新宿のプレス屋 青谷製作所 社長ブログ

日々感じた事や、今の想いをその時感じたままを素直に書きたいと思います。

創業60年の技術と信頼を金属に込めてチーム・企業の発展を応援する青谷製作所 社長ブログ。
和の象徴である社章,メダル 企業ロゴバッジを製作する made in japanの物作りの現場から発信します。

2010年05月

made in JAPAN を思う

今日、中古のパワープレスを仲間のプレス工場からの頂き搬入しました。

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そこの会社は工場部門を閉鎖し営業部門のみ営業される様です。

30年以上のお付き合いがある会社さんですが工場を閉鎖されると聞いた時はとてもショックでした。


この不況で、沢山の工場が廃業していきます。
とてもさびしい現実です。日本の物作りはどうなるのだろうかと不安になってきます。
技術は年季が必要です。1年やそこらで覚えられる物ではありません。
何年、何十年かかって覚える技術もあり、その会社にしかないテレビには出ない地味ですばらしい技術が有ります。
代々引き継がれていくべき技術が、誰にも伝えられず途絶えてしまいます。
もう一度やろうなんて簡単には出来ません。
一度終わってしまったら中々取り戻せません。もしかしたら、日本では無理かもしれません。

大手メーカーさんの部品などは、全てを大手さんが自分で作っているのではなく外注です。
その外注先は海外にシフトしています。


私は良く思うのですが、大手さんの景気が良くなっているというニュースを聞くのに世の中ではそれが全く感じられないという話しを聞きます。
 

これは日本を一つの会社と考えると、大手さんは営業部門です。
営業売上は良いが社内にほとんどお金を落とさず外注(海外)に廻ってしまってるからなんだろうと感じます。
外注先(海外)がおかしくなったらどうするんだろう?
また、日本でやろうと思っても出来る職人辞めちゃってるし・・・。

先日、大手メーカーさんの中国工場で、日本人と同じ給料を払え!とストライキになり生産ラインがストップ!!なんてニュースを聞きました。

 
時々これでいいのかなぁ?と思います。
日本は食料の自給率も低いと聞きます。
世界に日本はどうやって貢献するのか?と疑問を持つ事もあります。


てな事も考え悲観的になる事もあるのですが、あまり大きく考えすぎると自分の足元が見えなくなるのでやめときます。

 
今、自分に出来ることを精一杯やる!!
これだけですね。

ただ、仲間が辞めていくのはとても寂しいです。

金型が何故か割れてしまう?

5月に入ってから金型が原因不明で割れるという、私達にとって一番怖い金型破損が5件続いている。

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上の画像の様にクラックが入ってしまいます。


金型はSK材という「焼き入れ」をし硬度を上げる事ができる金型土台を使い、彫刻後に焼き入れを行います。

原因を探っていきます。
彫刻工程ではクラックが出る事は考えにくく、調べたところやはりクラックはありません。

あと考えられるのは、鋼材不良です。
硬度計で焼き入れ硬度を測定してみます。
問題無い硬度で焼きが入っています。


あとは焼き入れの工程手順です。

焼き入れは協力工場さんで行っているのですが、急きょ連絡です。
プレス屋は金型が無いと仕事が出来ません。
今日はお休みだったようですが休日出勤して下さり、金型の応急処置と原因解明にあたってくださいました。感謝です。

 

焼き入れ工程は1日掛けて行います。
まず、金型土台を800度まで熱して焼きを入れます。
真っ赤になった土台を油に入れて一度冷まします。
このままでは金属が硬すぎて粘りが無く割れてしまうので、200度の熱で半日かけて焼き戻し作業を行います。

割れの原因は色々ありますが、温度が高過ぎても駄目だし、急激に冷やし過ぎても駄目です。季節によっても違います。

色々原因を探ってみてくださってますが、結果は明日にならないと分かりません。

 

聞くところによると、先月末に焼き入れ炉を新しくしたとの事です。
まだ原因ははっきりしませんが、今までと変わった事と言えばここです。

機械には必ず癖が有ります。その機械の癖を知った上で作業をするというのが大切なのですが、もしかしたら機械の癖が悪いように出たのかもしれません。

 取り急ぎ、クラックの入った金型はリカバリー可能でしたので「焼きばめ」という方法で修理していただきました。

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問題無く使えそうで、よかったです。
焼き入れ屋さん、ありがとうございました。

笑顔の力

昨日の深夜、NHKをふと見ると松田聖子さんの30周年の番組がやっていたので懐かしんで見ていました。

アイドル時代の歌を、現在の松田聖子さんが歌っていました。

「声が以前より出てないなー、昔はこの辺もっと高い声出てたよなー」
なんて生意気なこと考えながら見てました。
歌音痴な私が言うのは大変失礼ですが、歌っている最中は正直、昔の方が上手いなと思って聞いてました。

ですが、最後のエンディング部分です。
松田聖子さんが歌い終えた瞬間に見せた笑顔がとても楽しそうで、うれしそうだったのです。
それを見て 「 あー、この人歌が本当に好きなんだなー 」 と感じ、こっちまで幸せな気分になり、その瞬間にさっきまで
「昔の方が上手い」
なんてクソ生意気なこと思っていたのが180度ひっくり返って

「すばらしい!!やっぱり松田聖子だー!!」

と思ってました。

自分の好きな事やってる人、楽しんでる人にはやっぱり勝てません。
相手を納得させてしまうエネルギーが有ります。

私もそうありたいと願った昨夜でした。

心と体のバランス

男40歳を前にすると、体力が低下するのであろうか?

自分の周りを見ても、実際今まで健康だった人が急に具合が悪くなりがちだったりしている。

周囲の人達も「もう若くないんだからさ~」と余計なお世話を言ってくれる。

そんな事を見たり言われたりしていると「そうかもしれないな~」と思い始める。


今週は、そんな気分で過ごしていたのである。
昨日は寝不足だったから「今日はセーブしよう、俺は疲れているはずだ。」と勝手に思ってしまう。そしてその翌日も「1日では疲れはとれないのかもしれないなぁ。」と、またまた勝手に考えている。
そんな気持で過ごせば当然仕事も乗ってこない。


何かおかしい。体が「疲れてないぜーっ!」と言っている。
だが、気持が疲れたと言っている・・・・???
心と体のバランスが崩れて自分自身がおかしな状態になっている。


気付きました。私、元気です!!


これで、もう元通り。

なんか、力が湧いてきました。よしっ! 仕事頑張ろっと!!

僕、かなり単純なんです(笑)

社章

img_thumb社章の製作について紹介します。

社章とは社員の証であるバッチのことです。

社章は会社の顔であり個性、品格を表す重要なアイテムです。やはり、皆さん仕上がりをとても気にされます。

ピンバッジのとは違い、重厚感が必要なバッジです。

その為、金型の彫刻を深くし立体的な凹凸を出します。ここが後々の工程までを含み重要なポイントとなります。この凹凸が後工程のブラスト、バフ磨きの工程を可能にしています。

作業工程は、
①まずは深みのある金型の作成です。金型をイメージ通りに作れなければ良い品物は作れません。イメージを数値化する経験と勘が必要となります。

②この金型を使いフリクションプレス加工を行います。この時注意するのが模様をしっかり出す事です。時に模様が一回のプレス加工では出きらない為、一度材料に火を入れてナマシた後、再度プレスする事もあります。

③模様の出た材料は余計なチリ部分が有るので、それを社章の外形に合わせてトリムする抜き工程を入れます。

④抜き加工後、裏に金具のネジ又はタイタック針をロー付けし形状が出来上がります。

⑤この後は全面にブラスト処理(艶消し)を施し、バフにより凸部のみを鏡面に磨きあげます。ここで、金型の凹凸が役立つのです。

⑥最後に金メッキ又は銀のメッキをして完成です。

大雑把に書きましたが、小さなバッチでもいくつもの工程が必要で、通常最低2~3週間は必要です。

人物メダル

名称未設定-28今回は頂いた写真をもとに、その方の記念メダルを製作しました。


人物のメダルは、似てる似てないが出るため、手直しが入る事が多く、とても難しい仕事といえます。

まず金型を作るのですが、いきなり金型を作るのではなくベークというプラスチックに、金型の元となる原版を作ります。この原版をご依頼主様に確認を取りながら作業をしていきます。製作はタガネによる手彫りの作業となり、時間と根気が必要です。この原版がOKとなれば、これをならい金型を彫刻していきます。

実際には奥行きのある人物をメダルの厚みのデザイン部分内の2~3ミリで凝縮し凹凸表現します。特に髪の毛の1本1本の感じが出る彫り方や、人間の目は白眼と黒眼が有り、それを凹凸でそのまま表現すると眼がギロギロしてしまい、それを柔らかく表現するのがとても難しいのです。この作業は技術の他に感性が必要です。

フリクションプレスの工程も傷が入らないよう、細心の注意を払い作業していきます。

ご依頼者様にお見せしたところ一回でOKとなり、とても喜んで下さいました。

 

メダル詳細

真鍮製 フリクションプレス加工 梨地 ブロンズ仕上げ

 

ご依頼者様は新潟県の塚田さんとおっしゃる方で、新潟では学校給食に出される有名な牛乳屋さんを経営されています。今回は、塚田さんのお母様の記念メダルで医学研究事業に多大な貢献をされた立派な方で、私の母も新潟出身で勿論知っていました。
そして偶然にも新潟ではご近所さんでした。

更に塚田さんの妹さんと、私の母の友達が今でも付き合いがある親友だという事で、すごい偶然が重なりびっくりです。

 塚田さんは、たまたまWEBで弊社のホームページを見つけたそうです。こんな偶然って有るんだなぁと感心しました。

持ちつ持たれつ

huryouhin物を作る上で必ず出るのが「不良品」です。

勿論、理想は不良率0%ですが人間のやることですから出てしまいます。

今回、20000ヶの不良の山が出来てしまいました。
納期に何とか間に合わせようと焦ったり、ちょっとしたケアレスミスで「ドカッ」と不良が出てしまう事が有ります。

誰もわざと不良品を作ろうと思って仕事する人はいませんし・・・。
そういう状況を注意する加減ってすごく難しいですね。

物作りは、沢山の工程の職人さんの連携で一つの製品が出来ます。
時には自分が不良を出し面倒見てもらう事もあります。
ここで目くじらを立てて怒る訳にもいきません。
決して「なあなあ」でやっている訳でもありません。
物作りとは、そういうもんだという事ですね。

ただ、20000ヶは・・・  涙が出ます。



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