2014年09月

2014年09月23日

前回に続いて対ソフトバンク2連勝となった、楽天の松井裕樹だが、確実に成長していると思う。なんせ、前回は後半に失点をしてしまった。今回も、怪しかったのは1回の立ち上がりだけで快調に終盤を迎えた。
7回が限界と思ったが、星野は続投指示。よって、本人に勝ちを付けてチームの勝利を優先するなら交代のはずだが8回のマウンドへ。

案の定、不安は的中。
2ストライクまで追い込んだ鶴岡がヒットで出て、捕手がボールを反らして2塁へ。
連打で無死1・3塁と最悪の状況。犠牲フライで1点を失った。
さらに難敵・内川が打って再び1・3塁。
この段階で、投手を引っ張って裏目に出る星野采配が当ったかと思いましたよ。
しかし、今季、無安打に封じている李大浩をフライアウトにして、柳田を空振り三振!
ピンチの時こそ三振で切り抜ける高校時代そのままに無事切り抜けましたとさ。
結果的に「星野の試練」をクリアしてプロ最長イニングを経験したわけですが、この苦しい変化球が甘くなってきた8回を乗り越えたのは立派。
確実に成長してると思いました。前回(8/13日)は失点してたわけで。
パ・リーグ首位のソフトバンクを相手に、向こうは大隣だから厳しいよなと思っていたら、乏しい援護点と貧弱な今季の楽天打線なのに、よくやったよ。

ただ、救援陣に勝ちを消されたりもして、後続も不安な楽天。それなら、何とか松井裕樹を鍛えるためにとの星野采配なんだろうなと思いましたが、もし打たれたらとか優勝争いしてたら(この成績じゃ無いに決まってるが)どうだったんでしょうね。
この辺に、絶対に残りを落とせないソフトバンクと気楽に若手の鍛錬にしてしまう楽天との試合に対する温度差を感じました。今季はオリックスの優勝を期待してる身だけにね。

ただねぇ、心配なのは走者を背負った時。今日もそこから四球を出して、嫌な空気を感じた。これも力投型の打たせて抑える投球が出来ないからだろう。とにかく、ピンチでダブルプレーが極端に少なくて、球数がかさんでも何とか三振で乗り切るパターンが多い。
これは来年への課題でしょう。これしか出来ないと、苦しい思いを味あわされるはず。
とはいえ、好きな投手で期待もしてるわけで、活躍して欲しいのが親心で本音なんですけども。

追記
プロ4勝の内、先発でソフトバンクから2勝で、残りはロッテのドラフト1位・社会人の石川に投げ勝ってるのだから立派。
何より、101イニングと2/3で奪三振が116なんだから、奪三振率で考えたら驚異的。
後半戦から先発に転向してこれなんだから・・・ねぇ。スゲー。


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スポーツ 

2014年09月02日

ときど著『東大卒 プロゲーマ』を8月中に読み終えた直後に、これかという感じ。
しかも、昨日、KOF98触ったんだけど。凄い久々に。

『消えた「ハイスコアガール」…スクエニ、著作権“なあなあ認識”のツケ』
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140901-00000502-biz_san-nb
http://hbol.jp/4953

問題の『ハイスコアガール』というのは
『ゲーム各社が次々と世に送り出す新作格闘ゲームに、子供から大人までが夢中になった。 そんな時代を舞台に描かれたのが、今回問題となった漫画「ハイスコアガール」。スクエニ社が発行する月刊コミック誌「月刊ビッグガンガン」で連載されているラブコメディーで、ゲームマニアの主人公が、作中で当時ブームになったさまざまな格闘ゲームをプレーすることで、物語が展開していく。』
という作品とのこと。

SNKプレイモアの器量の狭さに憤りつつある現在です。
このマンガ、『ピコピコ少年』の押切先生の作品ですよね? 絵柄的に。
その作品性から言って、相当な悪意を持って扱われているとは考えにくいんですが。
読んでないから分からないけどね。
これで文句を言われるなら、同人誌における、京×庵とかいいのかよ?
って話だし、そもそも媚を売る様な美系キャラやら萌えキャラを出したのは、アンタのとこでしょって話。(ナコルル〜庵が発端だが)

くたばったプレイモヤの遺産を引き継ぐ、SNKプレイモアがこの対応だと、どうですかね。
格闘ゲームで一時代を築いて、その終焉とも相まって(迷走連発を含む)消滅したわけですけど、その格闘ゲームを取り上げてもらって、現在のそのシリーズないし過去作品の配信で食ってる身としては、目くじらを立てる話とは思えない。
「カプコン最高。SNKクソ」って言われたわけじゃないでしょうに。

そもそも、90年代2大メジャーの一角だったSNKの作品を作中で取り上げない方が、不自然だと思うけど。
龍虎、餓狼伝説、サムスピ、ワーヒーを無視っていうのは、成り立たないかと。

作品内での改変の話が、「引用にあたらないのではないか?」という指摘があるんだが、どうだろうね。その90年代2D格闘ゲームの熱気を描く、あるいは描くことが主軸のマンガでゲームのキャラクターにまで踏む込むのは、リアリティの確保なり奥行きを与えるために止む無しでは?

ただ、記事中に
『「バーチャファイター」などのゲームが使われた「セガ」は、担当者によると、約2年前にスクエニ社が申請にやってきた。しかし、すでに連載は始まり、一部のキャラクターが無断で使用されていたため、セガ社は「厳重に抗議した」。』
とあるように、規格が通り連載されていく中で、事後的に説明に来たということはあり得ますね。
そして、悲しいことに消滅したSNKの作品だからいいやとか、後回しになった可能性は否定できない。
今もSNKが健在で影響力を持っていれば、こういう対応ではなかったかなと。
それでもSNKプレイモアがSNKの遺産を正当に継承している事実を知っていれば、これは良くない対応とも言えます。ちゃんと、入札して落札してるんだから。SNK・アルゼ戦争の果てに。

ただね、『龍虎の拳』がカプコン開発陣の怒りを買い、極限流のパロディキャラで意趣返し
をされたわけだから、SNKも著作権に関しては黒歴史を持っているわけで・・・。

また、ガンガンがスクエニの発行物だとしても、ゲーム部門とコミック部門では別だし、現場レベルでは著作権の徹底がされていたとは言えなかった可能性も、考えてみたりね。
出版社というか出版部門は、甘い部分がありますよね。他よりは。なので、同じゲームメーカーなのにスクエニの対応を杓子定規に非難する産経は分かってない感じはするんですけど。

まぁ、深刻な対立じゃなくて形式的な訴訟として和解して、スクエニも今後は、この手の作品を連載する場合は事前準備を徹底するという肥やしになればいいかなと。
90年代シーンを懐古する作品や流れが、廃れないことを祈るばかりです。はい。



aoidool at 11:06コメント(2)トラックバック(0) 
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