July 03, 2011

TOTO ライブ

日本公演が東日本大震災の影響で秋まで延期となったTOTOのヨーロッパツアーが6月21日、ベルギーからスタート。6月26日のロンドン公演に参戦してきました。
Joseph Williamsの声は極めて安定していて、ハイトーンもきれいに出ておりましたが、それ以上にびっくりしたのはDavid Paich。数年前の日本公演時には全然ボーカルがいけてなかったのに比べ、これまたほぼ完璧。Steve Porcaroの踊りながらのキーボードプレイを観るにつけ、TOTOの偉大さを再確認。Lukatherの、貴方が凄いギタリストなのは存じてますから、ジミヘンばりのギターソロは、もうやめて下さいというようなことも今回はなく、かっちりまとまったセットリストでした。
日本公演前なので、詳細を読みたくないという方以外は続きをどうぞ!


Child's Anthem-Till The Endで幕を明ける今回のセットリスト。Josephを据えてのライブということで、Pamelaは勿論、Somewhere Tonight、I Can't Stop Loving You、そして隠れ名バラードのLeaとJoseph在籍時の代表曲を堪能。Home Of Brave、AfricaでDavid Paichの復活した歌声を楽しみ、Georgy Porgeyでは、ファンキーなLukatherがそこにいました。ルーゲーリック病と戦うMike Porcaroに捧げる曲としてSteve PorcaroのペンによるMichael JacksonのHuman NatureのカバーをJosephが美しく歌い上げるのを聴くと、Bobby Kimballに比べJosephの声質は、何て表現していいかわかりませんが、上品なんだよなと感じます。アンコールは、Hold The Lineですが、ロンドン公演には、Steve Lukatherのご子息、Trevor Lukatherが登場、親子でバッチリ、ソロを決めてくれました。欧州大陸に比べてイギリスでのTOTO人気は低く、ロンドン公演1公演のみで他都市の公演はなく、2公演あったオランダのアムステルダムや、複数都市での公演がある北欧、スウェーデンのストックホルムは7000人以上クラスのべニューが超満員となるのと比べると、熱狂振りは負けていたかもしれませんが、アリーナはオールスタンディングでありましたが、結構前で観れて(イメージ的には、東京国際フォーラムで言えば前から10列目ぐらいのど真ん中で観れた感じ) ラッキーでした。日本の皆さんも9月の公演を堪能下さいね。

aorclub at 16:35│Comments(0)TrackBack(0) Live Report 

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