かなーり久しぶりの更新になってしまいました
なんと前回の記事が1月だったという
2月以降ずっと慌ただしい毎日で、気づいたらGWになっていました
私は長期連休に無縁の仕事なので普段と変わらずですが。

今日はひとりでも多くの人に知ってもらいたいことがあって更新します。

 明日まで日本橋三越では、猫好きの、猫好きによる、猫好きのためのイベントを開催中です。
RIMG0026-018
猫づくしイベント第一弾として、本館1階中央スペースにこんなブースが設けられています。
(観覧無料)
RIMG0029-017
みんなが持ち寄った写真を展示していて、どの子もほんとうに可愛い

携帯に入っているデータからプリントアウトでき、どんどん追加されていくので何度行っても楽しめそう。
RIMG0040-015
階段もギャラリーと化しています。
私が行ったのは土曜日ということもあって、プリントアウトする機械に行列ができていたので断念しましたが、うちの子の可愛い姿を見て! っていう気持ちはみんな一緒ですね

写真だけではありません。
柱には動画が流れていて、「かわいい」「萌える」と思ったら下のボタンを押すと電光掲示板にカウントされていきます。
RIMG0028-018
つい笑っちゃう動画、ほっこりしてしまう動画、どれも見ていて飽きません。

猫好きさんのイベントだけあって、上を見上げても猫
RIMG0032-014
このポーズ、猫と暮らしている人にはお馴染みの仕草

こっちにも、あっちにも。
RIMG0033-014
ほんとうに猫たちが回遊している雰囲気が出ていて、わくわくします

福音館書店の「猫の絵本」展も開催されています。
RIMG0039-014
子供の頃に読んだ懐かしい絵本などがいっぱい。
「ぐりとぐら」でお馴染みのやまわきゆりこさんの絵本も多くありました。
 
混んでいてカフェは利用できませんでしたが、カフェスペースには絵本棚があり、自由に閲覧することができました。
RIMG0038-015
こねこのねる、懐かしい


さて、私が今日を選んでこのイベントに来たのには目的がありました。
RIMG0027-018
滝川クリステルさんと考える「命の花」プロジェクトのトークイベントを観覧したかったからです。

滝川クリステルさんはクリステル・ヴィ・アンサンブル(VIE ENSEMBLEは、フランス語で「ともに人生を歩む」「一緒の命」という意味)という団体を設立し、「人間と動物それぞれお互いの命が共存・共生し、調和する社会の実現を目指す」という理念のもとに生物多様性保全の活動をされています。
 
Project Red(絶滅危惧種の保護活動)Project Zero(犬猫の殺処分ゼロ、放棄ゼロ、虐待行為ゼロへの活動)の2本立てで取り組まれています。

今回はProject Zeroの活動の一環で、「命の花」プロジェクトの広報イベントでした。

「命の花」プロジェクトは、青森県の動物殺処分ゼロ社会実現のために、平成24年度から青森県三本木農業高等学校動物科学科愛玩動物研究室の学生たちがはじめた活動です。
 
その内容は、殺処分された犬や猫の骨を砕き、土に混ぜ、花を育てるというもの

人間の家族をみつけ幸せに暮らせる動物がいる一方で、殺処分されなくてはならなかった命もあります。
私の弟は公務員の獣医なので定期的に異動があるのですが、いちばん行きたくないのが動物愛護センターだと言います。

殺処分しなくてはならない悔しさや悲しさ、葛藤。

犬や猫の悲しそうな目や鳴き声。

供養のお線香のにおい。
 
こうした現場を目の当たりにした高校生のひとりが、もっと生きたかった犬や猫たちの想いを花に命を与えることで遂げて欲しいと立ち上がったのが始まりだそうです。

骨を譲り受けるということも簡単ではなく、多くの壁を乗り越えてスタートしたと言います。

「土に混ぜるために骨を砕くとき、今までも辛かったのにまた痛い思いさせちゃってごめんねという気持ちになりながら砕いています」

「骨を砕きながら涙が止まらない子もいます」

「花に生まれ変わって、きれいな姿をみんなに見てもらいたい」

高校生たちの言葉のひとつひとつが胸に沁みました。
 
私も、猫と暮らそうと思った時に保護団体からの里親を希望しましたが、独身でフルタイムで働いていること、猫を飼ったことがない等を理由にことごとく断られました。

そのときはどうしてダメなんだろうと不満に思ったりもしましたが、調べていくうちに飼育放棄や動物虐待などを行う多くが私のような状況や環境であるということもわかってきました。

滝沢クリステルさんがこんなことを言っていました。
 
「猫ブームだなんて言われていますが、そういう感覚が危険だと思っています。命にブームなんてあっていいわけがありません。ブームが起こると量産されるんです。でもブームは廃れる時が来ます。そのときに残ってしまったものは見えないところで大量に処分されているということを理解してください」

ハッとしました。
 
洋服や雑貨にはブームがあって、今年の流行だのトレンドだのって大量に生産され、どこのショップに行っても店頭に並んでいますが、翌年になるとまったく影形もなくなっていたり。
 
そういうことなんです。
 
犬や猫にブームなんていうものは必要ない。
滝川さんのいう共存・共生というのが、まさに答えだと思いました。

イベント終了後、希望者200名に、滝川さんと三本木農業高校の生徒さんたちから手渡しで「命の花」が配られました。
RIMG0051-006
たくさんの種類の花が並ぶなか、どれにしようか迷いましたがケイトウを選びました。
 
手渡してくれた高校生に「活動がんばってくださいね」と声をかけたら、満面の笑みで「はい! がんばります!」と答えてくれました。
 
殺処分された犬や猫たちの苦しみを思うと涙が出ますが、最期の最期にこんな元気で優しい高校生たちの手で花にしてもらえたら少しは救われるのかもしれません。
滝川さんも大勢の人たちからの握手の求めにも笑顔でこたえていらっしゃって、ほんとうに美しい方でした。

帰宅して花を置くと、さっそく猫たちが集まってきました。
RIMG0048-006
思えば、ケイトウってねこじゃらしみたいですよね。
一瞬、食いちぎったらどうしようって思いましたが、大丈夫でした。
 
家猫として穏やかに暮らしている青。
RIMG0041-014
 このケイトウを咲かせた土にはたくさんの命がつまっています。
いたずらしないのは、そういうのがわかるからなのかな。

環は青と比べるとすこし可哀想な子猫時代を過ごした子です。
RIMG0050-006
生後半年くらいまで、ずっと狭いケージに閉じ込められていたので足腰が弱く、椅子からさえも飛び降りられない状態でした。
うちの子になってからジャンプすることを覚え、だんだんと猫らしくなっていきました。

生まれた境遇、生活の環境、いろいろあるけど命の重さはみんな同じ。
RIMG0052-007
私にできることはこうしてブログに書いて、ひとりでも多くの人に知ってもらうことくらい。
でも、私から広がったものがその先でまたひとり、またひとりと増えていけばいいなと思います

命の花は無料配布されましたし、イベントも無料でした。
募金箱などを探したのですが見当たらなかったので、チャリティーグッズを購入することにしました。
映画『世界から猫が消えたなら』の公開に合わせて作られたという、物語に登場する2匹の猫、キャベツとレタス のマスコットです。
RIMG0053-007
 縁結びの神様で有名な浅草の今戸神社でご祈祷をしてもらったというお守りのようなマスコットです。
1匹でも多くの猫たちがよいご縁を授かれるようにという願いも込めて。

チャリティ販売による利益金は滝川クリステルさんの団体を通じて、日本の犬猫の殺処分、放棄、虐待行為ゼロを目指す活動に役立てられます。 

また、先月発生した熊本地震を受け、チャリティ金の一部を日本赤十字社を通じて被災地支援にも充当されるそうです。
RIMG0059-003
 イヤホンジャックも付いています

この活動に賛同される方は、ぜひ手に取っていただきたいと思います。
そして、日本の犬猫の殺処分、放棄、虐待行為ゼロの未来につながっていくことを願ってやみません