サッカーのワールドカップが開幕し、開催国ブラジルとクロアチアの対戦が行われましたが、主審

をつとめた日本の西村雄一審判クロアチアなどから大きな批判が寄せられています。

画像:【クロアチアの選手にイエローカードを出す西村雄一審判】
クロアチアの選手にイエローカードを出す西村雄一審判
https://uk.eurosport.yahoo.com/blogs/desmond-kane/forget-neymar-brazil-national-hero-yuichi-nishimura-225207798.html

現地時間の12日に行われたブラジルとクロアチア戦。

クロアチアは惜しくも「1-3」で敗れましたが、負ける流れへのきっかけ作りとなったPKの判定を下した

日本人の西村雄一審判を批判しています。

試合は前半「1-1」で後半になだれ込み、71分にクロアチア選手がブラジルの選手をエリア内で倒した

と判定され、PKへ。

画像:【PKへの判定となったブラジル選手の転倒】
PKへの判定となったブラジル選手の転倒
https://uk.eurosport.yahoo.com/news/football-croatia-coach-warns-world-cup-penalty-circus-233800841--sow.html

PKへの判定となったブラジル選手の転倒(2)
http://africa.chinadaily.com.cn/photo/2014-06/13/content_17585035.htm

画像:【西村審判に詰め寄るクロアチアの選手たち】
西村審判に詰め寄るクロアチアの選手たち
http://www.bostonglobe.com/sports/2014/06/12/brazil-croatia-referee-yuishi-nichimura-ignites-officiating-controversy/MGQhAeiLjxlQ6DXI3u0M0M/story.html

PKではブラジルが1点奪取し、さらにロスタイムでも1点を追加して、クロアチアに勝利。

この結果にクロアチアのニコ・コヴァチ監督は試合後、

画像:【ニコ・コヴァチ監督】
ニコ・コヴァチ監督
http://www.worldsoccer.com/world-cup-3/croatia-coach-niko-kovac-calm-ahead-brazil-encounter

「私は普段、決して審判員を攻撃することはないのだが、今回は恥ずべき行為だったと言うしかない」
「強盗に遭ったようなものだ」
「あれがPKならバスケの試合だ。バスケだったらあの種のプレーはファウルになる」

怒り心頭

「恥ずかしいことだ。これはワールドカップの審判がするようなことではない。
彼はブラジルとクロアチアに対し、異なる判断基準を持っていた。
我々を共通なルールでさばいていなかった」
「残念ながら、あの主審は素人同然だった。
こんな調子が続くなら今大会ではPKが100本生まれるだろう」

と西村審判を責め立てました。

また同チームのディフェンダー、ヴェドラン・チョルルカ選手も

「(ワールドカップでは審判員は英語が必須となっており)これまでのキャリアで、英語を話さない審判を初めて見た」
「彼は日本語で何か言っていたけど、誰も理解できなかった」

と続けて批判しました。

地元メディアでも

「チームはブラジル相手に燃え尽きるまで戦った」

と自国のチームを持ち上げながら、

「主審はブラジルの肩を持った」

と責めています。

イギリスの大手紙「ミラー」やドイツの公共放送「ZDF」などは今回の判定は誤審だったと報じています。

西村審判はワールドカップの審判員に選ばれた際、

画像:【西村雄一審判】
西村雄一審判
https://twitter.com/SkyFootball/status/477203849087029249

「ワールドカップの試合を無事に終わらせるのは本当に難しい。
一生懸命やっても判定できないこともあるが、勇気を持ってチャレンジしたい」

と語っていました。

今試合で勝利したブラジルは17日にメキシコと、ブラジルは18日にカメルーンと対戦します。

動画:【Pk判定となったファウルとゴールシーン】

試合のハイライトなどを見てみると、ブラジルの選手は自ら滑ったようにも見えます。

しかし、ブラジルの選手が転倒する前に左腕と肩をクロアチアの選手が軽くつかんでいるようにも見えます。

大半は今回の件を誤審と批判しているようですが・・・

<追記>
14日、FIFA審判団委員長のマッシモ・ブサッカ氏が西村審判を擁護しました。

「ワールドカップにおける責任は大きく、あらゆる判定が多くのことを変え得るということを、審判たちは分かっている。レフェリングにおいては白と黒があるが、ボーダーラインのケースもあるんだ」

「審判はピッチで1秒以内に決断を下す。彼は良い位置にいた。だが、彼はFWでもDFでもない。倒れるに十分(な接触)だったかは、選手たちに聞かなければいけないことだ」

「接触はあった。それがなければ、議論することもなかっただろう。触っていなければ、つかんでいなければ、議論にならない。左が触れていて、それから右手も触れた。手を使ってプレーすれば、審判は明確にそれを見て、どちらかに決める。ミス? それはあなたの意見だ。そう言いたいなら、言うことができる」

「見たことに正直に決断した場合は、罰はない。我々は人間なんだ」

「判定をするときは、選手Aや選手Bを見るだけだ。『ブラジルをジャッジしているんだ』などと言っている時間はない。我々が一つのチームを有利にしている? おいおい、それは空想さ」

「審判たちは正直だと信じなければいけない。ミスがあるかもしれないが、我々は彼らをリスペクトしなければならない」

(参考:http://brazil2014.headlines.yahoo.co.jp/wc2014/hl?a=20140614-00000051-goal-socc)