どうする?仕事更新されましたー!
(振り返り記事が遅くなってしまった…(;´Д`))
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続きはこちら!


今回は「仕事」の回です。

患者も患者家族も仕事の仕方を変えたり、考え直したりする事だと思います。
がんは長く付き合う病気です。
手術をして、目に見えるがんを取り除いたから「はい!なおった!」とはなかなか言えず…

最低5年ほどは特に体調に気をつけて生活を送りたい…そう思う方も多いと思うんです(うちはそうです)
ちなみに、なぜ5年なの?というと

がんの生存率では、なぜ5年が目安になっているのですか

およそ、平均としての5年というわけなのです。
(病院でも5年は定期的に詳しい検査を…と進められるケースが多いと思います)

とりあえず手術でがんをとりのぞいたら、見た目は元気になったりします。
当然追加の治療をしたりすればお金もかかるし、将来の不安も病気とともに考え直したりする。
そしてなにより、やはり「社会とつながっていたい」という気持ちも大きくなるんじゃないかなぁ…と思います。
(私は割りとそこ大きくなりました)

そして、それを支える家族も働き方を考え直す機会も出てくると思います。
私の1経験ですが、どう「働く」に気持ちや行動を戻していったか(今も模索中ですが)書いていこうと思います。


1:とりあえずまず最初は落ち込んだり喜んだり、不安だったり…気持ちのまま味わう


ずっと、どんなテーマを描いていても燻っているのが「その時感じた感情を塞がれた」という
悲しみのようなものが私にはあります。
 「前を向いて」「切り替えて」「明るく」「看病なんて偉いね」
言われる言葉です。不安を口に出そうものなら最終的結びはこれにつきることが多かったです。

私も話を聞く立場になると、あまり深く考えずにそう結んでしまうことがあるな…と思うのですが
前なんて向けない、切り替えなんて瞬間は出来ても突如また漠然とした怖さが襲ってくる、明るくなんていられない、偉くなんてない
マイナスな感情を口に出せば出すほど、プラスの方向に切り替えなきゃ!と言われて
状況を変えられないどころかプラスに考えれない私はなんてダメなんだろうか
こんなんで家族を支えていけるのだろうか…?
出口の無い感情に苛まれました。
 
なので、もう落ち込むときはとことん落ち込んで、
「もう大丈夫!」と思っても落ち込む夜もあると思います。それも当たり前で良いと思うんです。

私は、無理矢理押さえ込んでも解消しないな…と気づいてから
落ち込んでいる、辛い、苦しいときは「苦しいなぁ」「焦るなぁ」と一人部屋で声に出してました。
 声に出すことによって「私は辛い」ということが少し客観的に聞こえ、
自覚する事によって無理矢理 自分の感情から目をそらすよりよっぽど楽になりました。

2:公的機関を頼る
 
かといってずーっと一人でつぶやいている訳にもいかず。
あまり頻繁にやると、今度は自分の声で落ち込むこともあったので
「私は焦っている」と自覚してからは、今度は公的機関に目を向けました。
お金はかかる!ならどんな補助が受けられるのか?

がん患者さんにぜひ利用して欲しい 「障害年金」 

障害年金を受けるための交渉術
 
社会復帰をするためにも公的制度を上手に活用しよう

患者さんが働きながらお金を受け取れたり、休職しながらお金を受け取れる制度は割と周りにあることを知りました。
家族は「患者にその権利があるか?」の下調べをすることが出来ると思います。
ただ、これらの制度は「申請しないともらえない」場合が多いので
がん支援センターや公的な場所に相談するとよい、と学びました。

相談するときは、第二の患者さんも落ち込んだりパニックだったり頭が回らないことが多いので
私はちゃんとした顔をせず、相談員さんとかに
「私は今とても頭がパニックで回りません。何度も聞き返してしまうかもしれませんがよろしくお願いします」と最初に宣言してしまいました。

しっかりして見えると、通常の人の対応をされることもあったので
私は今通常時のメンタルではありません」と最初に言うことで、相手の対応が「非常事態の人間に話すモード」にかわり、相手もイライラさせず、私も落ち込まずにすみました。
積極的に「私は今ポンコツである!」と言う事を覚えました(笑) 

3:上司、同僚、必要な人に言う
2で「公的な所から援助はでるか?」を知ったら次は自分の職場をどうするか…を考えました。
私は漫画家という自営業なのですが、漫画の収入が無いときは他の漫画家さんのお手伝いをしてお金をもらったりしています(アルバイトのような感じです)
家族の体調が急に悪くなった、検査が追加された…色々今までとは違う対応を求められる事があると思うので
患者(オット)に「対応を求められたとき、私はどこまで動くべきか」を確認し
患者(オット)が「誰にオットの病気の事を打ち明けてよいと思っているか」を確認しました。

患者さんによって「オープンにしていいよ!」と言うタイプと「○○は良いけど××まで言うのはちょっと…」と要望があると思うので
なるべくその要望がかなう事を第一にしました。
 
それでも、言うべき人には言わないといけないので、私の基準としては
直の仕事のやり取りがあり、私が突如抜けると大きな迷惑をかけてしまう
最終的な決定権をもっている上司
 はどうしても伝える旨をオットに納得してもらい
 プラス漫画の担当さんにも伝えました。

4:それでも大変なときはもう大の字で寝る
1~3をいったりきたりしながら(よく1の気持ちに戻りました)
今やれることをやっているつもりでしが、それでもしんどい、焦る、理解を得られないことは多々ありました。
ヘトヘトになって帰ってきても脱力感が襲う……もう、そうなったら寝る!寝よう! 寝るしかない!!
食べるのもお酒を飲むのも最終的にあまりプラスにならないなぁ…と感じたのですが
寝るのだけはマイナスにならない、と気づいてから眠れない日は目を閉じて横になる
寝れそうならもうむしゃくしゃしても寝てしまう。布団に入ってしまう。
 
個人的にその他オススメなのは

・本を読む(なるべくフィクションとかの今と関係ないやつを読みました)
・私は漫画を描いているぐらいなので、妄想がとても好きなので、目をつぶって全然関係ない妄想をする(凄くくだらなければくだらないほどOK)
・頭がイライラや悲しみでいっぱいの時は目をつぶって頭の中に歌の歌詞を思い浮かべる。
(カラオケの歌詞画面のようなやつを思い浮かべる)
心の中で歌い、頭の中で文字をおっかけていると悩みを考える空きがなくなるので堂々巡りの悩みの時はよくやりました

です。



1,2,3,4と克服してステップアップしていくというより1~4がぐるぐるめぐってくる感じで
よく1の気持ちに突如苛まれていました。


終りに:それでも状況は変る
漫画でも描いたとおり、状況は変ります。
私は自分が思ったより早く変ったな…というのが実感です。
そして「笑わなきゃ!」とか「明るくしないとダメよ!」といわれ続けましたが
とくにそうしなくても変りました(笑)(今もふとした瞬間クヨクヨ、グチグチしてますし!)

働くこと、お金のこと…最初は出口の無い真っ暗闇に放り込まれた錯覚におちいるかもしれません。

もし今「真っ暗闇だ」と思ってる第二の患者さんがいらっしゃいましたら
これだけは声を大にしていいたい。「変ります!
4話のNちゃんの言葉だけでも読んでもらえたら…と思います(´∀`)