあってもね。パソコンてのは当たり前だけど頭脳の延長なんだ。つまりより高性能な頭脳を欲してる人間でないと本来の意味では使いこなせない。携帯の能力で満足出来ちゃうその貧困な欲望が泣けてくるよ。携帯のカメラは手軽で便利だけど、写りがイマイチだからいずれは1眼レフが欲しいと思って欲しいよ。なんて言うの。コミュニケーション以外に興味を持てない世界と何となく繋がっていたい症候群の人達。あーそれでmixiとかもあんだけ流行っちゃって。

■こうしてみてると、この先オタク的な人間が勝ち組の典型になっていくのは揺ぎ無いような気がしてくる。趣味の延長から何か技術を身に付けていくタイプの人間だけがこれから必要とされていく。少なくとも日本ではそれは間違いない。

■だから、そうじゃない人達は携帯をもった原始人にでもなればいい。

070708-1.jpg

このページのトップヘ