2009年12月20日
[事業実施に至る背景]
4月委員会事業においては、大和川地域の取り組みに際し、
モデルケースとなる前川をテーマに事業に携われた方々と共に
「人と自然が共存する大切さ」を学び、郷土の自然環境に対して
関心を深める部分でありました。8月例会では講師に辻 信一
先生をお招きして、ハチドリのひとしずく〜できることから始め
よう!という事で、環境問題となる原因を各々が普段の行動から
考え、取り組みを行って行こうとする姿勢がとても重要であると
いうこと、そして広く運動を推進していくという目的で開催しま
した。
そして、更に普及させていきたいという最大の願いのもと、今事
業では学童を通じより多くの子供達に伝え、子供同士でもハチド
リの物語の会話が広まること、また出来る事から始める大切さを
理解して頂き、家庭に帰っても子供から大人へと伝えてくことが
重要なことであり、共に実践に励んでもらいたいと考え事業計画
に至りました。
[事業目的]
これからの明るい未来に向けて、子どもから大人までの世代に
ハチドリ物語をツールに『できる事からの実践』の普及を広め、
より良い郷土づくりに繋げる。
『報告』
実践に励もう!ハチドリ計画大作戦と称した、今事業においても
その役目を果たすべく、主人公のクリキンディが子供たちに伝え
たメッセージというのは、我々の想像をはるかに上回る展開でし
た。正しく今地球が抱える環境問題(地球温暖化現象)に直面し
ている現状意識の中、得意、不得意の小学生もいれば、積極的に
立ち向かう姿勢の子供、今後も変わられないのかなと思う子供も
様々でしたが、子供たちは皆、それぞれ色々な考え、また発想を
抱きそして成長していきます。決して統一性を持たせることは必
要なく、そんな中でも今自分に出来ることとしてのほんの僅かな
希望の創出、それがたとえどんな小さな事でも、未来に向けた一
途の光を感じて頂けたら、私はそれで十分成果があつた結果だと
思っております。
今事業において、対象学年を4年生から6年生までとしました
が、地球温暖化に対しての認識は、各学校や学年でも違いがあっ
た様に思います。4年生では、与えることには素直に反応を示し
敏感に対応をしてくれました。5年生くらいになりますと、それ
が、すぐ表現ができずに、黙ってしまう生徒や発言してみたいけ
ど俯いている生徒など、反対に手をあげて一人で何度も答えてい
る生徒もいました。ただ、地球温暖化を伝えるのではなく今回の
要となりましたハチドリ物語、この物語を紙芝居で最初に朗読す
ることで、子供たちは皆、なんだろう?何がはじまるんどろうと
興味を示し、動物で例えたお話には苦手意識を感じないくらい真
剣に聞いている様子が伺えました。子供たちにとっては難しいテ
ーマでも、この様にやさしい所から踏み込んでいくということ
で、今まで関心が無かっことでも本当に伝わりやすく、大切なこ
となんだと本事業を通して分かったような気がします。それを感
じさせてくましたのが、事業工程の中で、自分に今できることと
して考えた取り組みを、雫に見立てたポトリマークに各々がそれ
ぞれ書き示し、地球温暖化を描写(イメージ)できる、みんなで
試行錯誤して描いた大洋紙の絵に貼り付ける作業では、物事を一
人で考えるのではなく、グループになり友達と相談しながらや、
また青年会議所メンバーが間に入り協力しながら進めた事で、子
供たちはすごく明るい表情で、一つの目標に向かって、前向きに
捉えることが出来たように思っています。
また、能生小学校で開催した際に後から頂きました手紙には、
子供たちの声が綴れてていました。その中でも「自分たち以上に
動物が死んでしまうのはかわいそう」などの文章や、「ハチドリ
のとった行動は素晴らしいと思いました」など、その他の意見も
総称して、私は心から滲み出る程の感動と勇気を子供たちから頂
きました、本当に感謝しております。本事業を行ったことで子供
たちの心に少なからず刻み込まれたと確信に至ることが出来まし
た。
11月事業では、15名程度ではございましたが参加された方全員
と、小さいお子様から大人までマンツーマンの時もありました
が、事業形式に囚われないで顔と顔を向き合いながら、そして一
人ひとりと会話をしながら、同内容にで最後まで真剣に取り組み
ました。
そして、これからも長い道のりを歩む子供たちにとって、その
生き生きとした表情を生涯失うことのないよう、時代(いま)を
生きてきた我々大人としての責務や反省と認識し、持続可能な発
展(今を生き、明日(未来)を考える)という概念の下、それを
忘れることなく邁進していけたら、一歩づつでもそれはすべての
環境づくりに好転し、解決に繋がると私は確信しております。
今回の事業に際しましてご協力を頂きました、各小学校の校長
先生並びに担任の先生方、協力なくしてはできませんでした、市
教育委員会様、そして、4月委員会事業の時から大変お世話にな
り、多大なるご尽力をいただきました、辻 信一先生、また長期
に渡り各事業の相談役となっていただいた馬場直子様、それを支
えてくれた、各団体や市民の方々、そして自分の意見をを素直に
取り入れてくれた奴奈川青年会議所メンバーの皆様に厚く御礼申
し上げます。ありがとうございました。
最後になりますが、一年間を振り返り、絶えず影から支えてく
れました、クリキンディに心から敬意を称し、ハチドリのひとし
ずく〜今私にできることを明記し、報告とさせて頂きます。
一年間ありがとうございました。
ハチドリのひとしずく〜今私にできること
森が燃えていました
森の生き物たちはわれ先にと逃げていきました
でもクリキンディという名のハチドリだけは
いったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴づつ運んでは
火の上に落していきます
動物たちがそれを見て
「そんなことしていったい何になるんだ」
といって笑います
クリキンディはこう答えました
「私は私にできることをしているだけ」
監修 辻 信一
『地球の冷やし方〜私にできること』(ゆっくり堂)
2009年11月30日
におかれましても、お忙しい中、最後まで子供たちと向き合って
気持ちですが、私にはこれ以上の感想は出てきませんでした。
今後もこの様な転機がおとづれ変化が現れるときには、恩返しに
できればと考えます。
