皆様こんにちは。
続きまして「追記有り「玄関から北朝鮮や毒薬までズラリと」だけど何でキョロちゃんなんやねん?それはハシビロコウだわさ(なっげーな!) 2014/10/24(金) 16:01:39」
 で書いた「ロ〇〇〇??」についての検証です。


「ロ〇〇〇??」ではNMさん六価クロムを指摘して下さいました。


六価クロム 

概要
“一方、六価クロムは極めて強い毒性を持つ。代表的な六価クロムの二クロム酸カリウム致死量は約0.5-1グラムである。六価クロムは非常に強い酸化能力を持つ不安定な物質で、有機物と接触するとその有機物を酸化して、自身は三価クロムに変わる性質がある。六価クロムの強い毒性はこの性質に由来するものであり、自然界に通常は存在しないのもこのためである。
また、家庭用品のめっきにはほとんどクロムめっきが用いられる。めっきの部分はクロム金属の薄膜である。クロムめっきには原料として現在も六価クロムが多用されているが、毒性に配慮して三価クロムへの移行も進められている。
三価クロムが自然界に広く安定して存在するのに対して、六価クロムは自然界ではクロム鉱石として限定的に存在するに過ぎない。六価クロムは人工的には三価クロムを高熱で焼くことによって生成される。また、還元剤によって還元されると三価クロムとなるため、六価クロムを廃棄する際には主に還元処理によって無害化される。


毒性
“強い酸化作用から、六価クロムが皮膚や粘膜に付着した状態を放置すると、皮膚炎や腫瘍の原因になる。特徴的な上気道炎の症状として、クロム酸工場の労働者に鼻中隔穿孔が多発したことが知られている。これは飛散した酸化剤や顔料などの六価クロムの粉末を、長期間に亘って鼻腔から吸収し続けて、鼻中隔に慢性的な潰瘍が継続した結果と考えられる。
また、発癌性物質としても扱われている。多量に肺に吸入すれば呼吸機能を阻害し、長期的には肺癌に繋がる。消化器系にも影響するとされ、長期間の摂取は肝臓障害・貧血・大腸癌・胃癌などの原因になりうる。
六価クロムを粉末状で取り扱う職場は周囲への飛散を防いだ上に、目・鼻・口に入らないよう厳重に管理し、皮膚や衣服にも付着したままで置かないように厳重管理することが必要である。“



夢の中では鳥やピカちゃんが痙攣し、鳥さん死亡・ピカちゃん復活。
あの様子はそんな生易しいものではないと直感で感じました。
で、コメント欄にてクロム銅ヒ素系木材保存剤(CCA)問題を教えて頂き、調べてみるとクロム銅ヒ素系木材保存剤は六価クロムとヒ素を含むため環境汚染問題が大きいことがわかりました。
シロアリ防虫剤やね。

1963年に国産CCAの生産が始まり1996年に水質汚濁防止法が改正されCCAの生産は激減したそうです。
激減・・・ということはまだ生産している企業もあるっちゅうことかいな?


クロム銅ヒ素系木材保存剤
 
問題
“CCA系木材保存剤は発癌性のある六価クロム、ヒ素を含むため、これを使用したあとの大量の建築廃木材が重篤な環境汚染を引き起こすことが懸念されている[1][2]。
国土交通省は建設リサイクル法基本方針で、CCAを含むおそれのある建築廃木材は分別した上で、適切に埋立て又は焼却することと指導している[3]。
しかし、不十分な設備で安易に焼却処理を行うと昇華し易いヒ素化合物が排煙として飛散し、周辺地域土壌を汚染することが懸念されている。また、密閉の不十分な処理場に埋立てると周辺の土壌、水源を汚染する心配もある。



1960年代に大量に生産されたCCA建材はおそらく今現在も住宅として残っているはずです。
更に調べてみると、大変恐ろしい記事を発見しました。


ヒ素六価クロムは埋立不可、じゃあ焼却は?
http://wonderful-ww.jugem.jp/?eid=537
(「WONDERFUL WORLD」さんより http://wonderful-ww.jugem.jp/ )

“つまり、CCA加工された木材は燃すのもダメ。「十分な設備」なんてありえないから、放射性廃棄物同様、遮断型の処分場などで管理し続けるしかありません。なお、CCA材の焼却処理がいかに危険か、についてはアメリカのEPA他いろいろなサイトから情報をキャッチできます。

・CCA加工木材を燃した残りの灰には、致死量のヒ素が含まれている
 ・もっとすごいのはCCA焼却後の飛灰で、すさまじい健康被害が裏付けられている。
 ・ジャーナル・オブ・アメリカン・メディカル・アソシエーションは、CCA加工された薪を燃した家族が、脱毛、鼻血、極度の疲労、頭痛、数時間にわたる失神などの症状が現れたと報告している。
 ・この家族の子ども二人は、てんかんを起こすようになり、植物は枯れ、金魚は死んだ。
 ・調査の結果、家族は、暖炉から出た飛灰をほんのわずかの量、吸いこんだだけだということがわかった。

http://www.permies.com/t/11110/stoves/Burning-Treated-Wood “



(  Д )゚ ゚



シロアリ対策 http://www010.upp.so-net.ne.jp/onhome/note/shiroari.html
「私のいえづくり」さんより http://www010.upp.so-net.ne.jp/onhome/index.html )

●CCA
加圧注入式に用いられる薬剤。これにはヒ素・クロム・銅が入っています。ヒ素は、例のカレー事件で使われたものです。劇薬です。
こんなものを人が毎日暮らす住宅に使うのは、危険だと私は言い切ります。
30年前から使われているそうで、それらが建て替え時期に来て、解体後その廃材を焼却するとヒ素や六価クロムが煙になって出るはずです。どうするんでしょう。
実際これはすでに起こった問題です。阪神大震災で倒壊した家屋を野焼きして処分した際にです。
重金属や化学薬剤で腐食を防いだ木材はそれ自体が有害廃棄物になるので、リサイクルにも回せません。



(  Д )  ゚ ゚


そこで思い出したのは東北大震災の瓦礫処理。もしやCCAがいっぱいあるんじゃ?まさかとは思いますが、燃やしたりしてないよね?
心配な方はこことかここ見て確認して下さいね。

産業廃棄物の状況(環境白書より)
https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/honbun.php3?kid=151&bflg=1&serial=2054
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(  Д )     ゚ ゚    徳島・・・(泣)

岩手・宮城 瓦礫処理データサイト
http://garekikouiki-data.env.go.jp/


ところで、確かたくさんの羽虫が飛んできて慌てて噴霧したのはスプレー式殺虫剤でした。これも調べてみました。

右近さん、ピレスロイド当たってましたよ。


殺虫剤の種類と農薬抵抗性
http://www1.gifu-u.ac.jp/~fukui/06-4-04.html
「福井博一教授の部屋へようこそ」さんより http://www1.gifu-u.ac.jp/~fukui/index.htm )

1.神経系阻害剤
神経は、すべての昆虫の行動と関係しており、神経伝達を阻害すると「物を見る」、「物を食べる」、「動く」などの行動が出来なくなります。昆虫の神経と人間の神経の基本構造は同じであるため、この神経系阻害剤は人間にとっても非常に毒性が高い物質です。
この神経系阻害剤には(1)有機リン酸系殺虫剤、(2)カルバミド殺虫剤、(3)ピレスロイド系殺虫剤、(4)ネオニコチノイド系殺虫剤、(5)ネライストキシン系殺虫剤などがある。
農薬の袋には、「成分名」が必ず書いてあり、これが殺虫剤の種類を分類する重要な指標となるので、これを読む習慣を付けて下さい。特にこの「成分名」は小さな字で書いてあるので、良く注意をして下さい。“



ピレスロイド 

天然ピレスロイド 

“大量のピレトリンにさらされると、 紅斑、皮膚炎、丘疹、掻痒などの皮膚症状、気管支喘息、傾眠、血管運動神経性鼻炎、アナフィラキシー様反応、口唇のしびれ感、吐き気、下痢、耳鳴り、頭痛、情動不安、協調運動障害、間代性痙攣、知覚麻痺、衰弱など神経症状が現れることがある。重篤な場合は中枢性の呼吸停止により死に至る場合がある。”


ニコチンも猛毒ですね。ネオニコチノイドという殺虫剤の総称がありました。神経系阻害剤ですね。


ネオニコチノイド 

“天然物であるニコチン、ニコチノイドは古くから殺虫剤として使われているが、人畜に対する毒性が高い。そこでこれらを元に毒性を低減すべく開発された。”


ニコチン 

“天然由来の物質であり、即効性の非常に強い神経毒性を持つ。半数致死量は人で0.5mg~1.0mg/kgと猛毒で、その毒性は青酸カリの倍以上に匹敵する。人体に対して神経毒としての有害性は持ち、ニコチン自体に発癌性はないが代謝物であるニトロソアミンに発癌性が確認されている”


等々、色々ありますが複雑で理解し難いものですね。脳味噌少なッ!!
気になるので我が家にあるスプレー式殺虫剤を確認してみましたところ、ピレスロイドでした。細かい注意書きに体の小さいペットにはかからないようして下さいと書いてありました。小鳥とか金魚とか。・・・もし何某かあればすぐ医者へ行けとも。
何にせよ人体にも少しは影響あるんでしょうね。気を付けましょう!