ただいま大学院生室です.
今夜から,1回あたり写真3〜5枚でチャリンコレポート掲載します.
コメントやアクセス数等,好評であればシリーズ化も検討しますので,閲覧者の皆様の声を聞ければ幸いです(写真が見られない携帯利用の皆様は申し訳ありません).
家に帰り次第執筆しますが,日付が変わる頃になるかもしれません.
第1弾は青森は田代元湯突撃編です.


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8月某日,ぼくは青森市の銅像茶屋にいた.ここはかの有名な雪中行軍死の彷徨の舞台・北八甲田の真っ只中にあり,後藤房之介伍長の銅像が後世に悲劇を伝えている.青森ではちょっとした心霊スポットで,カプールの彼女がトイレに行っている間,彼氏が待つ車を兵隊がとり囲み,彼氏が恐怖のあまり逃げ出し翌日ここを訪れたところ,彼女が白髪の老婆に変わり果てていて今も入院中である,などの都市伝説(でたらめ)がある.


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青森の平野から登ってきた僕は引き続きこの県道を十和田方面へと雪中行軍の道程に従い向かっていく.この県道を恐怖スポット視する友人もいるが,自分にとっては車なら極端に法定速度違反をせずとも下道で青森・八戸間100分切りを余裕で狙える超快走路の一部という認識である.東京から友人が来て,十和田湖を見せるなら観光メインルートである南側の国道,新幹線の八戸駅まで見送りならこの北側の快走路を使うはずだ.ぼくはこの日,田代元湯へ向け初めてチャリンコでこの快走路を味わうこととなった.


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田代元湯へは上の快走路から駒込川の谷底へ向かうこの林道へ折れなければならない.現在ダムの建設中(冬季は休工だろうか)であり,本ブログでは林道への分岐案内はしないものとする.林道を走る上での注意点は,未舗装であることよりも建設時の規格が国道や県道とは異なり非常に急勾配である点だ.つまり,チャリだと田代元湯へ向かう時は涼やかな下りな訳だが,帰りは風呂に入った意味が無くなるくらい汗だくになるわけである.


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林道を下るとダム湖岸道路の建設がされている地点に出る.そこでダンプの誘導をしている作業員の方に話をして通させて貰うが,ぼくより30歳は上であろう彼もこの先に田代元湯があるということは知らなかったようだ.なお写真の地点は湖岸道路交差点よりさらに下った場所であり,ダンプが通らないためか,先ほどより路面状況が悪化する.そう,なぜ田代元湯へ向かうこの道が徐々に悪化するのかと言えば,実はこの温泉は既に廃業しているため訪れる客が皆無に等しくなっているためである.昭和56年の道路地図には掲載されている田代元湯の文字も,現在の地図からは抹消されているのだ.


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程なくして林道の自動車での進入可能最奥地点の広場に到達する.そして田代元湯方面への廃道(ただし登山道としては現役)にはこの看板が出ている.ぼくは,駒込川ダムの完成によって湖底に沈む運命の田代元湯へ向けさらに進まなければならないのだ.かつて,雪中行軍が目指し,猛吹雪のために到達できなかった田代元湯(一説では田代新湯,こちらも廃業)へと.
<2へ続く>
blog_ranking←ご愛読ありがとうございました。