冷えは万病のもと

冷えは万病のもと。この時期あなたは手先、足先が冷えていることはございませんか？冷え症をそのままにしておくと、冷えから発展し病気につながっていく可能性がとても大きくなります。

「冷えが原因として考えられる病気には」
●気管支炎、気管支ぜんそく
●自律神経失調症、心身症
●腎臓病、膀胱炎
●不妊症、子宮内膜症
●慢性関節リウマチ
●アトピー、花粉症、便秘
●動脈硬化　など
があるとのことです。（資料「冷え症を治す」高木嘉子著より）


冷えた身体は、精神的にも、肉体的にも病気との関係が高くなります。改善策は、身体を冷やさない事、これが万病予防へとつながっていくのです。では、何をするといいのでしょうか？

先日受講しました、近畿大学 岩前教授の講演会の一部資料にとても興味深いデータがございます。

病気の原因には色々ありますが、断熱性能の良い家に住み替えるだけで、このような率で色々な病気の症状が改善されたという報告がございます。

運動することもとても大事で必要なことですが、運動することで改善する率よりも、断熱性能の良い家に住む方が効率が良いという結果が出ています。正直運動するより断熱性能の良い家に住む方が改善率が良いとは驚きです。

（厚生労働省のデータより）

交通事故よりも、はるかに多い家庭内事故。あなたはご存知でしたか？

寒い冬場のこの時期、家庭内の事故がとても多くなります。家庭内の死亡事故で最も多いのが、浴槽内での死亡事故です。また、トイレで亡くなってしまうケースも後を絶ちません。改善には、家全体の温度差のバリアフリー化が有効なのです。家全体（リビング、廊下、トイレ、浴室、洗面などすべて）を温度差があまりない住まいにするのです。

冷気を吸い込むと肺が冷えて肺の免疫機能が低下し、風邪もひきやすくなってしまいます。
ですので断熱性能の良い家に住むことは、健康を守ることにつながるのです。

一般的に、自然素材を使うこと＝健康住宅と考えられていますが、自然素材を使うだけではシックハウス対策は出来ても、各部屋の温度差のほとんどない、冬暖かく、夏涼しい住み心地の良い快適な住まいにはなりません。

住まいから健康を考えると結露（カビやダニ）、換気、臭いの空気環境、断熱、温度、湿度の温熱環境、そして、リラックス、リフレッシュ環境、コミュニケーション環境の対策をとった住まいに住む事で、より健康に快適な住み心地の良い暮らしができるのです。

健康住宅の専門として、住まいから健康を考え、これからも病気を改善していきます。