S.K式*

ロゥテンションblog

カテゴリ: military

この前の映画の日にTFR(トランスフォーマー・リベンジ)観て来たよ。

TFらしい迫力のある映像はもち健在。ミリタリーテイストも相変わらず満載。まさかの某ステルス爆撃機も大活躍っ。レールガンまで出てくるサービス精神は凄いよね。・・・にも関わらず個人的な評価はかなり厳しめ。

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ふと、多脚砲塔のデザインを考えてみたくなった。と言ってもあまり戦車については詳しく無いのでイメージ優先で。この手のメカアイディアは基本的に押井守のパトレイバーに出てくる戦術ロボット“イクストル”や、“ソシュカ”、攻殻機動隊の劇場版に出てくる“T08A2アラクニダ”、もしくは古くはダグラムの“クラブガンナ”“デザートガンナー”辺りのイメージが強くそれに引き摺られてどうしても類似なデザインになりがち。蜘蛛型が主流として、一方スターウォーズの“AT-AT”とかダグラムの“クラブガンナ”のような四本足の哺乳類型もある。

そもそも、戦車が移動するのに無限軌道では無く、多脚を使用しなければならない状況と言うのはかなり限定されているし、デメリットも相当大きいであろう事は素人でも容易に想像がつく。戦車のような重量があり、しかも主砲をぶっ放した時の反動からくる機械部分への影響の大きさも無視出来ないのに、何が悲しくてギッチョン、ギッチョン歩き廻らなければならないのか考えれば考えるほど正統な理由なんぞ無さそうに思えてくる。

それでも敢えて多脚移動式を導入するメリットがある状況を想定すれば、まず第一に不整地における運用か。ごつごつした岩場とかそんな平地が殆ど無い環境を移動させるケース。これならばそもそも多脚式でなければ移動が不可能であろうし、同時に地雷による攻撃の可能性もかなり排除して考えることが出来そうなので、メリットが大きい。

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上記のような限定されたケースでは、type-Aのようなオーソドックスな蜘蛛型のデザインが採用される可能性はあるのではないかと。まあ、そんな所に戦車乗り込ませて何を攻撃するのかと言う、そもそも論は一先ず置いといて・・・(笑

では、平地における多脚砲塔の運用のメリットとその可能性はあるのか?

無いと言い切って終了!が一番手っ取り早いのですが、ここはもう少しジタバタ考えてみる。弱点である脚部を逆手に取るのはどうだ。脚部をユニット化し、本体に「簡単に」取り付け可能な形式を採用する。そんでもって脚部は半ば使い捨てのように扱う。壊れたらパパッと取り替えちゃえば良いじゃないかと。

と、その前にさらにワンアイディア欲しいかな。
そもそも壊れにくい脚のデザインとか。例えばtype-Bのような。

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・・・王蟲!?

この場合脚自体は可動機構を持たない単純な鋳造品にして、ギアの回転に合わせてある範囲で平行移動を繰り返す動きに変換してやれば、それで移動は可能になる。テオ・ヤンセンのstrandbeastのようなモノを想像して貰えれば近いかと。ギアは本体のギアに接続されそこから動力を得る。ユニット部のギアにミッション機構を組み込み脚の動きをコントロールすることで方向転換も可能なはず。大きく方向転換する場合は本体四方に取り付けられたユニットの動きをコントロールすれば更に効果が高い。ただクローラ(キャタピラ)による超信地旋回のようにその場で旋回は恐らく不可能でしょう。

この方式だと脚そのものは金属の塊で非常に頑丈なものになるので、上手くすると地雷除去の役目も果たせるのでは無いか?まあ、対戦車地雷は無理にしても対人地雷の除去程度には十分効果あるはず。近年対戦車地雷を使用されるケースは減少傾向にあるそうなので、そう言う意味でも一定の効果を見込める・・・?

問題はやっぱり移動速度でしょうね。無限軌道式と比較すると比べ物に成らない程遅いはずな訳で。重厚長大で機動力に劣る戦車よりストライカーのような軽装甲車の出番が多くなってきている昨今の情勢で無限軌道より更に移動速度に劣る多脚砲塔に果たして出番はあるのか・・・。

って、結論としてはやっぱり実用性は無し。空想して楽しむのが一番良いと言う事になりますね。そもそも多脚砲塔の存在意義なんて、何となくカッコイイってのが一番であって、実用性云々を考えて結果あんまりカッコ良く無くなりました・・・では本末転倒か(笑

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